イオン安売りキャンペーンの口実としてのBlack FridayやCyber Monday

AEON(イオン)が日本の習慣でない米国の安売りイベントを今年から導入し始めた。Black FridayとCyber Mondayだ。Thanksgiving(感謝祭)の習慣もないのに日本では、商業主義が進む。消費者に売り込む安売りイベントのネタが無くなると米国のイベントを日本に持ち込む。典型的な事例は、ハロウィンだ!

シニアにとっては、喜ぶべきイベントだろう。買いたい商品が安くなるからだ。

感謝祭(Thanksgiving Day)から始まる安売りイベント

Black FridayもCyber MondayもThanksgiving dayがトリガーになっている。米国とカナダでは、次のスケジュールで感謝祭が設定されている。11月の木曜日が感謝祭だ。Black Fridayは感謝祭の翌日である。Cyber Mondayは翌週の月曜日になっている。

Su     Mo     Tu     We     Th     Fr     Sa
Nov. 2017                     23
        
Nov. 2018                     22
        
Nov. 2019                     28
        
Nov. 2020                     26
        
Nov. 2021                     25
        
Nov. 2022                     24
        
Nov. 2023                     23

米国人、カナダ人にとってThanksgiving, Black Friday, Cyber Mondayは1年の中で最もお得な買い物イベントである。割引率が40%から60%になる場合が多い。この時のために一生懸命お金を貯めている。12月になれば、クリスマスがやってくる。その時の家族へのクリスマスプレゼントを買う時期でもある。とにかく大安売りだ。

イオンがこのイベントを日本に導入して新しい安売りイベントを構築しようとしている。朝日新聞には、イオンのブラックフライデーのチラシが含まれていた。どれだけ安売りになっているかは、分からない。主婦の目と判断でしか割引の程度が分からないのではないか。

消費者にとっては、安売りのイベントが何であろうと買いたいと思っていた製品の価格が大幅に下がっていればそれだけで嬉しい。高齢者の主婦にとっては、財布に優しいイベントだ。

日本の経済は、不況をまだ脱していない。政府は意図的にインフレにしようとしているが目標は達成できていない。デフレ傾向がますます強くなっている。安売りをしないと消費者がお金を使ってくれない。金余りであるのにお金が回っていない。

企業が儲けた利益を内部留保して社員に還元していないために会社員が消費に向かわない。お金持ちだけが浪費しているのが今だ。お金持ちの人口は少ない。そのため、経済に影響するインパクトがない。格差が広がるとお金が回らなくなる。

年金受給者の高齢者は、節約に向かう。お金を使う若者たちは、もらえる給与額が低いので使うお金の額が小さい。少子高齢化でお金は回らない。若者たちも高齢者たちもお金を使う動機づけは、安売りイベントだ。衝動買いを誘う値段になれば、ついお金を使ってしまう。

AEONの安売りイベントは、その意味合いで社会に良い影響を与えられるかどうかの見ものである。

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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