「暇」で苦しむシニア男性はどうしたら良いのか?

老後の人生は、あたかも一隻の船を手渡されて強制的に船出させられたようなものだ。行きたい場所が分かっていれば、その場所に舵を設定すれば行ける。行きたい場所が分からない人は、海の上で漂うことになる。漂いながら釣りをして魚を食べる。食べながら、陸地に戻ろうとするが陸地が見えないところまで来てしまっている。

老後の人生は自分の舵取りでどこへでも行ける自由を手にする。舵の向ける方向で楽しい、充実した老後が送れるかどうかが決まる。ただ、行き先が見えていないで漂っている人は、老後の人生は苦痛そのものである。行き先がなく、船の上でその日暮らしをする老後になる。「暇」な毎日。毎日が日曜日である。平日に働いていれば週末の休みは意味がある。

70歳を過ぎたシニア男性、仕事もなく、生きがいもない余生は「暇」との戦いになる。仕事を失い、やることが見つからないシニア男性は死ぬまで「暇」に悩まされることになる。

 やりたい事をイメージして求める

私の人生は会社員時代に「夢見たこと」を追い求めて始まった。夢追い人の人生である。一匹狼的な性格であるためかグループで何かをすることに違和感を感じながら会社員をしていた。会社員生活で発見したことは真面目で裏表がない正直な人は組織の中で生きていけないということだった。組織の中での出世は理不尽と裏切りが当たり前であった。

求める事で生まれるチャンス

社内ベンチャーを起こして上手く立ち上がり、3年で黒字まで持っていった。インターネットビジネスが世界中で広がり始めた頃であった。会社の役員や上司はインターネットビジネスが分からない。分からないから分かる社員にやらせてみるというプロジェクトが生まれた。

「インターネットは宝の山」と言う本を読みながら、ネットビジネスを趣味でやり始めた。その経験がベースになってインターネットビジネスを提案し、承認され、社内ベンチャー事業が始まった。

その当時は自分が事業を起こすことが出来るなんて思ってもいなかった。3年で黒字化した時に社内ベンチャー事業をスピンオフさせて自分の資本を入れ独立しようと試みたが、儲かるビジネスを手放さないのが会社組織であった。この時、私の心に生まれた欲求が、「自分のビジネスを作る!」と言うことだった。

この経験が今の自分を生んだ。自分で自分を雇用するビジネスで食べて行ける生活を作れた。Self-employedという言葉が一番的確に今の自分を表現している。「夢は実現する。諦めなければ、追い求め続ければ実現する」という言葉をいろいろな書物の中で見かける。これは、真実であると思う。

諦めないで自分の夢を追い求め続けた人は、夢を手に入れているはずだ。手に入れたタイミングだけが違うが、夢は現実化している。

自分が求めていることをイメージする

老後の人生で行き先が分からない人は今の自分が何を求めているかを明確にイメージすることである。小さい夢から大きな夢がある。達成しやすい夢から始めてみると良い。例えば、今まで経験したことがないパートやアルバイトの仕事に挑戦してみる。シニア男性がそのような環境に適応できれば新しいことに対して違和感を覚えない。新しい仕事環境で自分に自信を持つ経験が役に立つ。

一つの夢を達成すると自分に自信がつく。次に達成したい夢がすぐに浮かんでくる。大きな夢を頭の片隅に置きながら小さいな夢をステップ毎にこなして行く。夢が目標になり、目標が新しい人生の行き先になる。一隻の船の中で夢を見れば、後はその夢の方向に向かってボートを漕ぐだけである。やりたい事を夢の中でイメージし、実際に挑戦してみる。

暇に殺される70歳代男性

思うように仕事が見つからないシニア男性が増えている。アルバイトやパートの仕事を色々と経験するが体力の衰えに従って選り好みが増えてくる。自然と仕事の選択肢が減る。仕事をしない日が増えると「暇」な時間が増えて精神的に苦しくなる。70歳を過ぎると老化現象で新しい事に挑戦する気力を失い始める。面倒なことをわざわざやらなくなる。こうなると「暇」が「暇」をどんどん呼び始める。

「暇」な日々を受身的に生活していると体や脳への刺激が少なくなり認知症になるリスクが高まる。目的を持って生活を送ることが出来なくなるシニア男性は自然と社会から孤立して人々との交流が無くなる。刺激がない生活はつまらない。生きている意味を見失い、暇に殺される羽目になる。

経済的に問題がないシニア男性ほどこのリスクを負う。生活費を稼げないと生きていけないシニア男性は生きるために仕事をする。それが体と脳に活力を与える。社会との繋がりも維持できて人々との交流が生まれる。必死になって嫌な仕事をしながら生活費を稼ぐシニアほど「暇」とは縁がない。

やりたい事を書き出して実際にやってみる

何でも良いからやりたい事をメモ帳に書き出してみる。やりたい事を10件書いてみる。例えば、こんな感じである。

  1. 夫婦で長崎と福岡を1週間ほど旅行してローカルフードを味わいたい
  2. ショッピングモールのカート回収のアルバイトをしてみたい
  3. 1週間、横浜で美味しいランチを見つける食べ歩きをしてみたい。
  4. 安心して性的欲求を満たしたい
  5. 1ヶ月ほど住んだことがない田舎町で自然と遊びたい
  6. 自動車で日本一周をしたい
  7. 100万円を思うままに使ってみたい
  8. デパ地下食品店で金額を気にせずスイーツを買って食べたい
  9. デジタルキャッシュ(PayPayなど)だけで生活が出来るか実験してみたい
  10. 海の綺麗な島で釣りをしてみたい

やりたい事を書いてその中にすぐにでもアクションが取れそうなことを実際にやってみることである。自分の体を「静」から「動」に変えることでエンジンを動かす。何かをやっていれば「暇」から逃れられる。

結論

自分が求める夢をイメージして、それを目標にして実際にやってみる。それが老後の人生を充実させる糸口になる。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。