自営業のシニアは「食べて行ければ、それで良い!」という気持ちになる!

私が起業してから還暦の声を聞いた時、稼いで大金持ちになるという気持ちが何故か体から消えていった。お金の価値が年齢を積めば積むほど無くなっていく感じがしたからだ。子供は社会人に成り独立しているし、衣食住は満たされている。借金もない。特に大金を支払って買いたいものもない。若い頃に世界中を仕事で回ったのでどうしても海外旅行をしたいという欲望もあまりない。

お金は、毎月のキャッシュフローで生まれてくれば、それで生活が成り立つ。年金以外の収入チャネルを持てば、それが安心に変わり、経済的に困ることはない。

普通の生活をする範囲の金融資産が有れば、シニアは十分生活していけるのだが、ストックされた金融資産はどれだけ生きるかで足りなくなる場合がある。年齢も70歳を越えれば、誰も進んで雇ってくれない。何かの仕事を自分で作り、毎月のキャッシュフローが生まれるようにするしかない。

毎月のキャッシュフロー(収入)は毎日、毎月の生活が出来る金額で良いと私は思っている。多少は、ストックした金融資産を増やすために貯蓄ができれば最高だ。

不自然な欲は自分に都合が悪い結果をもたらす!

ビジネスを展開して6年目に変な欲を出してしまった。毎年、増収増益でビジネスが好転していったからだ。強気に成って変な欲を出した。起業家で上手く行った人がかならず経験する「変な欲、不自然な欲」で赤字に転落する。欲を出すと無理をする。不自然な欲は気をつけるべきだとここで学んだ。 

ビジネスは欲に囚われると悪い結果を必ずもたらす!そんな経験を一度すれば、二度とビジネスで同じことをしない。今は、自然体でビジネスをやっている。地道な努力で無理をしない経営と仕事をしている。その結果、最近は不安を特別に感じなくなった。私の「不安」という友達は、今、ハワイでバケーションしている感じだ。

高齢者は、将来の老後を心配してせっかく貯めた金融資産を変な欲を出して損をする投資をしてしまいがちだ。変な欲があると怪しい儲け話が怪しいと感じなくなる。変な欲が怪しさを隠してしまうからだ。欲がない人は、儲け話には乗らないで地道な努力でお金を稼ぐことに専念する。

老後の不安は、誰にでもある。十分な金融資産があっても、お金に釣られる高齢者が何故か多い。

「食べていければ、それで良い!」と行った言葉は、中小零細企業の社長さんがあるニュース番組のインタビューで話していた言葉だ。還暦を過ぎてその言葉の意味を体で心で私は分かった。お金のよりも毎日生きて普通の生活が出来るという価値が大きくなるからだ。

こんな話を若い人たちに話しても決して理解できない。若い人たちは、欲求が沢山有る。その欲求を満たすには、お金が沢山必要だ。私も若い頃はそうであった。お金を稼ぎながら、貯めながら、欲求を満たす行動をしてきた。若い頃は、老人の生活なんて関心もなく、想像も出来ない。老人なんて自分の世界に入っていないのが若者だ。それが自然だと思う。

ただ、

60歳を過ぎたシニアは、変な欲を出して無理をしないことだ。決して、良い結果は生まれない。健康寿命があまりないシニアは、普通の生活が出来る範囲でお金を稼げば良い。それを毎月の収入として続けられるようにする仕組みを今から作り出すことだ。単純な肉体労働では、いつ、雇い止めにあうか分からない。誰かに雇われてお金を稼ぐ方法は、70歳までは続けられるがその後がない。

雇用されながら、自分で稼げる仕事(毎月のキャッシュフロー)を作り出すことを同時に試すべきだ。「食べていければ、それで良い!」程度の毎月の収入が作れれば、老後の不安はなくなる。

年金をもらいながら、自分で作り出したビジネスで稼いだお金には、美味しい味がある。金額はあまり関係ない。自分の労力に値する金額であれば、それでよい。変な欲を決して出さないことだ。自然体でビジネスを作り出す。農作物を育てるようなやり方だ。地道な努力でおいしい野菜や果物を作り出す。

この記事「自営業のシニアは「食べて行ければそれで良い!」という気持ちになる!」のポイントは、

  • お金の価値が年齢を積めば積むほど無くなっていく感じがした
  • 金は、毎月のキャッシュフローで生まれてくれば、それで生活が成り立つ
  • 年金をもらいながら、自分で作り出したビジネスで稼いだお金には、美味しい味がある。

 

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