シニアにとって居心地が良い場所を探すにはどうするか?

65歳を過ぎると仕事場以外に居心地の良い場所を求め始める。多くのシニアは、65歳で雇止めで仕事場を追われる。自宅に帰っても妻の城になっている。自分の居場所がなくなる。そこで自分の居場所を探し求め始めるシニアが65歳から多くなる

趣味のグループ、スポーツ団体、ボランティア団体、NPO団体、勉強会など色々なところに顔を出すのだが、居心地の良い団体(場所)は見つからない。

居心地の良い場所を探すにはルールがある。このルールを受け入れられないと居心地の良い場所を見つけるのが難しい。

居心地の良い場所かどうかを判断するには

私は居心地の良い場所を2つ見つけている。一つは、月1回開催される経営サロンと言う勉強会である。もう、この会に参加し続けて8年ぐらいたった。いつも出席する人の顔を知っているので仲間と言う感じになっている。勉強会の後は、近くの居酒屋で懇親会を楽しむというパターンだ。

もう一つは、シニアが集まって運営しているNPO団体に参加している。会員になって4年になる。自分の経験とスキルが生かされるのではと思い知人を通して会員になった。このNPO団体の定例会に月3回ほど参加している。特別な事情が無い限りいつも定例会に参加している。定例会では、支援している中小企業の状況が分かる。新しい知らない情報が定例会で学べる。

興味を持った団体やグループに顔を出す

自分が興味を持ったグループや団体を見つけたら、1年ぐらい辛抱して通ってみる。居心地の良い場所は、短時間で分からない。少なくとも1年間はその場所で交流してみる。1年でその団体に馴染めなければ、次の興味対象の団体に参加してみる。

居心地の良い場所を見つけるルールは、1年間その場所で自分が適応できるかどうかを見極めることである。

居心地の良い場所には、気が合う仲間がいる。毎回顔を合わせていると話をしなくても相槌だけで仲間の一員になる。そうなるには、自分の顔をメンバーに知ってもらう事だ。そのためには、定例会に積極的に参加して交流する機会を多く持つ。顔見知りになれば、時間の問題で居心地の良い場所になって行く。

参加したグループや団体で自分を適応させる努力がどうしても必要だ。その努力なしでは人は誰も構ってくれない。新しい人との縁は、自分が積極的に動かないとできない。

新しい環境に入り込むには

一番簡単に新しい環境に入り込む方法は、自分が持っているスキルや知識をそのグループや団体に提供し、受け入れられれば自分の存在価値が生まれる。

経営サロンでは、毎回の定例会で起業家をお呼びしてプレゼンテーションをしてもらう。私たちメンバーは、その起業家のビジネスを支援する助言をその場でする。自分の得意を提供できる「場」であるため、参加する価値を感じ、通い続けられる。何らかのメリットが参加する団体やグループで認識できれば、後は継続して参加し続けるだけで良い。

居心地の良い場所は、じっと待っていては見つからない。自分で動いて参加した団体環境に自分を適応させる。1年間立っても居心地が良くならなければ、その団体は自分にあっていないとなる。私は、この11年間に10団体ぐらいドアをたたいて自分の居場所を探し求めた。やっと、2団体が居心地の良い場所として残った。

一人で仕事をしているので何らかの団体に参加していないと世の中で何が起きているかの情報が現場から入ってこない。本当の情報はいつも現場にあるインターネットや既存メディアの情報は政府に情報操作されている場合が多い。メディアの情報は、広告的な情報が多い。本当ではないのだが、お金のためにニュースとして情報を発信する。

結論

居心地の良い場所は、(1)仲間がいる、仲間になれる、(2)自分の存在感を感じられる。

  • 65歳を過ぎると仕事場以外に居心地の良い場所を求め始める。
  • 居心地の良い場所を見つけるルールは、1年間その場所で自分が適応できるかどうかを見極めることである。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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