70歳代と80歳代の仕事と生活、何かが見える!

午後2時頃にそごう横浜店の中を歩いていると80歳代の老夫婦を多く見かける。奥さんに連れられて旦那さんもそごう横浜店にショッピングに来たのだろうか。昼間のデパートはウインドウショッピングをしている老人女性が多い。実際に買っているのかどうかは定かではないが午後の時間を自宅を離れて過ごしているのは確かだ。

そごう横浜店を出て横浜駅の西口に出る。西口にはバスロータリーとタクシー乗り場がある。白髪姿の70歳代男性が数人同じような服装で駅西口を歩いている人達を見ている。彼らは、路上でタバコを吸う人たちを見つけて罰金を言い渡す仕事をしている。3人チームで活動しているようだ。

シニアは70歳を境に仕事から離れる人が多いらしい。70歳を過ぎて働いているシニアは、健康で体力がないと働けない。80歳になると働いているシニアはごく僅かになる。80歳の老人が何をして働いているかはわからないが、肉体労働はできないことは確かだ。

アルバイトやパートの仕事が出来るのは70歳代まで、80歳代からは健康のために街中散歩!

70歳代で働いているおばさんというか、おばあさんを駅近くにある「立ち食いそば屋」で良く見かける。飲食店のウエイトレスとして元気に働いているおばあちゃんも多い。一方で横浜の街中を歩き回っている70歳代のおばあちゃんも多い。私の目から働いているおばあちゃんのほうが健康的で元気があるように見える。

70歳代、働いている人よりもブラブラしている人が多い

70歳代で働いている老人は、会社役員、飲食店のアルバイト、駐輪場の管理、駐輪違反の摘発、外でのタバコ喫煙違反の摘発、宅配の配達、建設現場の交通整理と監視、戸口チラシ配り、オフィスビル内の清掃、ファストフード店プスタッフ、スーパーの買い物かご整理、買い物カート回収などの仕事をしている。

70歳代は、健康面でいろいろと問題を抱える年代である。元気な70歳代ならば、健康のために働くという人が多いのではないだろうか。または、生活費の足しにしたいとアルバイトをしているのだろう。健康な70歳代シニアは、暇な時間を有益なことに使いたいと模索している。NPO団体に入会して自分が出来ることをやっている人もいる。 

だが、

多くの70歳代は、これと言ったものを意識した時間の使い方をしていない感じがする。横浜地下街ジョイナスにある午前中のドトールコーヒーショップの中を見ればそれがすぐに分かる。お客の大半が70歳を過ぎた老人たちで埋まっているからだ。最初その情景を見た時は、こんなに多い老人が出勤する前の時間調整に来ているのかと不思議に思っていた。

現実は、朝早くから自宅を出て街中散策の出発点としてドトールコーヒーショップで一服しているだけだ。

80歳代、ブラブラすることが仕事

健康に80歳を迎えて生活を送っている老人は、幸運な人達であると私は思っている。男性よりも女性が元気に横浜の街中を歩き回っている。80歳代の老人の仕事は、自宅を出て街中を散策することだ。認知症予防には、刺激が多い街中をウインドウショッピングしながら歩き回るに限る。外出を意識すると毎朝今日は何を着て行こうかと考え始める。ランチはどこで何を食べようかと調べ始める。

外で歩くだけで足腰を鍛えられる。それ以外に世の中で起きている変化を情報として手に入れることができる。新しい駅ビルが建設中の横浜駅では、駅ビルにどのような施設ができるかを宣伝している。街の中で起きている変化を歩き回ることで肌で自分の目で知ることが出来る。自宅だけでの生活ではそんな情報は入ってこない。

時代の変化に追いつこうとするには、自分の目で肌で変化を感じることだ。若者たちが使っているスマホを横目で見ながら私も使ってみようかしらと思い始める老人も多い。80歳代は、如何にして自分の体力を維持するかが命題になる。筋肉が失われて歩けなくならないように毎日足腰を鍛える必要がある。自宅での生活ではそれが難しい。友達と一緒に街中歩きをしないと十分な運動がこなせない。

疲れたら資生堂パーラーでゆっくりと甘いフルーツパッフェを食べながらお喋りをする。そんな優雅な時間を過ごしている老婦人たちを何度も資生堂パーラーの窓越しに私は見ている。

80歳を過ぎれば、命が尽きるまでやりたいことをやる。そんな気分ではないだろうか。

80歳まで生きていられれば後は何も望まない人生が待っている

63歳の私の感覚では、80歳まで生きられれば本当に幸運であると思う。人の寿命は誰も分からない。長生きができるということは、その人がこの世界で長く生きて生活が楽しめるきっぷを持っているという証拠だ。誰もがそんなきっぷを持てない。家内の父親は、92歳で自宅で一人生活を送っている。認知症もなく、毎日、自分を楽しませることをやっている。母親は、86歳で老健施設でリハビリを受けている。もう、1年以上が経過しているが。

私から見れば、両人とも羨ましい限りである。手に入らない長寿のきっぷを持っているからだ。

私はささやかな目標を持っている。80歳の時にベンチプレスで83キロのバーベルを上げることだ。現在、93キロを上げている。後17年間、83キロのバーベルを上げ続ける筋力と健康を維持する必要がある。そのために週2回のスポーツジムでの筋トレは欠かせない。この目標を達成するには、80歳まで生き続けなければならない。

途中で他界したら本望を遂げられない。

80歳を過ぎて生活を送っている老人たちは、いつお呼びが来ても良いような覚悟で生活をしているのだと思う。

この記事「70歳代と80歳代の仕事と生活、何かが見える!」のポイントは、

  • 70歳代は働こと思えばアルバイトやパートを見つけられる。もう仕事は卒業だと感じているシニアは、ブルブラした生活を始められる。80歳代は、ブラブラした生活が仕事になる。体力と健康を維持する生活が中心になる。特に足腰を鍛えないと普通の生活が維持できなくなる。

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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