アイザック・アシモフと私:平日午前中の図書館の中は元気な高齢者でいっぱい!

私63歳のシニアには、本を集中的に読む時期と全然読まない時期がある。今、猛烈にアイザック・アシモフの小説を読みたくなった。早速、今日の午前中に保土ヶ谷図書館に行ってみた。開館が9時30分であったため、入り口で老人、子供、主婦、中高年、学生たちが暑い中を列して並んで待っていた。

開館20分後に図書館に入ってアイザック・アシモフの小説を探した。保土ヶ谷図書館にあったアイザック・アシモフの小説文庫版は数が少なかった。借りられたのはこの3冊だけであった。

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シーズンを問わず、公共の図書館は行き場所を失った高齢者のたまり場だ。多くの老人たちは、雑誌コーナーの長椅子で暇をつぶしている。面白いのは、女性のお年寄りが非常に少ないことだ。女性は、自宅をお城にしているから図書館になにか用事がない限りわざわざ平日の朝から行かないだろう。

図書館で読書に没頭するシニアも多い!

図書館で暇つぶしをしている高齢者は、ある意味で元気だ。彼らにとって図書館が快適な場所で知的な刺激を求めれば求められる。ただ、そうしている老人とそうでない老人がいるだけだ。図書館は老人ホームなどと違って色々な年齢層の人がやってくる。私の仕事場、スタバのカフェとは違って静かである。

ただ、

パソコンを使うことが出来る場所が限定される。インターネット接続も自分で提供しなければ仕事ができない不便さは有る。静かな場所で集中してやる仕事がある時は、スタバのカフェよりも図書館のほうが能率が良い。 

雑誌・新聞コーナー以外にいる老人たちは、読書や勉強専用の長机で読書をしている。水分補給のドリンク類は、長机の上に置ける。長机の上には所持品の盗難注意のプラスチックの盾が置かれている。長時間席を離れる場合は、リュックなどの所持品を持って席を離れてくださいと注意している。図書館でも盗難は有るということだ。

30分ほど、長机のところでアイザック・アシモフの「ロボットの時代」を読んでいたら、誰かが倒れた物音が本棚の方から聞こえた。数分後に数人の図書館スタッフがやってきて何やら倒れた老人と会話をしていた。聞こえてきた会話は、目眩でちょっと倒れてしまっただけで何も問題はないので安心してくれということだった。図書館のスタッフも様子を見たあとにその老人をそのままにして職場に戻っていった。

老人のユーザーが増えると健康障害を抱えた老人がちょっとした問題を起こす。図書館のスタッフも何度かそんな出来事を経験しているから今回の対応も早かった。図書館の中は、小さな社会コミュニティーだ。時々、ルールを守らないユーザーが現れたりする。老人たちは、静かだ。居眠りをしている老人も多い。

パソコンを自宅から持ち出して何やら物書きをしているシニアもいる。知的生産の仕事をしているのかもしれない。

私は書店で本を買わない。本当に買いたいと思った本だけだ。そんな本は、年間に1冊あるかないかだ。多くの情報は、紙の媒体からではなくインターネットのウエブやメールから手に入る。断片的な情報だが、世の中の動きを理解するのに十分の量だ。小説ほど心を満たす情報ではないが、仕事をする上では役に立つ。

今回、アイザック・アシモフの小説を読むのは2回目だ。最初に読み始めたのは、映画「I, Robot」を見てからだ。ロボット工学三原則がアイザック・アシモフのトレードマークになっている。

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

出典:『われはロボット』アイザック・アシモフ著、小尾芙佐訳(1983年)

時々、仕事からマインドオフする時にSF小説を読むと気分が楽になる。アイザック・アシモフの小説は、実に面白い。あっという間に1冊読んでしまう。楽しい時間を読書の世界で過ごすのは、意味合が有るのだろう。サイエンス・フィクションの世界は、未来の世界を人間の想像力で描いている。

1940年台に活躍したアイザック・アシモフが描く未来の世界は、今でも未来の世界だ。

この記事「平日午前中の図書館の中は元気な高齢者でいっぱい!」のポイントは、

  • シーズンを問わず、公共の図書館は行き場所を失った高齢者のたまり場だ。多くの老人たちは、雑誌コーナーの長椅子で暇をつぶしている。
  • 今回、アイザック・アシモフの小説を読むのは2回目だ。最初に読み始めたのは、映画「I, Robot」を見てからだ。ロボット工学三原則がアイザック・アシモフのトレードマークになっている。

 

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