夏はポロシャツを着るのだが肌着を下に着るかどうか迷うシニア

朝起きて今日着る洋服を考える。ジーンズに似合うのはポロシャツだ。その時、肌着を下に着るかどうか迷う場合が多い。何故迷うのか自分の心に聞いてみた。

「今日は暑いから汗がたくさん出るだろうなあ!ポロシャツに汗が吹き出てくるのが嫌だが、この暑さは肌着を下に着るには暑すぎるだろう。

でも、綿の肌着は汗を吸ってくれる。肌触りが良い。肌着が少し見えることになるが、汗を吸ってくれるのとポロシャツに汗が染み出ないことが良いかもしれない。」こんな思いで肌着を下に着るのが良いか、迷うのだ。

年配の人は肌着をポロシャツの下に着る習慣が強い

若い人たちのポロシャツの着方を観察してみると肌着を下に着ていない。ポロシャツをTシャツ感覚で着ている。さすがにシニア男性もTシャツの下に肌着は着ないのだが、ポロシャツとTシャツの違いは分かっている。若者とシニアの感覚の違いだろうか。

汗をかく、加齢臭が強いシニア

私は暑さがそれほど強くない日は必ず肌着をポロシャツの下に着る。汗を吸ってくれると言う理由である。どうしようもない暑さの日はポロシャツだけになる。ポロシャツの場合、汗をたくさん出すと生地の上に白い汗塩が浮かんできてしまう。それにベタつく。それが嫌なのであるが暑さのは勝てない。

汗をかくと加齢臭が出やすくなる。特に腰から背中にかけて汗がどっと出るとその辺りから加齢臭が匂い出す。ポロシャツだけであると加齢臭が出やすい。汗を吸う下着を着ていれば時間稼ぎが出来る。ポロシャツが加齢臭をちょっとだけフィルターする。

年を重ねると、皮脂腺の中にあるパルミトオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が増加。同時に過酸化脂質も増え始め、パルミトオレイン酸と結びつき分解、酸化されてノネナールという物質が発生します。ノネナールは汗に含まれるアンモニアなどの臭いと一緒になることで、嫌な臭いが発生しそれが加齢臭の原因となるといわれています。(引用先 Reライフネット )

ユニクロでドライのポロシャツを購入して着ていても汗は直ぐには乾燥しない。ドライと言っても気休めぐらいの効果しかない。EXドライのシャツも試してみたが、汗をどっと出すと背中一体が濡れてしまう。それがすぐに乾けばよいのだが、どっと濡れるとドライであろうが、EXドライであろうがあまり関係ない。乾かない。実態は宣伝文句である。

ポロシャツの下に肌着を着るのは習慣

私の世代の人達(60歳代以上)は多くの人がポロシャツの下に肌着を着ている。ワイシャツの下に肌着を着るのと同じ感覚である。この習慣の延長線にポロシャツがある。

肌着は汗を吸ってくれてベタつきを和らげる効果が強い。その一方で見た目がちょっとダサくなり、暑い。暑くてもドライな気候であれば肌着を着ていても何の問題もない。

ステテコをズボンの下に履いているシニアが多い。ステテコは汗を吸ってくれる。肌着も同様な作用がある。歳をとった人ほど肌着とステテコを常用する。

浴衣の下に肌着を着る、着ない

私はホテルに泊まる時に部屋に用意されている浴衣を寝巻きとして着ているのだがその下に肌着も着る。一般的に浴衣は寝間着であるので肌着を着る必要はない。ただ、最近は浴衣で外出することが有るので下着が必要になる。部屋で寝巻きとして浴衣を着ている限り、下着を着る必要はない。

浴衣姿でホテルのロビーや食堂に行くときは肌着を着る必要がある。男性と女性では浴衣の着方に違いが有るかも知れない。若い女性は浴衣の下にTシャツを着ているのを見かけたことがある。

旅館に宿泊する外国人は浴衣の着方に戸惑う。下画を着る人、着ない人が出てくる。この問題はTPOで判断するしかない。

結論

詰まる所、肌着を着て体感温度が高くなり不快感が増す場合はポロシャツだけを着るということかもしれない。浴衣の着方も肌着をどう扱うかTPOで判断するしかない。