シニアは結婚しないで気の合うシニア女性と共同生活をするほうが幸せでは?

70歳以上になると仕事を見つけて働く事が辛くなる。伴侶が他界して一人になり、孤独な生活を始める人も多い。もっと楽しめる人生がないかを求め始める。その意味合いでシニアの婚活はこれから注目されるだろう

伴侶を失ったシニア女性は、経済的に苦しい場合が多い。できれば、伴侶を失ったシニア男性と一緒に生活をしたいと願っている。シニア女性は、経済的安定をシニア男性に求め、シニア男性は孤独を避けるために、身の回りの世話をお願いするためにシニア女性を求める。

伴侶を失い一人で困ったシニア同士がお互いの問題を解決するためにシニア婚活をする。注目されるのは「事実婚」と「通婚」である。婚姻届で再婚するよりもお互いのリスクを低減できる。

法的な再婚ではなく、自由意志による男女共同生活

財産があるシニア男性は、お金で困っているシニア女性の憧れの的になる。年金で生活に余裕がある裕福な老人であればあるほど、孤独から逃れるために気の合う異性を求め始める。若い女性は無理でも自分の年齢よりも若いシニアの女性。伴侶を失い生活の安定を求める女性が対象になる場合が多い。共通する経験があり、話題の面で話しやすいからだ。お互いに健康と老後の生活に共通の話題がある。

同棲、通婚、事実婚による共同生活

私はシニア同士の結婚は必ずしも法的な手続きをしない自由意志による共同生活で良いのではと思っている。法的な結婚手続きをすると遺産や相続問題が発生するからだ。

余生を一緒に生活を共にすることでお互いのニーズを満たし合えば問題も少なく平穏な老後生活が送れるのではと考える。例えば、こんな約束事をして共同生活を始める。

  • お互いが求めるものを明確にして交換条件を決める

経済的に余裕があるシニア男性ならば、共同生活をする女性の生活で発生する費用負担を交換条件に女性に身の回りのお世話をして頂く。女性にとっては、安定した衣食住が出来る。孤独な2人ならば、共同生活で孤独から逃れられる。女性が受け取る年金は女性のお小遣いになるようにすれば金銭的に魅力的だろう。こんな条件で共同生活が出来るパートナーが見つかれば幸せになる老人たちが増えるだろう。

ポイントは、一緒に生活をしたいパートナーを見つける時に自由意志による交換条件で相手を探すということである。 同棲、通婚、事実婚という婚姻届なしの共同生活を成功させるにはGive & Takeの交換条件を契約書に落として片方が他界したときに残されたパートナーが困らないようにすることである。

シニア婚活の活動をする前に自分が望む共同生活のための交換条件を覚書として用意する。そのフィルターで候補者を探す。

同棲、通婚、事実婚のパートナーが他界したとき

高齢者が再婚する時にいつも問題になるのは遺産と相続問題である。この部分を解決できれば、純粋に第二の新婚生活を送れる。一緒に生活する所に価値を見出す結婚が可能になる。遺産や相続問題を最初から取り除くには、共同生活の交換条件を提示して契約することである。 一般的な契約であるので相続問題を意図的に避けることが出来る。 

共同生活のための交換条件としてパートナーが他界したときに残された相手の生活保障をどうするかである。住居と生活費が課題になる。通婚の場合はお互い住む場所を確保しているので問題がないが、同棲や事実婚の場合は今まで生活をしていた住居と生活費が問題になる。

老後の生活資金で困窮するパートナーが残された場合、どのような条件を交換条件の中に入れておくかである。この辺をシニア婚活活動で話し合いながら決めるしかない。感情よりも現実的に物事を考えて条件として決める。

結論

健康で生活に困っている元気なシニア女性は大勢いる。男性よりも女性のほうが長生きするからだ。シニアが一緒に生活する上で結婚という形式は必須ではない。どちらかが他界した時点で今までの共同生活は崩壊するが、その時にどのような保障をお互いにできるかを決めておけば良い。 

お金がある男性が他界したならば、パートナーの女性に今後の生活で困らないだけの月額生活費を支給すると言った取り決めも出来る。後は、支給する期限を設定するだけだ。その間にその女性は次の新しいパートナーを見つける事が出来る。 

ベルギーでは、結婚をしていない男女の家族が多い。子供も生まれて一緒に生活をしている。結婚しないで共同生活をするほうが節税になるからだ。一緒に生活をして助け合えるつながりがあるならば、結婚という形式は必ずしも必要ではない。  

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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