介護老人保健施設は、医療ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者(65歳以上)を自宅などに戻れるようにするためのリハビリ施設である。この趣旨で実際に自宅に帰れる老人は少ない。多くの老人は、体力的に精神的にリハビリを一生懸命にやる意欲が強くない。認知症に侵されていると老健施設を出ることが出来ない。
老健施設を卒業して自宅に帰って生活が出来るのは、65歳から70歳ぐらいで認知症に侵されていない元気な老人たちだけではないか。そんな印象を義母の老健施設に入居している老人たちを見て感じている。
介護老人保健施設は有料老人ホームに入居するための仮の宿
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スターバックスのカフェでブログを書いていた。夢中になってキーボードを叩いていた。突然、左の方向から、「やかましい!」という一声が聞こえて来た。横を見ると40歳代後半の女性が本を読んでいた。その人を見てもその女性はこちらを見ないで本を読んでいる。一体、誰が声を出したのだろうか?と思いながら引き続きブログを書いていた。
15分後に二つ席横にいたその女性が、突然、立ち上がってコーヒーカップが乗っているトレーを持って素早く店の奥に小走りに消えて行った。この時点で、「ああ、私のキーボードが出す音がやかましかったのだ!」と分かった。
周りでは、色々な雑音がしていたのだが・・・
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平成25年に行われた国勢調査から「平均寿命」が算出された。男性の平均寿命は、80.75歳。女性は、86.99歳。「平均寿命」は0歳の平均余命のこと。「平均余命」は、自分の年齢からあと何年生きられるかである。今年生まれた男の子の赤ちゃんは、平均して80.75年生きられる。決して、自分も80.75歳まで生きられるというわけではない。
むしろ、平均余命が今の年齢からどれだけ生きられるかを教えてくれる。私は64歳だから、私の平均余命は21.83年。女性ならば、26.94年となる。自分の平均余命を知りたいシニアは、こちらのページを参照して頂きたい。この数字は、一般的な数字であるので個人差はある。62歳の誰もが後21.83年も生きられるというわけではない。
ここに令和3年度の国勢調査による平均余命データ表がある。平均寿命は伸びてきているが平均余命は減ってきている。

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67歳がお金を使う時にどのようなキャッシュ媒体を使うのか、考えてみた。私の財布には、1万円以内の現金、クレジットカード2枚、銀行のキャッシュカード、PASMO(プリペイドカード)が入っている。今騒がれている電子キャッシュはお試しでPayPayを使っている。電子キャッシュはスマホプリ経由で支払いがなされる。
スマホは所持して使っているが、決して銀行口座などの金融情報を記録していない。インターネットの仕事をしているのでネット経由で何を裏でされているか分からないからだ。スマホにインストールしたアプリがマルウエアで個人情報を知らないうちに外部に送信しているかもしれない。そのリスクが大きいので金融情報は決してスマホに登録・記憶させていない。
大手銀行がQRコードを使って電子キャッシュの推進をしようとしている。中国ではこのQRコードとスマホアプリで電子キャッシュが広まっている。日本は現金を使う習慣が強いので電子キャッシュは若者中心に広まっている。
シニアはスマホを使い慣れていない。デジタルキャッシュを使うにはアプリのインストールと設定が自分で出来ないと始まらない。それが出来てもアプリ操作を学ぶ必要がある。一人でそれが出来るシニアは非常に少ない。出来ないから不安と不信が生まれる。
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定年退職をしたシニアや65歳を過ぎて年金生活を始めた高齢者の生活に私は興味を持っている。会社組織で働いていれば同世代の社員と雑談をして今の生活について情報交換が出来るのだが、組織を離れて個人生活を各自が始めると横のつながりが絶たれる。同年代のシニアが今の人生と生活をどう感じながら生きているのか興味津々である。
このように思うのは私だけではないのでは?
他人のプライバシーを知りたがるのは女性の本能であるが、シニア男性も自分の老後を考える上で参考になるので興味を持つ。同年代のシニア男性が今何をして自活をしているのか、人生を楽しもうとしているのか、健康をどう維持しているのか、知りたくなる。
何をやるにしても最初は、自分が率先して情報を発信しなければ求める情報のお返しはやってこない。このブログを書き始めて読者から色々なメールを頂く。内容は、私が書くブログ記事についてのコメントが多い。ブログ記事を読んでメールを書いてくれる読者は、何か心に刺さる内容に触れたから私にメールを出してくれたと思う。共感を覚える内容であるということは、同じ感覚を持ったシニアがいるということである。
私のようにブログで老後の人生について情報発信しているシニアは多くない。多くのシニア関連情報発信サイトは老人のための百科事典のようなサイトが多い。生きた老人が体で感じたことが書かれていない。一度読めばそれで必要な情報を得られるシニア向けホームページが多い。書いている人がシニアでない若いブロガーである。
若い人たちはシニアでない。高齢者が現実の世界でどう感じているかが肌で分からない。だからこそ、シニアである私がブログ記事を書いてシニアの気持ちを発信している。今、生活や人生に行き詰まっている高齢者が増えている。
働きたくでも雇い止め年齢で働けない。暇な時間が多すぎて自宅以外の場所に居場所を見つけられない。そんなシニアが街中を放浪している。顔を見れば暗い。目は下を向いている。笑顔がない。誰が見ても老後の過ごし方に悩んでいる。
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生活は貧しくとも心は豊かにしたい!と思っている高齢者は多いのではないか。私もその一人だ。お金を求めると際限がなくなり、欲が欲を呼び始める。若い頃は、お金で生活が回っていた。今もあまり変わらないが、なんとかお金以外で心を豊かにしたいと思っている。
自宅から歩いて駅に向かう途中に何処かのおばあさんが道の脇に生えている雑草を刈り取る作業をしていた。刈り取ったあとは綺麗になっていた。この掃除はおばあさんの社会貢献の行為なんだろうなと直ぐにわかった。
自主的に行う社会貢献活動は人に知らせることなく誰かが見ている。お金を使わない社会貢献は個人レベルでも出来る。多くの人が通る道がゴミで汚ければ朝早くゴミ拾いをしてきれいにしてあげる。その行為で道を通る人達は良い気分になれる。
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誰もが経験するランチを食べた後の眠気。午後1時から2時頃が一番睡魔が襲ってくる時間帯になる。年齢を問わず、ランチの後は眠くなる。仕事をしていると・・・パソコンの画面を見ながら座っている時間が長い仕事・・・午後2時頃が一番眠くなる。コーヒーを飲んでも眠気は去って行かない。
ネットで色々な人に聞いてみたら、炭水化物を極力避けてタンパク質が多い肉だけをランチに食べると眠くならないとい助言を頂いた。今までランチを肉だけにして過ごした事が無いので本日「いきなりステーキ」でステーキ肉300グラムをランチした。肉だけのランチだ。今までに眠気冷ましにやって来た対抗処置と比較してみた。
最近分かったことがある。食後の血糖値急上昇である。そこでもう一つ対策としてやってみたことがある。
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政権は年金財源を確保するために年金支給年齢を現在の65歳から70歳に変更しようとしている。時間の問題で70歳に成るかもしれない。この変更で一番困るのは、60歳代のシニアの生活困窮者である。さらに、65歳から年金を受け取れるという計画で余生の設計をしている高齢者たちだ。
政府は企業に定年年齢を65歳にして70歳まで働ける道を努力義務で要請している。今は年金を受け取る年齢を65歳よりも後に変更できる選択肢が提供されている。その選択肢、例えば、70歳から年金を受給すれば年金金額が40%ぐらい増えると言う。
ただ、自分の寿命は分からない。70歳になる前に他界すれば、自分の年金は政府に取られ遺族年金が支給される。その額が年金金額よりも少ない。政府だけが儲かる仕組みになっている。最良の選択肢は65歳から年金を受け取りながら働ける年齢まで働き続けることである。
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70歳以上になると仕事を見つけて働く事が辛くなる。伴侶が他界して一人になり、孤独な生活を始める人も多い。もっと楽しめる人生がないかを求め始める。その意味合いでシニアの婚活はこれから注目されるだろう。
伴侶を失ったシニア女性は、経済的に苦しい場合が多い。できれば、伴侶を失ったシニア男性と一緒に生活をしたいと願っている。シニア女性は、経済的安定をシニア男性に求め、シニア男性は孤独を避けるために、身の回りの世話をお願いするためにシニア女性を求める。
伴侶を失い一人で困ったシニア同士がお互いの問題を解決するためにシニア婚活をする。注目されるのは「事実婚」と「通婚」である。婚姻届で再婚するよりもお互いのリスクを低減できる。
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