なぜ、タブレットよりもスマホがシニアに使われているのか?

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高齢者がタブレットを使っている場面よりもスマホを使っているシーンを多く見かける。電車の中を観察するとタブレットよりもスマホを老人が使っている。画面の大きさから言ってシニアはタブレットを好むと思い込んでいた。現実は、スマホであった。

タブレットは画面が大きいのでシニア向けなのだが・・・?

タブレット(アップル製iOSやグーグルAndroidOS)には、Wi-Fi専用とLTE接続を含む種類がある。どちらが自分にとって便利であるか使っていない高齢者が判断できない。

その上、

購入した後、タブレット設定する時にパソコンとインターネット接続が必要になる。インターネットやパソコンを理解していない老人が自分で設定が出来るはずがない。この設定は、普通の人でも面倒で分からない場合が多い。多くは、慣れた人がそばにいて教えながら設定を行う。

タブレットを購入しても直ぐに使える製品になっていない。

設定の過程でメールアドレス登録、Wi-Fiルーターへのアクセスなど分からない設定をタブレットは聞いてくる。とても、テレビのように電源を入れれば直ぐに番組が見られるようになっていない。

一方、スマホはどうか?

スマホをキャリアー(ドコモ、AU、ソフトバンクなど)から購入して契約するとその場で直ぐに使えるようにしてくれる。タブレットも同じようなサポートしてくれるが、キャリアーはスマホの販売に力を入れている。自ずとスマホがシニア層に増える。

特に50歳代から60歳代の主婦層では、iPhoneが人気になっている。主婦たちは、色々な主婦グループに属しながら社交を深めている。一人がiPhoneを持っていると仲間の誰かが同じiPhoneを使い始める。分からなければ、iPhoneを使っている主婦友達に聞ける環境になっている

スマホは購入と同時に直ぐに使える状態でお客さんに提供される。操作で分からなければ、使っている友達に聞けるという環境が既に出来上がっている。スマホ所有者数がタブレットの所有者数より多い。若い者を含めスマホを使っている人は直ぐに見つかる。タブレットは、そうは行かない。

スマホで問題になるのは、画面と文字のサイズが小さい事だ。文字サイズは設定で変更が出来るが、画面のサイズは変えようが無い。

それでも、スマホを使う老人が増えている。

タブレットは7インチ、8インチ、10インチとサイズがスマホよりも大きい。老人にとって持ち運びの点で取り扱いにくい。Wi-Fiモデルだと電車の中や外出先で使えない。スマホはいつでもどこでも使える。この利便性の違いは大きい

タブレットとスマホで使われているOSは共通なのだが、使う前の壁の高さが違う。タブレットは、使い始めるまでの壁がシニアにとって高すぎて難しい。タブレットを買っても直ぐに使えないという不満がシニアの仲間で広がる。 

ポイントは、 

  • スマホは購入して直ぐに使え、持ち運びで問題が無い。使っている友人も多いので分からないことを直ぐに聞ける。
  • タブレットは、購入して直ぐに使えない。初期設定の難しさ、面倒な作業がシニアには負担になっている。サイズが大きいので持ち運びで問題がある。 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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