年を取ることがどうしても悪いことのように思っている私。老いる事への不安からそんな感情が生まれてくるのだろうか。老いることは避けられない。そんな運命と現実を知っているが、若さ溢れる子どもたちを見るとつい目が老いに行ってしまう。
60歳を過ぎればこんなに良い、楽しい事があるはずだと言える物を探している。定年退職して会社組織から開放される身分を良いと思うか、悪いと思うかは個人差がある。もう、嫌な上司にペコペコする必要がない。そう思っているシニアは、60歳の定年退職を待ちに待っていただろう。
私が最初に喜んだ事は、60歳と61歳になった時に頂ける企業年金と厚生年金だ。今まで給与から天引きされていたお金が利子を付けて返ってくる。
その他に・・・
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私の知人から酒の席でこんな話を聞いた。
「早期退職後の半年は今まで出来なかった長期の旅行、平日に行けなかったレストランでの食事、趣味の家庭菜園、読書などを楽しんだのだが、6ヶ月を過ぎた頃から生活のコアがない生活に疲れ始めた。」
会社時代と違って1日の生活スケジュールを自由に決められたのだが、あまりにも自由すぎて暇を持て余し始めた。仕事をしていれば、日中は仕事で時間を費やせる。その仕事がない今、生活のコアの時間帯がポカ〜ンと空いてしまった。
彼はすぐに仕事探しに走った。幸運にも彼の友達が会社を経営していたためその会社で働き始めた。今はその会社の雇われ社長として毎日充実した生活を送っている。
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いつも思う事が有る。女性のビキニ水着姿と普通の下着姿に何が違うのか。違うのは着る物の材質とファッション性ではないか。ビキニ水着は他人が見ておかしくない、下着は他人に見せられないという違いもある。

ビキニ姿も下着姿も隠すべき場所を隠しているだけが同じ。ある時、ある女性にお酒の席でこんな質問をした事が有る・・・つづく
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公衆電話を探しに横浜駅西口辺りを歩いて見つけた場所が消毒の匂いと小便の匂いでせっかく見つけた公衆電話を使わずに別の場所を探し始めた。薬局のお店の前に緑の公衆電話があったのだが、その横に若いホームレスらしき人物が座っていた。近くに寄ってジロジロ見るのも悪いのでこの場所の公衆電話も諦めた。

この写真を見ての通りビールの空き缶が散らばっている。下にはたばこのごみ。夜中に起きているのではないかと思わざるを得ない。人通りが激しい昼間には公衆電話周辺に人があまりいない。なぜか不衛生な場所になっている。
結局、安心して使える公衆電話を見つけたのは、相鉄線の入り口周辺にある売店近くにあった公衆電話であった。公衆電話で用事を済ませたあと考えた。
なぜ、公衆電話がある場所が小便臭いのか、消毒臭いのか。なぜ、若い青年がホームレスになり身なりも顔も汚れて薬局店の近くで座っていたのか。
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70歳になると自分が高齢者になったと自覚し始める。この先いつまで生きられるか考え始める。友人、知人の中には既にこの世を去った人もいる。後10年生きれば、平均寿命に到達する。その頃にはもっと平均寿命が伸びているかもしれない。長生きする人も増加しているだろう。
長生きが美徳である時代がいつまで続くか分からない。70歳はまだ若いと言われるかもしれない。60歳から筋肉トレーニングをやり続けた人は、体力的にも健康面でも体がまだ不自由になっていない人が多いだろう。筋力トレーニングは新陳代謝を改善するのでいつも新しい細胞が体に生まれる。それが若さを生む。
70歳からまた新しい生活が生まれる。5年毎に体が老化して行くと生活が変わって行く。75歳になると急激に体の免疫力が低下する。60歳のときよりも免疫力は弱体化するため、色々な病気に襲われやすい。身体の免疫力が病気から私達の健康を守ってきた。そのパワーが弱まってくる。
老化を止めることはできないが、健康寿命を維持する事はできる。70歳から健康寿命を維持するには「体が資本」という言葉に従い、体の資本を増やすことをするしかない。
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焼き魚定食を英語でGrilled fish set mealと言うらしい。横浜駅周辺でいつも手頃な価格の焼き魚定食を出している飲食店を探していた。大戸屋などがあるが、いつも、並んでいて待つ気がしないので諦める。価格も1000円前後が多い。
老いてくると野菜と魚を優先的に食べたほうが良いと耳にしている。野菜を沢山食べれる飲食店も見つけるのが難しい。せめて焼き魚定食のようなメニューを出しているお店がないか探してみた。数件のお店を物色してみたが、味と価格の面で田舎茶屋の大蔵がコストパフォマンスで優れていた。
焼き魚を食べる
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60歳代の私たち夫婦は、数年に1回海外旅行をする。旅行パッケージは使わない。すべて自分で旅行計画を立てる。旅券やホテルの手配もインターネットで行う。現地では、レンタカーを使って移動するので日本のハーツでレンタカーの予約を済ませる。私自身、海外での生活経験があるので旅行パッケージに満足していない。
ヨーロッパにしても米国にしても大都市を避けて、地方都市1か所に1週間ぐらい滞在して周辺の街をレンタカーで回る。出来るだけ、現地の人たちの生活を味わいたいからだ。観光客が足を踏み込まない庶民の場所が一番印象に残りやすい。
色々な観光地を飛び回るのは、疲れる上に現地の人たちとの触れ合いがない。
体力がある60歳、70歳代のうちに海外旅行を楽しむ
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朝起きて今日着る洋服を考える。ジーンズに似合うのはポロシャツだ。その時、肌着を下に着るかどうか迷う場合が多い。何故迷うのか自分の心に聞いてみた。
「今日は暑いから汗がたくさん出るだろうなあ!ポロシャツに汗が吹き出てくるのが嫌だが、この暑さは肌着を下に着るには暑すぎるだろう。
でも、綿の肌着は汗を吸ってくれる。肌触りが良い。肌着が少し見えることになるが、汗を吸ってくれるのとポロシャツに汗が染み出ないことが良いかもしれない。」こんな思いで肌着を下に着るのが良いか、迷うのだ。
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32年間妻と一緒に生活をしている。私にとって妻はどのような存在なのだろうか。
最初に言いたいことは、「私の妻は福の神である」と私は思っていることだ。この事は、私を知る人全てに恥ずかしがることなくおおっぴらに口に出している。妻の前でもそう言っている。妻のお陰で何度も助けてもらった恩があるからだ。昔、テレビでこんな番組があった。「私の奥様は魔女」。実は、私の奥様はマーリンと呼ばれている。Merlin(マーリン)は、アーサー王に使えた魔術師の名前である。
彼女は西洋人のパーソナリティーを持っている日本の女性である。彼女がいるところに多くの知人友人が自然と集まってくる。彼女と一緒にいると落ち込んだ気分がすっ飛ぶと言って皆さんがランチ会をしましょうよと誘ってくる。彼女は精神的に落ち込んだ隣人や友達を笑わせるスキルを本能的に持っている。明るい性格が彼女を「福の神にしている」。
誰でも困っている時に助けてくれた人は忘れないし、また、会いたいと思うはずだ。彼女はちょっとした事で幸せを感じるセンサーを持っている。幸せを感じている人はそばにいる人にも幸せをおすそ分けする能力を持っている。
私は大学生の青春期を米国の大学で過ごした。そのためか社交性があり、明るい、気楽に話ができる米国人女性に憧れていた。米国ではそんなキャラクターをバブリング・キャラクターと呼んでいる。バブルが弾けるように笑い出す雰囲気を持つ女性である。一緒にいて楽しくなる性格である。
日本に帰国後、そんな女性に巡り合った。日本人女性であるが、性格がまさにバブリング・キャラクターである。見かけは日本女性、内面は米国人女性のように社交性があり、一緒にいると楽しくなる性格を持っている。そんな女性を妻にした。
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