生活の質を高める老後とは?

生活の質は、何に現れるだろうか。子どもたちを育てる年代は生活の質よりも節約に目が行きがちだ。子どもたちが大人になり巣立つと夫婦二人だけの生活になる。使うお金も余裕が出始める。私たちは真っ先に食料品に生活の質を求めた。

朝食で食べるパンもパン専門店で買ったパンにした。スーパーで買う食パンもパン専門店で買う食パンとでは味が違う。毎日とは言わないが、美味しいパンを食べ始めた。夕食もステーキを食べる機会が増えた。肉も量よりも質になった。本当に美味しいと思える食べ物を食べ始めた。老いてくると五感が衰え始める。味の感覚が衰える前に美味しいものを食べるべきだと思う

生活の質は、残された時間を如何にに楽しむかだ。満足が行く時間の使い方が問われる。

充実した時間を過ごす、満たされない欲求を満たす

家内が実家で父親の介護支援をしていた時、私は一人自宅でこんな事をした。やりたくて、やりたくて出来なかったことである。他人から見ればそれがどうしたのという事だが、私にとっては興奮することであった。 

欲求を満たす

  1. 高価ないちごを買って食べて見た。10数個あった大きないちごを一人で食べた。家内がいるとこんなことは出来ないからだ。美味しかったが、あとでお腹を壊した。
  2. 高級なももを一つ買って食べてみた。ももは甘くて美味しかった。安いももと比較してその味の違いはあった。
  3. NetflixのSFドラマを1日中見放題をした。家内がいると長時間見られないからだ。

実に大したことではないのだが、私にとっては満足が行く事であった。

子どもたちに使うお金がなくなったのでその分お金に余裕が生まれる。お金を貯めながら今まで我慢してきた欲求を満たす生活が少しずつできるようになる。週末に出かけるランチドライブでは、金額に関係なく豪華なランチを楽しんでいる。お腹を満足させる方法が一番簡単に幸せ感をもたらすからだ。

充実した時間を夫婦旅行や公園散策で楽しむ

コロナ禍が収まり始めたら二泊三日の夫婦旅行に出かける予定でいる。どこに行くのかはまだ決めていないが、日常生活から離れた時間を過ごすことで妻と一緒に非日常を楽しむ。

新しい経験は、シニアにとって新鮮な刺激になる。私達夫婦は週末に必ず訪問したことがない公園にお弁当とお菓子を持ってドライブする。横浜周辺だけでなく、鎌倉まで足を伸ばす。公園では歩き回る。オープンエアーであるのでコロナ感染を気にすることはない。足腰の筋肉と心肺機能を鍛える。色々な公園があることに気がつく。目的の公園までは直接自動車で行かないで無料駐車ができるスーパーマーケットやドラッグストアに行く。そこから公園まで歩く。歩くことで自動車で見落としていた風景や発見を味わえる。

歩き疲れたら、ベンチを探してコーヒーやお茶を飲みながらお菓子を一緒に食べる。後年の風景を楽しみながら色々な話題でお喋りをする。私はもっぱら聞き役にあるが、妻の話は面白い。妻たちのネットワークから知らない情報を得ることが出来るからだ。

生活の質を楽しむには健康な体を維持できていないと味わえない!お金を投資するならば、健康寿命を伸ばすことに使うべき。健康に良い食べ物、運動習慣を身に付けるトレーニング、精神的な満足感を味わう旅行などがそれに当たる。

結論:老後は生活の質を高めたい!どのような生活を求めるのか?

  • 私たちは真っ先に食料品に生活の質を求める
  • 生活の質は、残された時間を如何にに楽しむかである
  • 日常生活から離れた時間を夫婦で過ごすことに価値を見出す。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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