昨年から自分の歯の健康を維持する意味で年に1回予防歯科に行っている。老いて来ると歯を失い始める。個人差はあるが、部分入れ歯から全入れ歯にする人も増えてくる。食べ物を噛むための歯がなくなると直接健康に影響する。口から入る食べ物を消化しやすくするための歯であるので、失わないように健康管理をする必要がある。
虫歯予防で重要な事は(1)歯磨き習慣と(2)歯ブラシ粉のフッ素濃度である。フッ素の効果は3つある。
- 歯質強化
- 再石灰化の促進
- 細菌の酸生産抑制
普通の歯ブラシ粉ではフッ素濃度が高くない。高くでも950ppm程度である。もっと高濃度のフッ素が入っている歯ブラシ粉を使えば虫歯予防が強化される。
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洗面所の鏡の前で顔を見る。顔の皮膚はシワだらけ。皮膚に張りがない。シワを指で無理やり伸ばした顔は若い顔になる。子供の皮膚のように弾力性が無くなってしまっている。体が老いて来ている67歳の私である。この老いを出来るだけ遅らせるために筋トレを習慣にしている。週2回2時間ぐらいゴールドジムで筋トレをしてアンチエイジングの成長ホルモンの分泌を増やそうとしている。
成長ホルモンはシニアのアンチエイジングを促進する。シニアだけでなく、人間であれば誰でも成長ホルモンのお陰で生き続けられている。成長ホルモンは、歳を取るにつれて分泌が減少してくる=老化が進むのである。
良い事が一杯ある成長ホルモンは、一体どのような作用を体の中で行っているのだろうか。
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平成27年の国勢調査で60歳以上で配偶者をなくした人は約909万人(男性154万人、女性755万人)である。60歳代で4~11%、70歳代で12~30%だそうだ。「没イチ」の人たちがこのぐらい居るということになる。
令和2年の国勢調査では下記のようなデータになっている。平成27年とあまり変わっていない。

配偶者で死別した人は圧倒的に女性が多い。男性の寿命が短いからだ。一方で男性の方が生き延びた場合、孤独に陥る高齢者が多くなる。シニア男性は、女性ほど地域に根ざしていないため周りに話し相手が居ない。料理も作れない、洗濯もやったことがあまりない、家のどこに何があるかも分からない。困ることだらけで「没イチ」の生活が始まる。
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「アダルトメーカーが介護分野に進出」 という記事を読んだ。高齢者の性欲が介護施設でのセクハラ問題を起こしている。この問題は、介護施設では日常茶飯になっている。セクハラ被害の多くは、若い介護ヘルパー女性だ。老人だからもう性欲は無くなっていると多くの人は当たり前のように思っているが、性欲は本能に根差しているため無くならない。
性欲には個人差がある。性欲が強い老人は男女を問わず自分の欲求を制御できなくなると恥も外聞も気にしない行為で出てします。そうなる前に上手く自分で処理できる方法や環境を介護施設側で提供したらどうか。老人のセクハラ行為を減少させるには色々な方法を試行錯誤で試す必要がある。
老人ホーム、介護施設の女性介護ヘルパーへのセクハラ防止
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シニアの男性は65歳以降をどのような人生にするかで余生の楽しみ方が変わる。経済的な制約はあるかもしれないが、自分の時間を自由に使える身分になる。もう一度、大学に戻って別の学問を学びたいと思えば「学びの道」に入れる。定年退職と同時に離婚をしてしまったシニアは、「新しい人生のパートナーを捜す道」もある。65歳からはキャリアパスがなくなる。終活の道を自分で作っていく必要がある。
残りの人生は命が終わるまで続くが、与えられた時間を満足が行くように使いたいと願っている。羅針盤があれば良いが、誰もそれを教えてくれない。最後は全て自分で決めて行動するしかない。今の体が言うことを聞かなくなったら人生の終りが近づいていると思うべきである。
肉体があるから魂が宿れる。老化で肉体が老いれば、この世界での活動も制限される。自分の意志で自由な活動が出来なくなる前までにやりたい事はやっておきたい。65歳を過ぎて何もやることが見つからないと嘆くシニアはメモ帳に夢を描いてみることである。
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年金受給者が仕事をしていない場合、生活が苦しくなると言われる。将来的に年金は減額されていく事が一般常識として知れ渡っている。生活費で困らない程度の収入を得たい。体を使った労働は年齢とともに出来なくなるので頭を使った仕事を見つける必要がある。インターネットで月額10万円以上稼げれば最高だ。
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65歳を過ぎる頃、後の10年をどの様に過ごせば良いかを考える。年金を受給すると必死になって働く必要が無くなる。フルタイムの仕事からパートタイム、アルバイトの仕事に変えるシニアからNPO団体で仕事をするシニアまで色々。
人生の目標や生き甲斐がないシニアならば、老後の生活を充実させる過ごし方を見つける必要がある。私たち人間は、尻を叩かれないと腰を上げて歩きださない。誰もが生きている時間を失っている。後、どれだけ生きられるか誰も分からない。分からないから死ぬのを待っている。
残りの人生を受け身で待つのか、積極的に開拓して時間を有効に使うのかで自分の人生の見方が変わる。私は責の人生を歩みたい。他界するまで目標を決めてそれに向かって行く。目標があると精神的に安定する。生活も生き生きしてくる。
目的のない生き方はつまらない。動けるまで動いて自分の生命を全うしたい。それが生きている人間に与えられた神からのギフトではないかと思っている。
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会社を卒業した元会社員がビジネスを始めるには、ビジネスの種をどう探すかである。定年退職後に独立を考えている60歳代のシニアは自分に頼る人生を始めることになる。60歳で転職できても65歳で仕事を失う。そんな運命がある。
60歳代というのは考えさせられる年齢である。体力は衰え始め、雇用の機会は減少し、自分で生活費を稼ぐ世界に追い出される。会社員の人は経験のない環境で精神的に苦しめられる。自分の人生の総決算が定年退職を迎えた時になる。60年間、一体何をスキルとして身につけてきたのか、その能力でお金を稼ぐことが出来るのか。
会社に勤めなくても一人で稼げればそれが一番。自活が出来る人は60歳代でも問題を抱えない。あとは何時まで働き続けるかが課題になる。
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NPO団体のグループ定例会に参加したときに感じた事が有る。平均年齢72歳のNPO団体のメンバーは、何を求めてこのNPO団体に参画してくるのだろうか。220名以上のメンバー全員がアクティブにNPO団体の活動に参加していないが、一部のメンバーはこの団体の活動を生き甲斐にしている。
当時62歳の私は、他のメンバーから「若いねぇ~!」と言われるぐらいだ。60歳代の私と70歳代のメンバーでは、見た目も体の動きも相当違いがある。
だが、この団体での活動を生き甲斐にしている70歳代の人たちは、どう見ても現役の会社員のようだ。見ていて羨ましい。私は、本業があるのでNPO団体の活動には深く入れない。定例会に参加して自分で取れない社会の情報を得ているくらいだ。
70歳を過ぎたらどこに自分の居場所を置くか、NPO団体を探して顔を出して違った世界を味わうのも手である。
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