65歳を過ぎて仕事を探すならば

「シニアの仕事と収入」で検索してみたら、アルバイトやパートを検索できるサイトがリストされた。いくつかの仕事サイトを眺めてみたが、心が動くような仕事は見つからなかった。シニア向けの仕事は、検索では見つからないと感じた。

自分が住む地域で人手がいる仕事を自分の目で探してみるのが一番良いのではと思っている。時給などに優先順位を置かないで「こんな仕事は面白いのでは・・・」、「やってみたいと思う仕事・・・」という視点で探してみる。

検索サイトに掲載されている募集の仕事は、多くが仲介業者が入っている。これを避けて仕事を探すには、スタッフ募集のチラシがお店に貼られたところに直接申し込むことだ。

オフィスワークを望むならば、自分が得意とするスキルでウエブ検索するしかない。お店で働く仕事は、どこでもスタッフ募集をしている。一番興味がある業種のお店で自分が出来る仕事を探すのがおすすめだ。

年齢で制約がない仕事:営業、専門職、または、起業

営業:

65歳という年齢がメリットになる営業の仕事があれば良いのだが、専門知識が求められる場合が多い。例えば、証券会社の営業だ。営業をするお客さんが高齢者が多い。年齢が近いという事で親近感とコミュニケーションがスムーズになる。証券会社の営業の仕事をやるには、証券会社で働いた経験と証券知識が要求される。

未経験で営業の仕事をやるのは、高齢者にはきつい。

横浜駅近くで時々高齢者女性のグループがアンケート対象の人を見つける仕事をしている。なぜか、シニア男性はやっていない。中高年の女性だけだ。このような仕事は、コツを覚えれば誰にでも出来るような仕事だがスポット的なアルバイトになる。

専門職:

語学力がある人は、翻訳業、通訳業、観光業分野で仕事を探せる。少なくとも英語や中国語が堪能であれば、ウエブサイトのコンテンツを英語や中国語に翻訳する仕事は今後増加する。

自分で営業が出来るならば、自分のスキルをベースにコンサルティングサービスを提供できる。そのスキルが専門的であればあるほどその専門戦を求めている分野を絞り込める。絞り込んだ先の起業に営業をかけることでその需要を打診できる。

今後増大する専門職は、介護と保育分野であることは誰でもが知っている。数年先を睨んで今からその資格を取得する勉強や経験を積むのも良い。5年先から10年先の需要を見込める専門スキルをシニアでも学べる。やる気さえあれば。

起業:

65歳を過ぎると組織の中で監視されながら仕事をすることに相当のストレスを感じる場合が多い。雇われるという事は誰かが上司や先輩となってあなたを指導することになる。それが今まで自由な生活をしていた気分を害する。雇用されると自由が奪われる。その代わり、収入が得られるというトレードオフがある。

ストレスフリーの仕事をしたければ、自分がやりたいと思っている業種でビジネスを起こすしかない。

老人が働くという事は、若い人以上に制約があり、辛い面が多い。起業は、そのデメリットをメリットに変える面がある。起業するチャンス(ビジネスアイデアとやる気と興味)に恵まれた高齢者に必要なのは、ちょっとした勇気と失敗しても深い経済的なリスクを負わない方法だ。

高齢者が起業する時は、自分のリソースを活かすサービスビジネスが良い。お金が先に求められる店舗ビジネスではなく、やって上手く行けば報酬が得られるサービスがお勧めだ。短期間でお金を稼ぐと焦ると失敗する。高齢者は、地道に時間を味方にしてビジネス基盤を作るやり方が上手く行く。

ビジネスは、技術力でお客を獲得する以上に潜在顧客との触れ合いで得られる場合が多い。人知り、仲良くなることで信頼感が生まれる。顔を何度も合わせることでその人の能力や性格を知る事が出来る。シニアの強みは、経験という裏付けと人間力ではないか。

私が感じる事は、1年ぐらい時間を投資して5年先、10年先の市場ニーズを満たすスキルや資格を身に付けることがこれからのシニアにとって一番重要である。今すぐにお金を稼ぎたいシニアは、好き、嫌いの感情を無視してお金稼ぎに専念するしかないだろう。

インターネットに興味があり、勉強しているシニアならば、昼間肉体両道をして、夜はインターネットビジネスでお金を稼ぐという二刀流が出来る。現実とインターネットの世界でのビジネスは、並列で展開できる。

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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