シニアは自分の人生に責任を持つ

 人生100年だとすると私はもう63年であるので6割の人生を終えている。後、40年余りをこのままの状態で生活できるとは思えない。できれば喜ばしいことだが、肉体がその要求を満たさないかもしれない。

あと40年余りを使って人生のやり直しが出来るとは思っていない。全てがマイナスの方向に向かっているからだ。現実の社会で生活をする上で自由に動ける体がずっと維持できない。自由に体を動かせなくなる年齢が必ずやってくる。それが、70歳代なのか、80歳代なのか、90歳代なのかで残りの人生がだいぶ変わる。

誰にとっても体が資本だからだ!

今までの人生を悔やまない!

65歳で職探しで壁にぶつかっているシニアがいる。起業をするにも勇気がない。アイデアも浮かばない。そんなシニア男性がいる。大学を卒業してからの会社生活で身につけた知識やスキルが、65歳になった時に活かせない自分に悔やむ。40年以上組織で働いてきた経験は一体何であったのだろうかと。

年齢という壁にぶつかった時に自分の人生を振り返る。無駄な人生を送って来たのではないかと悔やみだす。過ぎ去った時間は取り戻せない。今から始まる時間だけがチャンスだ。「意思あるところに道あり」である。

自分に残されている命という時間、健康でいられる時間は誰も分からない。分からないからと言って何も始めないのは大人ではない。子供だ。大人は、人生経験から色々なことを学んできた。子供にはその経験がない。無い経験から人生の先を読めない。大人は、人生経験があるのである程度のことを想像できる。

今までの人生はやり直せないが、これからの人生は作れる。 

何歳になっても新しい事に挑戦する姿勢は必要だ。前向きに人生を生きるシニアほど、悔いがない人生を作り出せる。今までの経験や知識が生かせない壁にぶつかったら、新しいことを学んで経験するという考えと選択があっても良いのではないか。60歳代であれば、まだ、体力も気力も温存できている。ちょっとした勇気さえあれば最初の一歩を踏み出せる。

自分の過去を悔いるならば、それを受け入れて忘れることだ。今からの人生に精神を集中させる。今までの常識に囚われない。自分の人生という視点と価値観で新しい生活を作り出す。残りの白い人生の道に自分の価値観で満足が行く道を作って行く。

65歳になって仕事を失い、これからどうしようかと悩んでいるシニアに過去を受け入れて直ぐに忘れることを助言したい。直ぐに忘れるには、今まで経験したことがないことに挑戦することだ。新しいことを学ぶのは、苦痛が伴う。苦労するからその過程で何かを学ぶ。苦労しないことは経験済みなことが多い。

私は、2年前から新しいビジネスでこの先10年の生活費を稼ぎ出す仕事をしている。まだまだ、分からないことが多い。売上もビジネスの体をなしていないが、やればやっただけの成果は生み出している。やりながら、これで本当に良いのだろうかと戸惑うことが多い。戸惑う度に色々な発見と学びがある。

過去の人生を振り返らないでこれから作り出す新しい人生を夢見る。夢を見始めると明るい気分になる。

この記事「シニアは自分の人生に責任を持つ」のポイントは、

  • 誰にとっても体が資本だ!
  • 今までの人生はやり直せないが、これからの人生は作れる。
  • 何歳になっても新しい事に挑戦する姿勢は必要だ。前向きに人生を生きるシニアほど、悔いがない人生を作り出せる。

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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