人手が必要な業界の一つ、コンビニ業界は積極的にシニア層の人材を雇用し始めている。特にセブンイレブンとローソンはシニアに合った仕事環境を整えようとしている。
コンビニで働き始めたシニアがすぐに辞めてしまう現象がある。コンビニ業務は多岐にわたり、公共料金の収納代行から宅配の受付、品出し、フライヤー(揚げ物商品)の管理、清掃など、マルチタスクは当たり前になってきている。そんなシニアを辞めさせないためにセブンイレブンでは仕事の分業をしている。
- レジ担当業務
- 発注・売り場作り
- 清掃
シニアを雇用する上で年齢制限はない。健康で体力があれば誰でもアルバイトが出来る。直ぐにでも働きたいというシニアはコンビニでの仕事に挑戦してみてはどうか。雇用される立場であるのでバラ色の仕事ではない。今の自分の能力と体力で対応が可能かどうかを試してみる価値がある。
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63歳になって4ヶ月目に体に不具合が起きた。悩ませていたことは親指のばね指である。原因は分かっているのだが、治るまで時間がかかる。親指の第一関節を曲げるときの痛みが左親指にある。右手の親指は第一関節を曲げられない。左手の親指元あたりに軽い炎症と痛みがある。これが原因で第一関節を曲げる時に痛みを起こす。
右手の親指は徐々に完治し始めた。親指元あたりの炎症も和らいでいった。この炎症が治れば親指第一関節を曲げるリハビリを入浴時に始める事ができる。あと、1ヶ月ぐらいはこのままの状態で炎症が収まるのを待つ。
左手ヒジ関節あたりに発生している腱鞘炎はまだ、治っていない。重いものを持ち上げると痛みが発生する。この炎症は、もう、3ヶ月以上も続いている。ちょっとずつ、炎症が収まってきている。
一つ歳を取る度に体の何処かが不調になるのではないか。本当に老化が私の体に起きている。筋トレを毎週2回やっていても老化は進むが、不調が起きるのは使っていない筋肉が多い。筋トレや実生活でいつも使っている筋肉は異常がない。筋肉関連の不調は使っていない筋肉を鍛えると体の不調を予防できる。
来年、68歳になる私の体は筋トレのおかげで枯れていない。食欲もあり、定期的な筋トレで筋肉量を少しづつ増やして行っている。筋肉の筋を痛めることがなくなった。63歳の時に経験したばね指も消えてしまった。肘関節に起きていた痛みも知らないうちに消えた。今は体に何も異常を感じていない。
65歳を過ぎると健康を必要以上に意識する。自営業者であるので体を悪くすると仕事が出来なくなる。会社員のように有給で休めない。仕事をしなければ売り上げは増えないし、減っていく。老化と闘いながら働き続けっられる体力と健康を維持しなければならない。
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いつも立ち寄る駅近くにあるスーパーマーケットで研修社員が先輩たちの指導下でレジ打ちを体験していた。数人の若い男性がレジでお客さん対応をしていたが、女性と比較しておぼつかない。自宅で家事をする家内の行動を見て女性はマルチに仕事をする事が出来るが、男性は一つの事に集中して一つづつこなして行くのが得意だ。
若い男性研修社員は先輩の女性社員に注意されながらレジを操作していた。その様子を見てとても私は出来ないと自覚した。頭と体が柔軟な若い男性社員でさえもこうだ。とても、シニア男性が出来る仕事ではない。
たまに熟練の中高年男性がレジ打ちをしている。その人はお店の店長であった。経験値があるのでレジ打ちは簡単なのだろう。不慣れなアルバイトのシニア男性ならば、ミスの連続でお客さんが怒り出すのではといつも想像している。
スーパーマーケットにも技術革新が広まって来ている。最も進んだスーパーマーケット店ではレジ打ちスタッフがいない。無人店舗になっている。店舗にいるのは無人店舗のシステムに異常が発生したときや泥棒などの被害にあったときに働くスタッフである。技術が高度化しているのでシニアには太刀打ちができない。
セルフ・レジ・スタイルのスーパーマーケット店舗があるが上手く行っていない。操作面で出来る人と出来ない人が生まれてそれを支援するスタッフが常駐することになる。セルフレジの操作も人によって遅い場合がある。それでセルフレジに長蛇の列が生まれることもある。
レジ対応のスタッフはレジで何か問題があるとレジ操作に詳しい人を呼ぶ。それでお客は待たされる。気が短いシニアのお客ならば、怒鳴り声を出す。その対応にシニア男性がついていけるだろうか。
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Chromebook(クロームブック)は、Googleが提供しているChrome OSで動くブラウザーベースのパソコンである。日本ではコロナ禍から学校のオンライン教育でChromebookがどんどん導入されている。ヨーロッパや米国では学校や企業、そして、一般大衆で広まっている。Chromebookの特徴は、インターネットに接続していないと本領を発揮できないのだが、今の時代は自宅でも職場でもカフェでもインターネットに接続する環境ができあがっている。
私は今までWindowsパソコン Thinkpad X260を仕事で使っていたが今ではHP Chromebook X360を仕事の道具にしている。主な理由は、(1)コスト安、(2)爆速起動、(3)ウイルスソフト不要、そして、(4)操作が簡単で使いやすい点である。
一般のシニアがパソコンを使う用途は限られている。Chromebookはシニアのニーズを満たすだけの機能を格安に、簡単に提供出来る。
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私の子供が大学生の頃、こんな事を言い聞かせていた!
社会に出て働き始めたら、3つの収入源を得る方法を作りなさいと。出来れば、大学生の内に1つ収入が定期的に入る仕組みを作れば社会に出てから助かるからと。同じ事を高齢者で経済的に余裕を求める方に言いたい。
定年が60歳から65歳まで延長されている。今60歳のシニアは残りの5年間のうちに年金所得以外の収入を得る方法を考えて準備する必要がある。既に65歳で年金収入を得ているシニアもパートやアルバイト以外に収入が得られる方法を準備すべきである。
パートやアルバイトは時間の問題で年齢制限と自分の肉体的な限界がやってくる。老いてくるシニアは知的生産でお金を稼ぐ準備を今からすべきである。私は現在67歳で自営業者である。年金収入とビジネス所得があるがこの不況と老いで年金以外の収入を知的生産で増やすことに努めている。
法人相手のビジネスは2023年10月からインボイス制度が施行されて売上1000万円以下の零細企業の消費税免税が出来なくなる。ビジネスをする相手が法人でなければ請求書を発行する必要がないのでB-to-Cのビジネスに変えればインボイス制度の影響を受けない。
私の場合は法人相手のビジネスであるためインボイス制度の対象者となり、適格請求書発行事業者として登録番号を取得する必要がある。以前から法人相手ビジネスを一般消費者相手のビジネスに変える準備をしている。請求書を発行しないで収益を得るビジネスを目指している。
インターネットではそれが出来る。典型的な事例は情報を売るオンライショップである。知る人ぞ知る情報を持っていればその情報をPDFにしてダウンロード販売が出来る。簡単ではないがそれでビジネスをしている人たちが実在している。私にはそんな情報がないので出来ないが別な方法を考えている。
年金所得+2つの収入源を60歳、70歳代のうちに作り出す努力がこれからのシニアに求められる。
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60歳代の私は70歳代の高齢者のライフスタイルに興味がある。60歳代は見かけも体力も気力もまだ若い。仕事があれば普通に働ける。それだけのエネルギーを持っている。70歳の声を聞くと風貌も動作も顔色も若さを感じられなくなる感じがする。
平均年齢72歳のNPO団体で見かける高齢者たちからそんな印象を持つ。定例会が毎月会議室を借りて行っているのだが、ビルの8階にある。 誰一人として階段で上がって行こうとしない。また、階段を下りて行こうともしない。一台しかないエレベーターに並んで1階まで下りて行く。
明らかに足の筋力と体力に問題を抱えている。70歳代になると体を動かすのが不自由になるのではと思わざるを得ない。70歳代の体は普通の人であれば、体力が激減するというか、知らないうちに体の筋肉が減少して足に悪影響を及ぼす。

足が不自由になると老後の生活が一変する。動物は歩けなくなると死を迎える。餌を取ることができなくなり、餓死する。人間は肉体的に精神的に苦しむ。それ故、私の年代のシニアは足や体を鍛える筋トレを始めている。
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2017年5月7日の朝刊朝日新聞にこんな求人募集広告があった。月給は、19万円から。契約社員から始まり正社員登用と書いてある。高齢者が応募できるが、体力というか、体調管理が要求される仕事だ。
短期的にお金が必要な高齢者で体調管理が上手く出来る方ならば、おいしい仕事だろう。
おいしい仕事はどこかに無理がある!
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70歳でビジネスを始める高齢者にまだ巡り合っていない。既に起業して70歳以上になっている現役の経営者には巡り合っている。60歳代でビジネスを始めるシニアは多いが、70歳代では非常に限られる。
67歳で自分のビジネスを展開している私でも70歳になってから起業をしたいとは思わない。その理由は非常に簡単である。体が持たない!シニア起業はお金がほしいという理由だけでは始められない。若い人たち以上に情熱、体力、独自性、意志の強さを試される。70歳代よりも60歳代、60歳代よりも50歳代。起業する年齢が若ければ若いほど挑戦する時間に余裕がある。
70歳代のシニアには2つの大きなリスクがついて回る。
- 健康と体力
- 気力と情熱
これらの要素は年齢に従い弱くなる。80歳まで生きていられる確率も下がる。70歳代のシニアは仕事を趣味のレベルまで落として楽しむことである。健康寿命が80歳まで至っていない。現時点で72歳ぐらいである。残る余生は時間的に短い。短い余生を如何にして楽しむべきかを考えるとお金を沢山稼ぐために仕事をするという要素は強くない。
60歳代で起業するならば、少なくとも10年以上の時間的余裕がある。新規ビジネスは助走する期間が長い。1年でビジネスが上手く立ち上がるのは稀である。最低3年間は産みの苦しみを味わう。その意味合いで情熱と体力は必須になる。
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高齢者にマイナンバー登録をさせるのは無理だ。老夫婦たちは、文明の利器から離れ、社会からも隔離されて生活をしている。自宅を出る機会も少なく、外部の人達と接するのは、医者、銀行員、ケアマネジャー、子供の家族ぐらいだ。年齢が80歳を過ぎれば、活動範囲が自宅中心になる。目や耳に入ってくる情報は、新聞とテレビぐらいしかない。
区役所からマイナンバー登録の申請用紙が郵送されても、「マイナンバーってなんだ?」となる。戸籍に代わるマイナンバー登録なのだが、国民のために成らないかもしれない。80歳を過ぎた老人には、マイナス影響が強いだろう。マイナンバー登録を行ってもその恩恵を受ける時期には他界している可能性が大きい。
マイナンバー登録は、国民の金融資産の動きを瞬時にモニターするための背番号だ。金融資産が沢山ある人ほどマイナンバー制度はプラスに働かない。現金のやり取りが銀行経由で行われるとマイナンバーシステムでモニターできてしまう。お金の入金と出金の流れも一瞬でわかってしまう。
政府にとっては、税金をもれなく徴収できるメリットが大きい。老人にメリットがないマイナンバーに半強制的に登録を推し進めるのは無理がある。良い例は私の義父だ。義父はパソコンもスマホもインターネットもない自宅で生活している。歩行障害があり、区役所などに行けない。政府が強制的にマイナンバーカードを広めるために紙の健康保険証を廃止してマイナンバーカードに集約することを決めた。2024年まであと2年間があるが、高齢で一人住まい、近くに家族や友人も知人もいない老人はどうしたら良いのだろうか。
マイナンバーカードの暗証番号やパスワードなど高齢者は理解できない。覚えられない。もし3回間違えば、カードはロックされる。ロック解除には本人が区役所に出向いて手続きをする必要がある。ロックされたマイナンバー度を持ち続ける高齢者が増加するのを予測できる。
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