スポーツジムで筋トレするシニア

私は週2回スポーツジムに行く。この写真は昨日スポーツジムに行った時に写したもの。

weights

ベンチプレスで使うウエイト(左右に20kg, 10kg, 5kg + バーベル13kg=83kg)を写した。私の目標は80歳になった時に現在上げている83kgのウエイトを上げられることである。80歳の老人が83kgのウエイトをベンチプレスで上げられるはずがないと思っている人がいるかもしれないが、私が通うスポーツジムでは80歳近い老人がこの重量を上げているのだ。

決して無理な重量ではない。継続して怪我なくトレーニングをすれば、80歳の老人でも重いバーベルをベンチプレスで上げられる。全くの初心者がこのような重いバーベルを使ってベンチプレスをするのは考えもので危険。何事にもステップがある。ある程度の基礎体力を作り込んだ後でやらないと怪我をする。

私は68歳であるが、シニア筋トレマニアに成っている。週に最低でも1回、2回はスポーツジムで筋トレをしないと体の調子が良くない。筋トレの効果で喜んだことがある。

  1. 逆三角形の体格になり普通の高齢者の体つきでなくなる。すれ違う人から見つめられる。筋トレをやっている人は筋トレ仲間のように見てくる。
  2. 脂肪が減って筋肉が増える。タンパク質の多い食事を意識して食べる必要がある。
  3. 体力が増進される。駅のエスカレーターよりも階段を上がり下りするのが好きになる。
  4. 指圧マッサージに行くと指圧師が「運動をしているでしょ!」と言ってくる。
  5. 健康診断の血液検査や血圧などが全て健康値になる。
  6. スポーツウエアのファッションを楽しめる。
  7. 食欲旺盛で熟睡ができる。
  8. 体を定期的に動かすことで認知症予防になっている。
  9. 性欲、射精の衰えが回復しマスタベーションが楽しめる。亜鉛を摂取するとなお良い。筋トレは男性ホルモンを分泌させるのが理由である。

筋トレは年齢を問わず健康に良く、体を若返らせる。ただし、定期的に続けないとその恩恵を感じられない。

シニアの自尊心は充実した人生を送る上で生きがいになる

「社会との接点がある」

「誰かに必要とされている」

「人の役に立っている」

「自分でお金を稼いでいる」

この4つの感情がシニアにあれば、そのシニアには自尊心がある。自尊心とは自分の人格を大切にする心である。老いて来ると自分の存在に疑問を持ち始める。自分が社会で求められていないと感じ始める。仕事もなく、世話をする子供も独立し、仲間と一緒にいつも何かをしているという生活から遠ざかる。次第に社会との接点を失い始める。

シニアの自尊心は充実した人生を送る上で重要なことである。

老人になっても誰かの役に立ちたいという気持ちはある。そんな気持ちが満たされない老人が増えている。70歳を過ぎる頃から社会はシニアを老人として取り扱い始める。「老人には用はない!」と言った見かたをする人が増える。老人にも色々なタイプがある。積極的に社会との接点を持とうとする人、ボランティア活動をして人の役に立とうとする人、生涯現役を貫く人など。

その一方で、社会から消えて行く人たちも多い。自分の活動を自宅範囲に留めて趣味に生きようとする老人たちである。彼らの活動は家族しか知らない。他の人たちとの交流が限定される。追求する趣味で個人差が生まれる。趣味が他の人や外部との接点を深める物であれば、余生は充実するだろう。社会から消えて行く老人たちは自分の存在価値を見出せなくなる。自分の存在価値を気が付かせてくれる周りの人たちがいないからだ。

なぜ、老人は横断歩道の信号無視するのか?

出勤途中の交差点で信号待ちをしていた。横断歩道の信号の色はまだ赤色。10人ほどの人たちが信号の色が赤から青に変わるのを待っていた。道路には自動車が走っていなかった。突然、80歳ぐらいの老人が左右を見ないで前方だけを見て道を横切り始めた。周りの人たちは、動揺していた

老人が道路の中央までトコトコと歩き着いた時、信号機の色が赤から青に変わった。待っていた人たちが一斉に横断し始めた。私もその一人であった。

このような出来事は、今回が初めてではない。何度も目撃している。幸運にも私の目の前で老人が自動車に引かれるという事件には出くわしていない。何故、老人たちは、横断歩道の信号を見ないのだろうか。

前方しか見ない目!視覚と聴覚の衰えで交通ルールを守らない自分中心の判断

60歳代はお金稼ぎ、70歳代はNPO団体で暇つぶし、求めるものが変わる

先日、私が所属するNPO団体の定例会に参加してきた。参加したメンバーの年齢が70歳以上のシニアたちである。既に第二のキャリアとして転職した会社を卒業して時間を持て余しているシニアたち。NPO団体での活動が生き甲斐になっているシニアも多い。私のように60歳代のシニアは数える限りである。

定例会では、既に生活上お金稼ぎと言う視点で活動していない人が大半。年金と老後の蓄えで生活が出来ている70歳以上のNPOメンバーがほとんど。60歳代のシニアは、NPO活動以外に自分なりの営利ビジネスをやっている人が多い。私もそうだが、60歳代は自分たちの老後のために稼げるだけ稼がないと後が無い。

60歳代はビジネスを意識して生活を送り、70歳代は隠居の生活を楽しむためにNPO活動をしている。

自分の夢を実現させるシニアの生き方が問われる

Work at cafe

63歳があと数週間で終わる。64歳がやってくる。2019年に私は64歳になり、この年に何を実現しようとするかが問われ始める。体は、老化していく。老化が酷くならないように週2回の筋トレは欠かせない。タンパク質が多い肉や魚、そして、野菜をバランスよく食べる。老化が年齢で進んでも病気にならない健康な体は意識して作っていく。

I have a Dream! マーティン・ルーサー・キング・ジュニア マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが人種平等と差別の終焉を呼びかけた英語の演説タイトルである。誰にでも夢があると私は思っている。私の夢は、毎年生まれてくる。64歳になったら、こんな夢を実現したいと。

こんなことをやりたい、こんなことをしたい!と何度も思うと夢は実現する