終戦記念日に戦争から帰ってきた父親を思う

私の父と母は既に他界している。父は、第二次世界大戦で海軍に所属して飛行機乗りであった。私がおぼろげながら覚えているのは、軍艦が潜水艦の魚雷でやられ、海に放り投げられ救われたという話だ。父親が生きて日本に帰ってきてくれたおかげで今の私がいる。

戦争に出兵して生きて帰ってこれる人は本当に幸運な人だと思う。その幸運な人の息子として生まれ、戦後の日本を生きてきた。私は戦争を知らない子供たちの一人だ。団塊世代シニアのしっぽの年齢、62歳だ。親父が生きていたからこの日を迎えられるという思いがこの終戦記念日に感じる。

戦争はすべての人の人生を狂わす!

北朝鮮と米国の間で戦争が勃発する緊張が高まっている。北朝鮮がICMBMミサイルをグアムに向けて発射し、着弾すれば米国は戦争になると全世界に伝えている。どちらが勝つ、負ける関係なしに戦争は不幸しか生まない。

北朝鮮と米国の軍事力を比較したら北朝鮮が勝つ可能性は非常に低いのが誰の目にも明らかだ。北朝鮮の上層部幹部はそれが分かっている。数発のICBM大陸弾道ミサイルで北朝鮮の市民と軍人に多大な被害が発生する。失われる命は大きいし、北朝鮮だけでなく隣国の韓国や日本にも悪影響が出る。

核弾頭が使われれば、原爆による汚染が世界中におよぶ。それは環境汚染となり世界中に広まる。売り言葉に買い言葉で戦争が勃発したら、困るのは全世界の人間だ。第二次世界大戦の時代ではない。被害の規模と影響が北朝鮮だけに限定されない。

世界経済は、世界各国との相互依存で動いている。戦争が勃発すれば、隣国の経済にリスクが発生する。中国、韓国、日本の経済は、大荒れになる。それが全世界に波及するのは誰もが分かっている。日本政府は、戦争が勃発すれば自国防衛を強化し憲法9条を改変する動きを現実化させるだろう。

戦争体験者から発信されるメッセージは、どれをとっても地獄の話だ。戦争当事者だけでなくお互いの国の国民が同様のむごい体験をすることになる。戦争だけは起こさない!中国もロシアもアメリカも日本も戦争を望んでいない。

仮に、北朝鮮と米国で戦争が始まったとする。

私たちの生活はどのように変化するだろうか。株価は急降下だ。お金持ちの家族は戦争の被害にあわないために海外に逃亡する。市民は、何らかの生活防衛に動き出す。食料や日常品の買い貯めだ。米軍基地や自衛隊基地の周辺に住む人たちは、疎開先を見つけて大移動を始める。

韓国にいるに在韓日本人を日本に戻すための動きが急務になる。韓国で操業している日系企業も一時撤退をさせられる。人間の出入りが激しくなり、空港、鉄道、バスターミナル、高速道路で混雑が続く。通常の生活が確実に出来なくなる。

90%以上の日本人は戦争を体験していない。米国の属国である日本は、北朝鮮と米国の戦争に巻き込まれる。自衛隊は、米国の後方支援として戦争に参画するのは確実だ。若い日本人自衛隊員の命が失われる。

昔の朝鮮戦争時代のような戦争特需が生まれるかどうかは分からない。あの時代は、日本は直接戦争に巻き込まれていなかった。それが出来ない状況であったからだが、今は米国の属国としての役割を負わせるだろう。日本は独立国と言われているが本質はまだ米国に占領されている。日本の国土に米軍が駐在している限り、本当の独立ではないと私の感じている。

戦争を知らないで生きてきた私たちは幸せである。それを成し遂げてくれた私たち両親に感謝だ。終戦の日本をここまで成長させてくれたのは、戦争から生きて帰ってきてくれた親父たちがいたからだ。

今の日本の平和があとどれぐらい続くかは誰も分からないが、どんな事が有っても戦争だけは避けたい。誰もがそれを願っている。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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