シニアは特定分野の専門家を目指すか、人生のよろず相談者になるべきでは

私は過去も今も若者たちと一緒にプロジェクトビジネスをやりたいと思い続けている。シニアが若者たちと一緒に仕事をするとき問題になるのは、メンタリティーだ。若者はシニアを見て老人と思う。事実老人なのだが。シニアは若者を見ると若年の青二才と思う。口には出さないが年齢差による違いがお互いのメンタリティーに生まれる。

若者のペースでシニアがいっしょに仕事が出来ない場合が多い。仕事で徹夜なんかできないし、忍耐力も若者ほどない。そんな違いを越えて一緒に仕事をするには、シニアでしかできない専門的な知識や経験が必要だ。若者に欠けているものを教える役割としてプロジェクトビジネスに参画できれば、老人と見られるよりも専門家と見られるようになる。

問題は、シニアの誰もが特定分野の専門家ではないのだ。

若者たちの「よろず相談シニア」になる!

シニアの強みって何だろうか?

長年会社でやってきた職務歴と経験、それに人生経験がプラスされる。一般概念的にはそれぐらいだろう。あとは、長年続けてきた趣味ぐらいかもしれない。若者とシニアの違いは、何かに長期的にやり続けた経験値と知識ではないか。倫理観と人生観もその中に入る。

シニアの弱みって何だろうか?

体力は確実に落ちている。面倒な事は今更やりたくないと気分が強い。新しい事を一から学ぶのはしんどい。若い人たちと同じ労働は出来ない、やりたくないという気分がある。経済的に働かざるを得ない理由が無ければ、負担が少ない労働をしたいという気持ちが強い。

ただし、

やろうとするプロジェクトに情熱を感じられれば、積極的に行動する強い気持ちを持っている。

私が考えているシニアの役割は、プロジェクトに夢中になって動き回っている若者たちの心の支えを人生経験豊かなシニアが担うのが一番シニアにとって遣り甲斐が出て来るのではないかという事だ。精神的に参り始めると人間は誰かに話したくなる。若者の苦痛や悩みを聞く相手として動くだけでも若者を支援できると思っている。

所謂、「若者対象のよろず相談所」としてプロジェクトメンバーの精神的なメンターとして可能性があると見ている。若者の将来を見る時に人生経験豊かなシニアから自分の経験を参考に話せる事が有るのではないだろうか。

若者たちの精神安定剤として悩みを聞き、励ます仕組みがあれば若者たちのストレスを和らげる事が出来ると思う。

理想を言えば、若者たちが目指すビジネスの問題点を指摘して自分が持つ専門的なスキルや知識を教えることでプロジェクトを立ち上がらせるキャタリストになればシニアも生き甲斐を感じるだろう。個人が持つ専門的なスキルや知識を求める若者たちを見つけるのが難しいのが現実だ。

むしろ、

これから起業する若者たちを側面から心の支援をする「若者対象のよろず相談所」サービスがシニアとしてやりやすいのではないだろうか。

この記事「シニアは特定分野の専門家を目指すか、人生のよろず相談者になるべきでは」のポイントは、

  • 若者のペースでシニアがいっしょに仕事が出来ない場合が多い
  • シニアの誰もが特定分野の専門家ではない
  • シニアの役割は、プロジェクトに夢中になって動き回っている若者たちの心の支えを人生経験豊かなシニアが担う

 

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