70歳を過ぎたから引退したいなんて思っているシニアは考え直したほうが良い

スタバのカフェの中でシニア二人が仕事について話をしていた。その二人の姿を見ながら聞こえてくる話を理解した。断片的だが、どうも不動産業界の人たちらしい。年齢的に70歳近いシニアだ。働いているシニアは、自分の専門分野を持っている。体が動く限り、働き続けるという姿勢が見えた。私も体が動く限り働き続けるつもりだ。

NPO団体で輝いているシニアは、自分の専門分野で動き回っている。何か尖っている知識やスキルが有るシニアは、その技量を使える場所さえ見つければ輝き始める。70歳を過ぎたから引退したいなんて言っているシニアは考え直したほうが良い。人間の魅力は、アクティブに動き回っている人に集まる。

若い人たちも活動的に働いている専門家をお手本にする。私が70歳過ぎのシニアを見る時にその人が何に没頭しているかを見る。第二、第三の人生キャリアだ。若者も私も年寄りだから暇を余している人に魅力を感じないだろう。時間を無駄にしているからだ。その無駄になった時間を何か社会にプラスになるような使い方をしているシニアだったら嬉しい。

目的もなく街中を回遊する老人たちを横浜で多く見かける。そんな老人たちを見つけるたびに「自分の老後はそうなってはいけない!」と戒めている。

自分が得意とする分野で活躍するシニアになる

老人が若さを求めるならば、専門的な仕事をして働くことである。専門性は長い知識と経験の積み重ね。自分を尖らせるには特定分野を追いかけていなければ成れない。絶えず、その分野の最先端情報を仕入れて実践する。新しい事を学び続けると社会とのつながりが切れない。若い人たちは専門分野のシニアに何かを学ぼうとする。シニアは自分の得意を尖らせる事で生きがいを見いだせる。

継続こそ力なり!

一つの分野を長く、継続的に追求した人が専門家になれる。自分が得意とする、好きな分野を今からでも良いから追い続ける活動をしたほうが良い。その活動を通して今まで失っていた活力が蘇ってくる。体を積極的に動かすシニアは健康になる。肉体的にも精神的にも。その専門をお金に変えれば生活にも余裕が出てくる。悪い点は一つもない。

私の専門はインターネットでお金を稼ぎ時間と場所に制約されないライフスタイルを追求する人生にある。インターネットでの情報発信サイト(ウエブメデイアサイト運営)で社会貢献をしている。自分なりに考え、自分のできる範囲でやれることをやっている。無理はしない。

インターネットの世界は絶えず新しいことが起きている。学ぶことは多いが、情報の選別をする必要がある。何でもかんでも新しい知識を学べば良いという訳にはいかない。自分の専門性を尖らせるための知識でなければならない。他人を意識しないで昨日の自分と今日の自分を比較する。インターネットの世界は、ビジネスをしているとその進歩が数字となって現れる。何かをやれば、その結果が数字となって直ぐに見えてくる。それが面白い。それを味わうために仕事をしている。

インターネットの世界で生活をしていると性別、年齢、学歴、国籍などを意識することがない。変な世間体も気にする必要もない。自分だけの世界を作れる。シニアが現実の社会で職を探そうとすると年齢が大きな壁になる。インターネットの世界はそんな壁がない。自分の専門と得意なことで仕事ができる。

資格を取れば専門家になれるのか

NPO団体には中小企業診断士の資格を持っている人が多い。実際にその資格でビジネスをしているシニアは少ない。現実は資格だけでは仕事に結びつかないということである。資格はあくまでもその資格で始めるビジネスの入り口でしかない。新しく資格を取得すると必ず実践の場で経験を積むことが求められる。それが出来る人はその道の専門家としてのキャリアを築いていける。

資格がなくても専門家になれるのが現実の世界である。自称〇〇の専門家として名乗ってお客を見つけて売上を立てることが出来れば良い。私の知人の中には営業支援や営業代行サービスで起業した人がいる。彼らは自称「何々分野の営業支援専門家」としてお客対応する。

専門家に求められるスキルは

  1. 特定分野の専門的知識と経験
  2. 営業力(お客開拓ができるスキル)

自分が得意なことで自称〇〇の専門家になれば老後の生活も色々な色が出てくる。70歳になるまでは世間一般的な仕事で生活費を稼ぎ、70歳過ぎは自分が得意なことで自称〇〇の専門家として働き続ける。そんな選択肢が誰にでもある。

自分の趣味を職にする

私の趣味は筋トレである。本格的にゴールドジムで筋トレをやり始めて2年目になる。以前は区のスポーツセンターにあるジムを使って筋トレをしていた。独学で始めた筋トレである。米国の大学に留学していた時に筋トレを授業を受けた。基礎はそこで学んだ。

将来的にシニア向け筋トレのトレーナーとして趣味を職に出来ないかと考えている。60歳から70歳代のシニアは体の筋肉の損失で悩んでいる。そんな問題を解決するには筋トレしかない。筋肉は使わないと衰えていく。年齢とともに体を動かす機会が少なくなっていく。それに従って体から筋肉が消えていく。

誰でも正しい方法で筋トレを続ければ失われた筋肉を取り戻せる。ただ、一人で筋トレを続けるのは難しい。一緒になって指導してくれるトレーナーがいると三日坊主にならない。筋トレを続けているうちにわからない事、体の不調、気分が乗らないなど、色々な問題が生まれる。一緒になって問題を解決するヘルパーがいると不安が消える。

好きで始めた筋トレという趣味をもっと尖らせてシニアがシニアを助けるシニア向け筋トレ指導サービスをやってみたい。そのためにはどんな事が必要なのかを今ジムで学んでいる。

専門家になって自分の仕事を作るという選択肢は誰にでもある。

結論

  • 何か尖っている知識やスキルが有るシニアはその技量を使える場所さえ見つければ輝き始める
  • 老人に若さを求めるならば専門的な仕事をしている人になれば良い
  • 自分の得意、趣味を仕事にするという選択肢がある

 

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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