シニアのノマドワーカーが12年間で分かった事:孤独

51歳の時に起業した。ゴヤット合同会社を設立して社員1一人で始めた。他の社員を雇用する予定はなく、ずっと一人で会社運営をする意図で働いていた。人を管理するのが自分に向いていない事が過去の経験からわかっているからだ。シニアが一人で起業する時は出来るだけ一人で運営したほうが後で楽だ。雇用する社員の人生を気にする必要が無いからだ。

インターネットビジネス(サイト構築サービス)で始めたビジネスであったので自分でお客さんを見つければビジネスは成り立った。お客さん探しに時間を取られた。起業した当時は、Wi-Fi環境があるカフェが仕事場となっていた。カフェは、お客との打ち合わせ場所にもなるからだ。ノマドワーカーのワークスタイルがカフェで始まった。 

私が61歳になった時、今までのビジネスモデルに大きな変化が生まれた。サイト構築サービスは、10年前と比べて付加価値が減少してきたことだ。同業他社の競争も厳しくなった。この傾向は、数年前から分かっていたので新しいビジネスモデルの構築に時間を費やしていた。今までのB2BからC2Cにビジネスモデルをシフトする事であった。この年齢になった時、会社組織を解散して個人営業主にした。年金受給が始まるからだ。100%年金を受け取るために敢えて会社を解散した。

C2Cビジネスは、お客探しをする必要が無い。全てインターネットで完結し、お金が稼げる。現在は、B2BとC2Cの二つのビジネスにネットコンサルティングサービスも追加している。C2Cビジネスは、2年目に入ってやっと黒字化し始めた。今までは、出費が多かった。これから第2の柱になる。

C2Cビジネスは、お客に会わないでも成り立つため孤独に陥る!

一人で12年間自活してきたが、B2Bビジネスに専念してきた時は絶えずお客さん探しで潜在顧客に営業をしていた。色々なビジネス団体に所属して経営者と直接話が出来る機会を探していた。いつも、周りに私と同じ経営者たちがいた。一人でビジネスを展開しているが、人と会う機会が多かったので孤独を感じる事は無かった。

同時に、いつも営業活動で忙しかった。

メインのビジネスがC2Cビジネスにシフトし始めたら、お客さん探しに時間を投資する必要が無くなった。いつも、Wi-Fi環境があるカフェで集客サイトを育成する作業に専念していた。ある時、ふと、最近、人と話をすることが無くなったなあ!と気が付いたのだ。そんな状態が、1年以上続いたとき、人と触れ合う「場」を探し出した。定期的に会えて何か新しい情報を入手できる「場」を求めていた。

今のビジネスの延長線上にある人たちと触れ合うのではなく、間接的に関係するビジネス団体を求めた。それが経営支援NPO団体であった。以前の知人が紹介してくれた。月3回のグループ別定例会がある。定例会で今まで接した事が無いような情報が得られる。私にとって定例会に参加する=世の中のビジネス情報の情報を勉強する。

今までに接する事が無い人たちと交流し、今まで得た頃が無い情報を入手できることに新鮮味を感じた。今年の目標にあと1つ勉強会に参加する、または、同好会に参加するという項目がある。半年が過ぎたが未だに探し出していない。これは出会いであるので自分の都合で見つかるものではない。

人に会わなくてもお金が稼げるC2Cビジネスは、自分のペースで仕事が出来る。その代償は、「孤独」と「継続」である。集客サイトの育成は、一人でやる作業が100%だ。継続しないと成果が生まれない。カフェでパソコンに向かって自分が運営するメディアサイトの集客力を強化する作業をする。誰にでも出来る作業だが、専門知識と継続力が伴う。それが無い人は続かない。

私のようなノマドワーカーは、インターネットビジネスの世界に多い。60歳代で私と同じワークライフを送っているシニアはほんの一部だろう。インターネットビジネスに入ってもう20年が経過している。インターネットビジネスが始まる頃から携わっている。いつも、「インターネットは宝の山」という言葉が頭から離れられない。

先に見つけたビジネスの種で勝敗が決まる世界がインターネットビジネスだ。 先手必勝。先にやった人しかそのビジネスの実態は分からない。黙っていれば、誰も私が何をしているか分からない。真っ暗闇の中で黄金を探鉱労働者の私が掘り出している感じだ。たった一人で黙々と黄金を見つけるために掘っている。孤独はつきものだ。

この孤独は、今のビジネスをしている、していないにかかわらず、老人に成れば誰もが味わう。避ける事は出来ない人間の宿命だ。孤独を避ける事が出来ないならば、宝探しを追求している方がまだマシである。お金を稼げるという面白みがあるからだ。それも自分の手で直接稼げるという意味に価値がある。

若いノマドワーカーは、私のような感覚にはならない人が多い。若者同士の出会いが沢山あるからだ。まだ、経験した事が無い人生の楽しさを身近に体験できるステージであるからだ。これからの時代は、リモートワーク、ノマドワーカー、フリーランス、副業、兼業などと言う言葉が当たり前のようになる。組織よりも個人のスキルで生活が出来るようになる。

シニア起業が増えている。シニア起業家は、若者以上に「孤独」に耐える必要がある。

この記事「シニアのノマドワーカーが12年間で分かった事:孤独」のポイントは、

  • 一人でビジネスを展開しているが、人と会う機会が多かったので孤独を感じる事は無かった。
  • ある時、ふと、最近、人と話をすることが無くなったなあ!と気が付いたのだ
  • 人に会わなくてもお金が稼げるC2Cビジネスは、自分のペースで仕事が出来る。その代償は、「孤独」と「継続」である

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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