いつも立ち寄る駅近くにあるスーパーマーケットで研修社員が先輩たちの指導下でレジ打ちを体験していた。数人の若い男性がレジでお客さん対応をしていたが、女性と比較しておぼつかない。自宅で家事をする家内の行動を見て女性はマルチに仕事をする事が出来るが、男性は一つの事に集中して一つづつこなして行くのが得意だ。

若い男性研修社員は先輩の女性社員に注意されながらレジを操作していた。その様子を見てとても私は出来ないと自覚した。頭と体が柔軟な若い男性社員でさえもこうだ。とても、シニア男性が出来る仕事ではない。

たまに熟練の中高年男性がレジ打ちをしている。その人はお店の店長であった。経験値があるのでレジ打ちは簡単なのだろう。不慣れなアルバイトのシニア男性ならば、ミスの連続でお客さんが怒り出すのではといつも想像している。

スーパーマーケットにも技術革新が広まって来ている。最も進んだスーパーマーケット店ではレジ打ちスタッフがいない。無人店舗になっている。店舗にいるのは無人店舗のシステムに異常が発生したときや泥棒などの被害にあったときに働くスタッフである。技術が高度化しているのでシニアには太刀打ちができない。

セルフ・レジ・スタイルのスーパーマーケット店舗があるが上手く行っていない。操作面で出来る人と出来ない人が生まれてそれを支援するスタッフが常駐することになる。セルフレジの操作も人によって遅い場合がある。それでセルフレジに長蛇の列が生まれることもある。

レジ対応のスタッフはレジで何か問題があるとレジ操作に詳しい人を呼ぶ。それでお客は待たされる。気が短いシニアのお客ならば、怒鳴り声を出す。その対応にシニア男性がついていけるだろうか。

60歳代の私は70歳代の高齢者のライフスタイルに興味がある。60歳代は見かけも体力も気力もまだ若い。仕事があれば普通に働ける。それだけのエネルギーを持っている。70歳の声を聞くと風貌も動作も顔色も若さを感じられなくなる感じがする。

平均年齢72歳のNPO団体で見かける高齢者たちからそんな印象を持つ。定例会が毎月会議室を借りて行っているのだが、ビルの8階にある。 誰一人として階段で上がって行こうとしない。また、階段を下りて行こうともしない。一台しかないエレベーターに並んで1階まで下りて行く。

明らかに足の筋力と体力に問題を抱えている。70歳代になると体を動かすのが不自由になるのではと思わざるを得ない。70歳代の体は普通の人であれば、体力が激減するというか、知らないうちに体の筋肉が減少して足に悪影響を及ぼす。

体を鍛えるシニア

足が不自由になると老後の生活が一変する。動物は歩けなくなると死を迎える。餌を取ることができなくなり、餓死する。人間は肉体的に精神的に苦しむ。それ故、私の年代のシニアは足や体を鍛える筋トレを始めている。

2017年5月7日の朝刊朝日新聞にこんな求人募集広告があった。月給は、19万円から。契約社員から始まり正社員登用と書いてある。高齢者が応募できるが、体力というか、体調管理が要求される仕事だ。IMG 20170507 085802 R

短期的にお金が必要な高齢者で体調管理が上手く出来る方ならば、おいしい仕事だろう。

おいしい仕事はどこかに無理がある!

会社員が65歳を過ぎて年金を受給し始めると働くことを辞める人が多くなる。小遣い稼ぎ程度のアルバイトを見つけて働き続ける人もいる。ただ、出来るだけ楽な生活を送ろうとする。

楽な生活をやり始めると体が怠け始める。自分で生活のリズムを作れれば良いが、作れなければ自宅にこもり始める。定期的に体を動かす趣味や活動があるならば、あまり心配することはないが体を動かさない生活が続くと知らないうちに体の筋肉が衰え始める。

自営業者や会社経営者などは65歳を過ぎても働き続けている。仕事中心に生活のリズムが出来ている。当然、体を動かす機会が多い。営業したり、セミナーに参加したり、イベントに参加したり、毎日やるべき事がある。

長年雇用されてきた元会社員は自発的に第二の人生を作り出す発想やアイデアが乏しい。誰かに、何かに頼ろうとする指向が強い。それが出来ないと諦めて年金生活で受身的な楽な生活を始める。

高齢者が一番気をつけていることは滑って転ばないことである。シニアが転ぶと必ず怪我をする。ひどい場合、骨折して入院する。入院している期間が長いと足腰の筋肉が急激に衰えて自分の足で歩けなくなる。

シニアは食料品の買い出して雨の日もスーパーマーケットに出かけなければならない。歩く距離が長いと道路が滑りやすくなり転ぶ危険性が高くなる。特に道路上にあるマンホールの蓋、横断歩道の白線の上、階段を降りるときなどが滑りやすい。

先日、妻が雨の日に階段で滑り、お尻をついて怪我をした。1週間ぐらいお尻を湿布をしていた。身軽な妻でも突然の出来事に対応できなかった。降りる時、階段が雨で濡れていてパンプスの靴が滑ってしまった。

台風が日本に沢山やって来る夏は、水による事故が多く報道される。中でも老人の事故がなぜか多い。海に近い、河川に近い場所に住んでいる老人が台風がやってきているのに外に出て行って水難に合うニュースがなぜ多いのだろうか。常識で考えても普通の人は外出をしない。

 でも、老人は台風の中を外に出ていく

週末はいつもドリップコーヒーを夫婦で飲んでいる。平日はインスタントコーヒーである。ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの味の違いは確かにある。私はコーヒーマニアではないがコーヒーを飲む事が多い。仕事場としてスターバックスを使っているのでコーヒーは仕事の友になっている。

週末は家内よりも早く起きてドリップコーヒーを作り、静かな自宅の中でコーヒーの匂いを嗅ぎながら心に静寂という栄養を与えている。何も考えることなく、コーヒーの香りだけを楽しむ時間は一瞬だが邪念を頭から追い払ってくれる。

日曜日の朝、1杯のドリップコーヒーは精神的な栄養を与えてくれる。私と同じようなことをしているシニアがいると思う。平日の心の疲れを癒やすために。

これからの時代は、人工頭脳 AIが人間の仕事をやって行くと言われる。既にコンピューターが今まで人間がやっていた仕事をやっている。銀行のATMなどは、人間不在でお金のやり取りが出来る。鉄道の駅の改札口は、完全に人間が切符を切っていない。機械とコンピュータが人間がやっていた仕事をやっている。

同じ仕事を事務的にやる人間味が無い仕事はどんどん機械とAIで効率化が進む。これは確かだ。人間は、人間しか出来ない事を仕事にしなければ成らない時代に突入する。

自宅にGoogle Home(AIスピーカー)がある。購入した時は、会話相手になるのではと期待していたのだが、期待外れであった。在り来たりの質問だけにウエブで検索した結果を棒読みするだけであった。とても人工知能の仕事をやっているとは言えない。

人工知能がマネできない仕事はまだたくさんある。人間同士が実際に会わないとできない仕事を探せば良い。

南半球のオーストラリア、ニュージーランドは夏である。日本は、冬。寒いのが嫌な人は南半球に旅行をする。水着を携えて。

いつも思う事が有る。女性のビキニ水着姿と普通の下着姿に何が違うのか。違うのは、着る物の材質とファッション性ではないか。ビキニ水着は他人が見ておかしくない、下着は他人に見せられないという違いもある。bikini

ビキニ姿も下着姿も隠すべき場所を隠しているだけが同じ。ある時、ある女性にお酒の席でこんな質問をした事が有る。

67歳がお金を使う時にどのようなキャッシュ媒体を使うのか、考えてみた。私の財布には、1万円以内の現金、クレジットカード2枚、銀行のキャッシュカード、PASMO(プリペイドカード)が入っている。今騒がれている電子キャッシュはお試しでPayPayを使っている。電子キャッシュはスマホプリ経由で支払いがなされる。

スマホは所持して使っているが、決して銀行口座などの金融情報を記録していない。インターネットの仕事をしているのでネット経由で何を裏でされているか分からないからだ。スマホにインストールしたアプリがマルウエアで個人情報を知らないうちに外部に送信しているかもしれない。そのリスクが大きいので金融情報は決してスマホに登録・記憶させていない。

大手銀行がQRコードを使って電子キャッシュの推進をしようとしている。中国ではこのQRコードとスマホアプリで電子キャッシュが広まっている。日本は現金を使う習慣が強いので電子キャッシュは若者中心に広まっている。

シニアはスマホを使い慣れていない。デジタルキャッシュを使うにはアプリのインストールと設定が自分で出来ないと始まらない。それが出来てもアプリ操作を学ぶ必要がある。一人でそれが出来るシニアは非常に少ない。出来ないから不安と不信が生まれる。

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。