義父が老人ホームに入ると言い出したが・・・

家内の父親を週に一度介護支援で訪問している。義父はこの夏の猛暑が体に悪影響を及ぼし、精神的にも弱気になった。今までは、まだまだ、一人で生活が出来ると自分の体に自信を持って話していたのだが、この猛暑は体に響いたようだ。私たち夫婦も猛暑で体調を崩すぐらいであったから当然だと思う。来年中に実家を離れて介護付き老人ホームに引っ越しをしたいと言い出した。

以前から介護付有料老人ホームの候補を探しておいてくれと頼まれていたのでこの秋にでも体験宿泊をしてみてはと話をした。実際の介護付有料老人ホームを体験させないとどんな生活であるかを義父は理解できないだろうと思うからだ。もし、私達が候補に上げた老人ホームが気に入らないならばすぐに次の候補を探す必要がある。

介護付有料老人ホームへの1泊宿泊体験は、老人ホーム側に1本電話を入れれば手続きは済む。たいした手間ひまではない。問題は、実際に介護付有料老人ホームに入居すると決めた後の実家をどうするかだ。

誰も住まなくなる実家をどうすれば良いかなあ!

一軒家は、長年住み始めると色々な物が家の隅々に置かれる。物置、納戸には、何年も使用されていない器具や機材が置かれている。92歳の義父はもうそんなものを使うことはない。使わないものが沢山実家に置かれたままになっている。義母の物、義父の物だけなのだが元気だった頃に使っていたものがそのまま処分されずに置かれている。

各部屋毎に使う物、使わない物の仕分けをしなければならない。私たち夫婦が見て分かるものは処分ができるが、パーソナルなものは、本人に確認した上で処分しないと後で揉め事になる。義母はまだ老健施設でリハビリ中だが、一時帰宅が出来るほど元気になってきた。10月にでも一度自宅に連れてきて処分して良いものの仕分けを手伝ってもらおうと考えている。

兎に角、仕分けする物が多いことだ。

先月から介護支援で実家に夫婦で宿泊する時に必ず目に見えるものだけを仕分けしている。昨日は、靴箱を仕分けしてこれからも履く靴ともう使わない靴を仕分けしてゴミに出した。義母と義父の靴がたくさんあった。あまり使っていない革靴もあり、捨てるのがもったいないのだがどうしようか迷っている。

きれいな革靴類は、まとめてBook-Offに持っていってリサイクルできるか聞いてみようと思う。実家に行くたびに少しづつ私達が見て処分できるものを仕分けして来年までにできるだけ家に残すものをすっきりさせたい。時間がかかるので義父と相談しながら仕分け作業を始めた。義父が老人ホームに入居したら、しばらくこの家の住民はいなくなる。泥棒が入っても盗んでいく物がないようにしておかねばならない。

価値がありそうな掛け軸や陶器は、古物商の業者に来ていただいて鑑定し、良ければ売却をすることにしている。今、それらが自宅に有っても義父にとって何も役に立たない。自宅には、義父の今の生活を維持できるものだけで良いと彼は言っている。

暫くの間は、住民がいないが私たち夫婦や息子たちが時々訪れて空気の入れ替えや宿泊をして家が劣化しないようにしなければならない。最終的には、家屋と土地を売却することになる。買い手がつくまで時間がかかる。その間、家のお世話をする必要がある。面倒な作業だがやらざるを得ない。

 次男が住みたいと思えば、買い手が見つかるまで住まわせることが出来る。それが一番楽なのだが、古い家であるので管理ができるか心配だ。いずれ、義父がいよいよ老人ホームに入居する時期になったら次男に打診してみたい。勤め先には、交通の便も良いので今と比べてあまり不便はないと思っている。

私たち夫婦の別荘として使うことも考えられるが、月に何泊かするぐらいだろう。あまり意味が無いかもしれない。売却が決まるまで人が住める状態にしておかないと不便だろう。ガス、電気、水道ぐらいは、そのまま維持して固定電話や新聞は解約にする。

 後は、家族会議(家内の兄夫婦と私たち夫婦)で最終的にどうするか決めるしか無い。空き家の問題がとうとう身近な問題になってきた。

この記事「義父が老人ホームに入ると言い出したが・・・」のポイントは、

  • 義父が来年中に実家を離れて介護付き老人ホームに引っ越しをしたいと言い出した。
  • もう使わなくなったものを仕分けする作業が大変!時間をかけてちょっとづつ仕分けしてゴミ出しをするしか無い。
  • 空き家の問題がとうとう身近な問題になってきた。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

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雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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