高齢者の起業は余生を楽しませる仕事で始めたほうが良い

高齢者の起業家の一人としてこれから起業を考えているシニアに助言をしたい!

シニアが起業する理由には、こんな動機がある。(1)やりたい事でビジネスを作りたい、(2)雇用してくれる会社がないので自分で稼ぐしかない、(3)単純にお金が欲しい、(4)自分の知識や経験を社会で試してみたい、(5)経営者になってみたい、(6)目の前にあるビジネスチャンスを掴みたいなどだ。

私の起業理由は、(6)目の前にビジネスチャンスがあり、今やらないと誰かに取られてしまうという理由がメインでその他に(5)経営者になって自分が描いているワークスタイルを実現したい。この二つであった。51歳の時に起業をした。神様に背中をポンと押されて!

若者とシニアでは起業の目的が違う!

51歳の時に起業して11年が経過した今、自分の余生を考えると11年前に始めたビジネスチャンスは消えて無くなろうとしているのが予測できる。起業当時は、ブルーオーシャン市場を自分一人で熱く開拓していた。情熱が体全体から熱となって湯気を出していた。

 51歳と62歳の体力と精神構造で違いが生じている。

 ブルーオーシャン市場が競争が激しいレッドオーシャン市場に変化した。体力は加齢で落ちてきた。情熱も現実を体験しながら陽炎のように消えつつある。10年という時の経過は、ビジネス環境と老化という体の変化を伴う。これからの人生設計を見直すポイントに来た。

ビジネスを始めるには、体力と情熱という推進力がないとジャンプできない。

51歳の時は、まだ、若さという推進力で何とかなった。62歳の今、10年先の72歳になった時にどの様なビジネスとワークスタイルを送っているかを描く必要がある。ビジネスの目的も変わってくる。

62歳の私が目指し始めたWork-styleは、体力が落ちても続けられるビジネスである。老化は誰にでもやってくる。体力は年齢とともに落ちてくる。体力が落ち始めると気力も落ちてくる。昔のように情熱だけで走れなくなるのだ。

定年退職者が起業する時は、気力と健康を維持しながら体力が落ちた時でもビジネスが成り立つ仕組みを考える事だ。65歳で起業しても70歳になる頃に体力の限界を感じ始めるはずだ。死について意識し始める年齢が70歳代だからだ。無理して仕事やお金を追う必要があるのだろうかと考え始める。

それよりも、余生を楽しませてくれる、充実させてくれる、継続性のある仕事を最初から考えて始めるべきではないか。

65歳以上のシニアが起業して大きな会社に成長させる目標は、求め過ぎなのかもしれない。途中で健康を害して他界するリスクが高いからだ。70歳頃から健康障害が体に出始める。運命と老化は誰も避ける事が出来ない

会社員時代に夢見たことを実現したいというシニアは、その夢を追求するのが一番良い。失敗しても自分の人生に後悔を残さない。自分を掻き立てる強い動機付けがあれば、体力が落ちても頑張りが効く。自分が生きて居られる時間は、65歳を過ぎれば短いことぐらいわかる。100歳以上生きたいと言っても何の保証もない。

シニアの起業は、余生を楽しませてくれるビジネスで「わが人生に後悔はない!」と言えるようにしたいものだ。

 

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