60歳を過ぎる頃シニアの体力や筋力が落ちる、対策は?

60歳を過ぎる頃に体の不調を感じることがある。その原因がわからない。しばらくすると無かったかのように不調が消えていく。体が老化で変化してきているのだろう。体の不調は老化の表れではないかと思うことがしばしばある。体は賢くできている。体調不良を自然に治してしまう。ある意味では、老化現象を自分で調整してしまうのだ。

ただ、体が自然治癒で体の不調を治しても体の衰えは抑えら切れない。年齢とともに体力と筋力は落ちていく。老化がなす技である。老化は防げないが、体力と筋力は運動習慣を身につけることで改善ができることが証明されている。昨日のテレビニュースでスポーツジムが再開されたことを報道していた。83歳のシニアがベンチプレスをしていた映像とインタビューがあった。体格が83歳に見えなかった。

筋トレを長年やっていた体格である。体の筋肉は年齢に関係なく鍛え続ければ増えていく。当然、筋肉の増加と体力の向上は伴う。何も運動をしないで体を動かさない生活を送ると体はどんどん衰えていく。この2つの事実はシニアに何を訴えているのか。

シニアの体力増強は使っていない筋肉をいつも以上に使うこと

スポーツを趣味として続けているシニアは、自分の体の変化を感じやすい。例えば、私などは筋トレを30年以上続けている。若い頃と今では、筋トレをする時間が伸びている。伸びている時間は、筋トレをやっている時間ではなく、体を休めている時間が伸びているのだ。

つまり、筋トレを行った後の回復力と持久力で老化が出てきているということ。体力が落ちたと感じるときは、持久力の変化で直ぐに気がつく。駅の階段を上がり終えた時、後を追うように息が切れが始まる。若い頃は、そんなことはなかった。

毎日暑い日が続くので日傘を買った。日傘をさして通勤するのだが、日傘をさし続けている時間が5分以上になると肘周辺の筋が伸縮するときに痛みを感じる。しばらく、伸縮運動をさせると自然と痛みは消える。日傘をさすときに使う肘の筋肉は、いつも、使っていない。使っていない筋肉を使うと痛みが起きやすい。

筋肉の衰えである。

60歳を過ぎると使っていない筋肉を老化が衰えさせて削っていく。傘をさす時に使う筋肉もその影響があると感じている。50歳代の時は、傘を10分以上指し続けても肘周辺の筋肉に痛みをそれほど感じなかったからだ。今では、5分ぐらい日傘をさし続けるだけで肘周辺の筋肉が伸縮するときに痛みを感じる。

私がやった改善策

日傘をさし続けるときに使う筋肉を意識して鍛える。その運動として、ダンベルカールを行い始めた

ダンベルカールの筋トレで腕全体の筋肉を刺激する。この運動をできるだけ毎日行うようにした。重さはあまり負担がない重さにしている。自宅に3kgの鉄アレイが2つあるのでそれを使って1セット10回x3セット行っている。ダンベルカールの筋トレをやり始めてから1ヶ月後には、日傘をさし続けても以前よりも痛みが感じられなくなった。

つまり、筋力がついてきて、耐久力が向上したということだ。筋肉は、使えば使うだけ希望に答えてくれる性質がある。その意味合いで体の筋肉を意識して使う運動を続けると老化で落ちていく筋肉を防ぎ、向上する効果がある。これは確かだ。やり続けた人しか体感できないが嘘ではない。

シニアの体力が落ちていく一番の理由は?

若い頃と違って体を動かして筋肉を刺激する活動や運動が減ってきているのが理由である。体に楽をさせる生活習慣が高齢化ですすむ。それが悪循環になり、体の筋肉が年齢とともに知らないうちに落ちて行く。

シニアの体で特定の筋肉がおかしいと感じたら、その筋肉を鍛えてみることだ。筋肉を鍛えて筋肉細胞を壊し、新しい筋肉細胞を作ることで改善される。焦らずに辛抱強く続けることがポイントだ。その時、必ず、タンパク質の多い食事とビタミンやミネラルを意識して取る。カルシウムとマグネシウムや亜鉛はシニアが食事から取りにくい。

体全体を動かす筋肉を鍛えることで体がその動きを覚えてくれる。いつでもその動きに対応できるように筋肉を維持してくれる。足と腕の筋肉は、身近に感じる筋肉の衰え場所だ。腕立て伏せが続けて何回出来るか調べてほしい。懸垂が1回以上出来るか調べてほしい。スクワット運動が1セット20回出来るか調べてほしい。ビルの階段を5階まで休まず上がりきれるか試してほしい。

今の自分の体力をまず知ることで定期的な運動がどれほど、どの部位の筋肉に必要かが分かってくる。体力の衰えは、老化による体の劣化であるが、筋トレをすることで改善はできる。

結論

  • 60歳を過ぎる頃に体の不調を感じることがある。その原因がわからない。
  • スポーツを趣味として続けているシニアは、自分の体の変化を感じやすい。
  • 60歳を過ぎると使っていない筋肉を老化が衰えさせて削っていく。
  • シニアの体で特定の筋肉がおかしいと感じたら、その筋肉を鍛えてみることだ。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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