シニアは若者と同じ恋愛関係を同年代の相手に期待できるか?

NPO団体のメンバーの中に奥さんを亡くして一人寂しく生活をしている老人たちがいる。時々、NPO団体に30歳代の女性起業家が入ると周りの老人男性たちが、大喜びになる。老人は若い女性を求めている!確かに男は若い女性に魅力を感じる。

だが、

男としての本能的な反応は、若い女性に向けられるが、老後の生活に潤いを与える相手は同年代の女性たちではないかと私は思っている。人生の苦労と喜びを共有できるからだ。共通の価値観を持ち、同じ過去の時代の記憶を味わえる。世代が違い過ぎると話が通じなくなるからだ。

男としての本能的な遊びは若い女性。精神的な欲求を満たすのは、同世代のご婦人となる。伴侶を失ったシニア男性全員が新たな伴侶を求めているとは思わない。ここに個人差がある。 

でも、

シニアの婚活が活発なのは、色々な理由がありそうだ。 

シニア婚活で恋愛感情が果たして生まれるのだろうか、疑問だ!

恋は盲目で結婚した私だが、それでないと結婚なんて出来ないと思っている。計算して結婚すると上手く行かない。生きている人間を相手にしている。全人格を理解していない限り計算だけで結婚は出来ない。シニアの婚活は、付き合いが長くないと相手の人生を理解できないまま間違った判断をしてしまいがちだ。

20歳代で本能的に出会い結ばれたカップルと60歳代、70歳代で婚活パーティーで出会った相手では、何か求める物が違うのではないか。運命的な出会いがあれば良いが、赤い糸がそう簡単に結ばれるのだろうか。 

経済的に苦しいシニア男性は、決して婚活パーティーなどに参加しない。一方で、女性は違う。無理をしてでも経済的に余裕があるシニア男性が集まる婚活パーティーに出て行く。日本社会は、一人で生活するシニア女性に厳しい。国民年金と遺族年金だけでは十分な生活が出来ない。そんな現実がある。

シニア女性の第二のキャリアとしてシニア婚活に老後の生活を賭ける。

色々な背景と人生を抱えたシニア女性たちが自分の老後を保証してくれるシニア男性を探し始める。経済的に余裕があるシニア女性は、自分の精神的なニーズを満たしてくれるシニア男性を探す。時間をかけてゆっくりとじっくりシニア男性たちを品定めする。婚活パーティーへの参加自体が老後の遊びになっているのかもしれない。

シニアの恋愛にお金が絡むと色々な問題を生み出す。相続問題だ。子供たち家族が心配し始める。一番良いケースは、恋愛だけのお付き合いを楽しむという場合だ。デートを楽しむ相手として、一緒にいる楽しい時間を共有する。お互いがそんな考え方をしていれば、それが一番問題を抱えない。

シニアの恋愛は、時間をかけてお互いを知り合う必要がある。もう、恋は盲目にはならない。長い人生経験をしているから無理だ。 

シニアの婚活パーティーは、異業種交流会で新規のお客さんを探すような感じがする。異業種交流会には、詐欺師、ねずみ講勧誘、宗教勧誘、営業マンだらけだ。婚活パーティーもそんなリスクがある。婚活詐欺師はそれがビジネスであるからあしらいが上手い。うぶなシニア男性は直ぐに引っかかる。

どの世界も友人の知り合いから恋愛関係に発展するケースが多い。シニアの恋愛もその路線が一番安心、安全だろう。友人を通して相手の情報は入ってくる。相手の状況も分かる。お互いに寂しい老後の生活を何とかしたいと思っていれば、友人を通して紹介してもらえば良いだけだ。時間をかけてデートを重ねてお互いの人生を共有できるかを判断すれば良い。

こんな面倒な事をやっていられない、辛抱できないと思ってシニア婚活パーティーに参加する老人が多い。人を見る目が試される。

この記事「シニアは若者と同じ恋愛関係を同年代の相手に期待できるか?」のポイントは、

  • 年齢が60歳を過ぎると伴侶を失って寂しい生活を送るシニア男性が増えてくる。再婚相手を探すために婚活パーティーに行くのだが若い頃と違って「恋は盲目」にならない。
  • シニア男性が求める物とシニア女性が求める物に違いがあるのではないだろうか。日本社会は、シニア女性に対して経済的な余裕を与えない。シニア女性は老後の生活保障を求めて再婚を考える。
  • どの世界も友人の知り合いから恋愛関係に発展するケースが多い。シニアの恋愛もその路線が一番安心、安全だろう。

 

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