65歳から75歳までの10年間をどのように過ごすべきか?今の生活はずっと続かない!

働けるまで働きたいと思っているのは私だけだろうか。体力が続く限り、健康上で問題なければ私は働き続けたい。問題は、年齢からくる身体の限界だ。元気な人は80歳過ぎまで働き続けている。一般のシニアは、75歳を過ぎた頃から肉体的にも精神的にも働くのが辛くなるのかもしれない。働きたいけれども体力を使う仕事は出来なくなる年齢がやって来る。私は、後期高齢者としてラベルが貼られる75歳以降ではと思っている。

年金収入は年々目ぼりしていく。体が元気なうちにお金を蓄えないと働けなくなった時に経済的に苦しくなる。なんとか働ける年齢は、65歳から75歳までが限界ではないか。この10年間をお金を消費する行動に使ってしまうとお金を稼いで貯める機会を失う。

一番賢いお金の稼ぎ方と貯め方は、肉体労働でお金を稼ぐのではなく頭でお金を稼ぎ、年齢に関係なくお金が自動的に入ってくる仕組みを作り上げるやり方だ。

会社経営で成功していれば、お雇い社長に仕事をさせて自分の余生を楽しめるが誰でもができることではない。個人がやれることは、知恵を使ったビジネスをインターネットで展開することである。インターネットビジネスは、独自のアイデアを先に実行してお金が入る仕組みを作り上げることで完成する。簡単ではないが、肉体労働ではなく頭の労働である。

今、65歳ならば頭でお金を稼ぐビジネスを考えてやってみることである。

65歳から75歳までに働くだけ働いてお金を蓄える! 

65歳から75歳までの10年間は、75歳以降の老後生活を経済的に支える期間であると思う。この時に働き老齢アリになって75歳以降にやって来る厳しい冬を快適に過ごす準備をする。働ける機会があり、それができる健康と体力が有れば、体に障害が発生した時に使えるお金を稼げる。

その意味合いで、何とか75歳までお金を稼ぎ続ける仕事を見つけて維持することが目標となる。 

75歳までお金を稼ぎ続ける

65歳からはフルに年金を受給できる。国民年金だけの高齢者は、生活費を補填するために最低月額10万円以上のアルバイトかパート、または、自営をする必要がある。厚生年金と国民年金を頂けるシニアは、働かなくても何とか生活ができる人が多いはずだ。そんなシニアは、アルバイトかパートをして月額10万円以上を稼げば、年間120万円以上を貯蓄に回せる

これを仮に10年間行うことが出来れば、1200万円の貯蓄が計算上出来る。実際は、人間なのでそうはならないだろう。ちょっとした旅行やバカンスを楽しみたいからだ。それであっても、1000万円弱の貯蓄は可能だろう。

当然、65から75歳までの間に何度か働くことが出来ない期間もあるかもしれない。目的が明確であれば、アルバイトやパートで継続して働けなくなっても別の働き口を探す。健康で体が動けるうちは、諦めない。75歳以降の老後生活を快適にするためという大義名分が頭の中に刻み込まれていればそれが出来る。 

私はまだ70歳にもなっていないが70歳以降の老後生活で困らないためのインターネットビジネスを作りこんでいる。時代の流れにそってインターネットで稼ぐ方法が変わるので絶えずアンテナを高く出してお金を稼ぐ種を探し続けている。インターネットのビジネスは、試行錯誤の失敗から成功が生まれる。これをやれば必ず稼げるというビジネスモデルがあっても同じ成功を導き出すことが出来ない。

オンラインショップで成功している会社は過去に相当苦しんでいるはずだ。その苦しみと試行錯誤から独自のオンラインショップ運営が出来上がっている。現実のビジネスにおいても苦労や失敗なくして成功はないのである。 

身近に見えるニーズを探る

69歳になるシニア男性が見る社会は20歳、30歳代の男性が見る世界とは違う。ニーズが違うからである。シニアにはシニアのニーズが有る。シニアが困ることを探求するとそこにニーズが見える。例えば、次のようなニーズが見えてくる。

  1. 脚力の劣化で脚力を回復させたいニーズ
  2. 膝痛、腰痛などが長引くので痛みを緩和させるニーズ
  3. 肥満からくる生活習慣病の改善で体重を落とすニーズ
  4. 外に自分の居場所を見つけられないニーズ
  5. 頻尿、失禁などで外出がおぼつかないのでその対策
  6. 気楽に会話ができる知人、友人がいないのでその対策
  7. 孤立と孤独を緩和する方法
  8. 認知症予防の対策
  9. 自動車の運転免許証を返納した後の対策

これらは私の頭の中を探したときに見つけたニーズである。ニーズには個人差がある。自分のニーズをまず探してみる。そのニーズを解決する方法を探してみる。その解決方法をサービスとして提供するならばビジネスになるかを検討してみる。

遠くに見える森を見るよりも目の前に見える木を探したほうが良い。ビジネスの種はインターネット、書籍、新聞、雑誌では見つからない。表に出るビジネスの種はすでに開拓されている。小さな市場はたくさんある。未開拓の市場が多い。シニアはそんな市場を見つけるべきである。

待っていてはお金を稼げない

詐欺師は欲が強いシニアを狙って詐欺電話をかけたり、メールを送ったりする。甘いお金儲けの話を「あなただけに教えよう!」と語ってくる。お金お稼ぐ機会が空から振ってくるのを待っているシニアは甘い言葉に騙されやすい。お金を稼ぐには苦労が伴う。それが基本である。

 自分で行動しなければ、お金は稼げない。仕事口を自分の足で探すのが一番である。ビジネスを始めるならば、自分のアイデアで試行錯誤をする。苦労せずにお金が稼げる話や機会はゼロであるのが現実。欲が深いシニアは要注意である。

アルバイトやパートの仕事を探す時に気がつくことがある。時給が最低賃金ではなくかなり高い仕事はそれなりの理由がある。安心して働ける仕事は現実に根ざしている。現実からかけ離れている仕事や投資はやらないこと。これからシニア起業する方は詐欺師が必ず近寄ってくる。私も起業3年に何度もそんな詐欺師から甘い話を聞かされた。他力本願でビジネスを始めると詐欺師の餌になる。

お金を使う目的がないとお金は稼げない

なぜ働くのか。生活費としてお金が必要だからという目的があれば、自然と働く目的が出来る。それがお金を稼いで貯めるという目的ならば、そのお金は死に金になる。お金は使う目的がないと生きない。シニアが持つお金の多くは安心材料として貯められている。それも必要以上に。

自分はなぜお金が必要なのかを一度考えてほしい。何か特別な物、事、体験をするために働いてお金を稼がないと駄目であると思うならば、お金を稼ぐ道が見えてくる。子供や孫に残すためにという目的は本当に子供や孫にとって良い事だろうか。相続問題が起こるリスクが高い。むしろ、自分のお金は生きている間に使い果たしたほうが相続問題は置きない。

お金を稼ぐ目的が見えているシニアはお金を稼ぐことをあきらめない。あきらめないから仕事が見つかり、働ける機会を見つける。シニアがお金を稼ごうとする時には強い動機付けが必要である。

年齢が一つ増える度にやる気が弱くなるので今のうちにやる

来年69歳になる。今の仕事以外にお金を知的に稼ぐ方法を探しているのだが、体が動かない。アクション無くしてチャンスは見つからない。それを理解しているのだが、やる気が落ちている。新しい事を情熱を持ってやる熱が冷めている感じである。エンジンが冷えてかからない状態と同じ。

独立したときは体から蒸気が出ていたと思えるほど今のビジネスに邁進していた。51歳の時である。やる気があるときは自然に足が前に出る。69歳になる今、その足がなかなか前に出ていかない。これが老化現象である。新しい事は面倒なこと。面倒なことはやりたくない。老人はそう思って動かない。

65歳ならば、まだエンジンは暖かい。前に出す足も軽いはず。自分の足で行動しない限り、良い知らせに巡り合わない。自分が動いて幸運の風を作り出す。65歳のシニアはまだそれが出来る。気持ち次第である。70歳に近づくと体が壊れてくる。健康障害が一つあるとそれで足を凄く引っ張られる。そうなる前に足を先に出しておくことである。

70歳になるまであと1年間、私にはある。何か新しいビジネスを始めたい。インターネットで。なぜならば、インターネットには宝の山が埋もれているから。

結論

65歳から75歳までの10年間を働き蟻のようにお金を貯めるためには、自分独自のお金の稼ぎ方を探して試し続けるのが基本。どの会社も65歳以上のシニアを喜んで雇用してはくれない。雇用される分野を自分で見つけて売り込む。75歳以降の老後生活を支えるには、この10年間を無駄に遊ばないことである。働ける身体がある間に老後の資金を貯める。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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