65歳を過ぎる頃、後の10年をどの様に過ごせば良いかを考えるだろう。年金を受給すると必死になって働く必要が無くなる。フルタイムの仕事からパートタイム、アルバイトの仕事に変えるシニアからNPO団体で仕事をするシニアまで色々だ。

人生の目標や生き甲斐がないシニアならば、老後の生活を充実させる過ごし方を見つける必要がある。私たち人間は、尻を叩かれないと腰を上げて歩きださない。誰もが生きている時間を失っている。後、どれだけ生きられるか誰も分からない。分からないから死ぬのを待っている。

残りの人生を受け身で待つのか、積極的に開拓して時間を有効に使うのかで自分の人生の見方が変わる。

こんな提案をしたい!

自分の命が後3年しかないという仮定でやりたい事を書き出して実行する!

私の父と母は既に他界している。父は、第二次世界大戦で海軍に所属して飛行機乗りであった。私がおぼろげながら覚えているのは、軍艦が潜水艦の魚雷でやられ、海に放り投げられ救われたという話だ。父親が生きて日本に帰ってきてくれたおかげで今の私がいる。

戦争に出兵して生きて帰ってこれる人は本当に幸運な人だと思う。その幸運な人の息子として生まれ、戦後の日本を生きてきた。私は戦争を知らない子供たちの一人だ。団塊世代シニアのしっぽの年齢、62歳だ。親父が生きていたからこの日を迎えられるという思いがこの終戦記念日に感じる。

戦争はすべての人の人生を狂わす!

60歳を過ぎてモノの価値観が変わる。人生100年と言われる時代だが、健康で普通の生活が維持できる健康寿命は70歳までだ。健康を害したら、どんなにビジネスで資産を作っても幸せはやってこない。お金が役に立つのは、普通の生活が出来ている体がある時だけだ。

健康寿命は、お金で買える商品ではない。自分の健康は自分で作るからだ。生活習慣が悪ければ、人間ドックで精密検査となる。健康に良い食べ物を大金を支払って食べ続けても健康に悪いライフスタイルを続けていればその効果は出てこない。

一生懸命無理をしてお金を稼いでも健康でなければ楽しめない。自分の寿命が100歳まであると言われても実質はあと10年か、20年ぐらいだ。普通の生活が出来る体を何歳まで維持できるかがシニアの競争になる。

健康寿命を延ばすライフスタイル

夏休みに入り、電車の中に子供たちが乗っている。昼間の電車の中は、引退したシニアらしき老人夫婦と子供たちを多く見かける。朝は、通勤で会社員だらけだが昼間は老人たちと子供たち、そして、若い母親と赤ちゃんの天国になる。

引退したシニアのファッションは、会社勤めをしていたような服装ではない。今は夏なのでラフな格好だ。ラフな格好なのだが、どうも着ている服にこだわりがあるような感じがしない。まるで隣りに座っている子供のような感じのファッションに思える。

子供に戻るシニアと老人の品を醸し出す老人

月曜日の朝、横浜のスターバックスにやってきた。久しぶりに顔を合した女子大生店員がレジにいた。どこかで見かけた事がある女子大生店員だなあと思っていると彼女から話しかけてきた

彼女:「お久しぶりです。最近、アルバイトを平日から週末に変えたのでお会いする事が出来なくなりました。夏休みに入ったので平日もアルバイトをしています。」

私はこう返した。

私:「どおりで最近見かけなかったはずだ・・・相変わらず可愛い笑顔だね!それじゃ、ドリップコーヒーのショートをマグでお願い!」

女子大生店員との会話は続く・・・

元気なシニアは、自分の欲求を理性で抑えたり、先に伸ばしたりする必要がないと私は感じている。60歳を過ぎれば、一度限りの人生であることを肌で感じ始める。求めていることが実現できる状態(経済的に、物理的に、環境的に、地理的に可能)であるならば、経験できるうちに実行したほうが良い。

世間体を気にしてやりたい事も出来ないシニア女性が大勢いる。ある年齢を過ぎれば、世間体をそれほど気にするほど自分に関心は行かない。皆、自分の人生の事で頭がいっぱいだ。老いから来る健康障害を少しでも感じ始めると後悔しないように時間を大切にする。時には、時間をお金で買う。

元気なシニアであるうちに未経験でやりたい事、食べたいもの、行きたい所に行って自分の欲求を満たすことだ。

「お金」と「時間」には使うタイミングがある!

義母が介護ベッド生活になって半年以上になる。介護ヘルパー、デイサービスでは、集中的にリハビリが出来ないと思い、老健施設の「ろうけん くがやま」に義母のリハビリをお願いする事になった。91歳になる義父の疲労の累積が心配で、その介護ストレスを無くすためという目的もある。

東京世田谷区では、介護老人保健施設の入居は順番待ちではなく要介護のレベルで優先順位が決まる。老健施設で空きが発生すれば、優先的に要介護レベルの高い老人が入れる。義母は、要介護5である。申請を出した時に施設に空きがあり、幸運にも直ぐに入居となった。

老健では、最長3ヶ月間しか生活が出来ない。3ヶ月間以内でリハビリを行い、一度、自宅に返される。1ヶ月間空けて再度入居を申請するという形になる。何回かリハビリ入居を繰り返して体力を戻し、家族の介護負担を和らげる意図がある。

老人の介護は一つの方法で解決できない!

いつも立ち寄る駅近くにあるスーパーマーケットで研修社員が先輩たちの指導下でレジ打ちを体験していた。数人の若い男性がレジでお客さん対応をしていたが、女性と比較しておぼつかない。自宅で家事をする家内の行動を見て女性はマルチに仕事をする事が出来るが、男性は一つの事に集中して一つづつこなして行くのが得意だ。

若い男性研修社員は、先輩の女性社員に注意されながらレジを操作していた。その様子を見てとても私は出来ないと自覚した。 頭と体が柔軟な若い男性社員でさえもこうだ。とても、シニア男性が出来る仕事ではない。

たまに熟練の中高年男性がレジ打ちをしている。その人はお店の店長であった。経験値があるのでレジ打ちは簡単なのだろう。不慣れなアルバイトのシニア男性ならば、ミスの連続でお客さんが怒り出すのではといつも想像している。

シニア男性の仕事は裏方ではないか!

老後の人生は、あたかも一隻の船を手渡されて強制的に船出させられたようなものだ。行きたい場所が分かっていれば、その場所に舵を設定すれば行ける。行きたい場所が分からない人は、海の上で漂うことになる。漂いながら釣りをして魚を食べる。食べながら、陸地に戻ろうとするが陸地が見えないところまで来てしまっている。

老後の人生は自分の舵取りでどこへでも行ける自由を手にする。舵の向ける方向で楽しい、充実した老後が送れるかどうかが決まる。

ただ、

行き先が見えていないで漂っている人は、老後の人生は苦痛だ。

求めることから始める!

The Little Broomstickメアリと魔女の花

金曜日の午前中を選んで横浜駅近くにあるムービル映画館に「メアリと魔女の花 The Little Broomstick」を見に行った。お客さんは、60歳代や70歳代の高齢者女性が多かった。朝10時開演であるため来れるのは時間がある高齢者ぐらいだ。意外なのは、男性客よりも女性客が多かったことだ。

スタジオジブリで働いていた人たちが制作した最初の作品になる。このアニメ映画は、子供、若者、高齢者を問わず楽しめる映画である。オススメだ!

スタジオポノックの最初のアニメ作品だ!

自宅近くのスポーツセンターで筋トレをしてきた。午前10時頃にチェックインして午後13時頃に終えた。筋トレでベンチプレスをやっていた。78キロのバーベルを上げていたのだが、4回目に筋肉疲れで上げきれない状態になった。近くでスクワットをしていた高齢者男性Aさんが手助けでバーベルを上げるのをサポートする直前に上げきった。

Aさんに、「大丈夫です。有難うございます。」と感謝の気持ちを言葉に出して会話を始めた。Aさんは、私と同様にこのスポーツセンターに数十年通い続けていると言う。話をしているうちに年齢が先日古希を迎えたと話してくれた。古希(70歳)にしては、頭の毛が黒々としてたくさんあった。とても、70歳には見えない。 

身長は、160センチぐらいで体ががっしりと筋肉で覆われていた。70歳で筋トレを続けているとこんな体になるんだと驚いた。

70歳で筋トレ 

今日の温度は、室内で28度、湿度も62%だ。外の気温は、30度近くになっている。62歳の初老でもちょっと外出は控えたいという気分になる。特別な用事がない限り、自宅内で涼しんで生活をしたほうが良い。 

とは言え、仕事で外出しなければならない時は必ず首周りを冷却するタオルを巻いておくことだ。シニアは、年齢とともに体温調整機能が衰えて気が付かないうちに熱中症になりやすい。外出時の必須アイテムは、冷却タオルと水だ。水筒に氷と一緒に水を入れておけば良い。 

室内での楽しみ方を考えてみた。

録画しておいたビデオ番組を茶菓子を食べながら見る! 

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週末はいつもドリップコーヒーを夫婦で飲んでいる。平日はインスタントコーヒーだ。ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの味の違いは、確かにある。私は、コーヒーマニアではないがコーヒーを飲む事が多い。仕事場としてスターバックスを使っているのでコーヒーは仕事の友になっている。

週末は、家内よりも早く起きてドリップコーヒーを作り、静かな自宅の中でコーヒーの匂いを嗅ぎながら心に静寂という栄養を与えている。何も考えることなく、コーヒーの香りだけを楽しむ時間は一瞬だが邪念を頭から追い払ってくれる。

日曜日の朝、1杯のドリップコーヒーは精神的な栄養を与えてくれる。私と同じようなことをしているシニアがいると思う。平日の心の疲れを癒やすために。

コーヒーの豆を買うシニアが多い! 

デパート業界は、時代の変化について行っていないためか業績が年々悪くなっている。三越伊勢丹ホールディングスは、業績不振を解決するために新しい体制で立て直しを図ろうとしている。人件費削減は、どうも、避けて通れないように見える。50歳代、60歳代の経験を積んだベテランのデパート運営社員がリストラの対象になるだろう。ひょっとしたら、40歳代もその対象になるかもしれない。

パルコ、西武、丸井などのデパートも業績不振で売り上げを下げている。一番消費する若い世代がデパートで製品を購入しないためだろう。多くの若者は、インターネットショッピング(スマホ経由でショッピング)で直ぐに欲しい品物を買える世界に流れてしまった。

時代の流れについていけていないデパート業界は、身を軽くして新規ビジネスを展開するしかないだろう。若者世代にアピールするショッピング環境をもっと積極的に展開するしか生き残る道が残っていない。

身を軽くするには人件費削減しかない!

手元供養が高齢化に従って増えている。それに追従して生前にお気に入りの骨つぼを購入するシニアも増えている。購入者の年齢が70歳前後だという。70歳近くになると自分の寿命が短いという事を強く意識してくるのだろうか。

62歳の私には、まだ、その感覚が無い。

自分が他界した後の事を自分は気にするのだろうか。この世界から消えて無くなる=生きている人の意識から消えていく。どんなに気に入った骨ツボに入れられても人々の記憶から消えていけば意味がない。生前の自己満足でしかないのではないか。そんな思いがある。

未知なる世界への旅たち

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