シニアは自分の体重の変化をモニターする

自分の体重を毎日モニターしている。朝起きた時の体重、夜寝る前の体重。自分の標準体重は、20歳代の時の体重だと言われている。私の20歳代の時の体重は、75から76キロぐらいだった。人間ドックでは、72キロが私の標準体重だと記載されていたが、痩せ過ぎの体重だ。私なりに丁度良い体重は、73キロから74キロぐらいだ。

現在の体重が朝75キロ、夜76キロ。あと、2キロほど体重を削る必要がある。

自分の体重が風邪などで急激に減る場合がある。1週間ベッドの生活をしていると病気から治った時の体重が5キロぐらい減っている。立ち上がって歩いても力が出ない感じがする。そんな状態が2日ほど続くと徐々に体力がついてきて体重も元に戻る。5キロ体重が減ると歩く時、体重が軽いと感じる。

ある時、確か、40歳代の時だったと思う。食べ過ぎが続いて体重が80キロを越えた。歩く度に体の重さが伝わってきた。体重が5キロ違うと体感で重さが分かる。もし、体重が徐々に減ってきているならば、食生活改善と定期的な運動が必要だ。

60歳から70歳の間に体重の大きな変化があったら・・・

何らかの病気で体重が減ってきている、それとも、食生活が変わって筋肉を失い始めているかどちらかだろう。多くの場合、肉食からさっぱりした和食に食生活が変わる人が多い。和食が多くなると十分なタンパク質を取ることが難しくなる。その結果、徐々に筋肉を失い始める。タンパク質を強く意識した和食を食べていれば、それほど変化がないだろう。

老化によりさっぱりした食べ物を好み始める老人が増える。それが自分の体重の変化に出てくる。逆に体重が増えていくシニアは、食べ過ぎというか、カロリーを取りすぎている。バランスが取れた食生活を意識しないと生活習慣病になりやすくなる。

急激な体重の変化は異常である。その原因が分かっていれば問題ない。そうでない場合は、早急に医者と相談だ。そうならないように毎日自分の体重の変化を調べる習慣を身につけることだ。タニタ製の体重計は3500円前後で買える。

私が、なぜ、朝と夜の2回体重をモニターするのか。

朝は朝食前で胃の中が空っぽだ。水分の取っていない。その時の体重が、比較するのに役に立つ。夜の体重チェックは、寝る前であるので夕食後の体重であるため自然と重くなる。朝の体重と寝る前の体重の差を見る意味で参考になるからだ。私の場合、朝と寝る前の体重差は、約1キログラムある。この差が大きくなると食べ過ぎ、この差がマイナスになると特別な理由があるはずだ。食欲がないとか、カロリー不足とかなど。

定期的に運動をやり始めると徐々に体重が減ってくる。贅肉が筋肉に変わり始めるとその変化が体重に出るからだ。もし、あまり変化がない場合、運動量が足りないということか、食べる量が増えたのどちらかだろう。

ちょっと太り気味のシニアが、確実に体重を健康的に減らしたいならば、(1)炭水化物のご飯の量を減らす、(2)筋トレをする。この2つのことを3ヶ月するだけで確実に体重は減っていく。

ただし、

間食をしたり、お酒(ビールなど)を飲んだりする回数が多いと効果が見えにくくなる。

60歳から70歳の間に筋肉を鍛える運動をしていないと確実に体全体の筋肉の量が減少する。筋肉を失い始めると体重も減ってくる。筋肉は脂肪よりも重いからだ。

病気に強い体にするには、60歳から70歳の間に健康的な体作りをする必要がある。何も手を打たないで自然に任せていると70歳以降に免疫力低下で重い病気に直面する可能性が出てくる。定期的な運動をしてきた体は、免疫力を維持する力を持っている。

老化の体の変化は、まず、体重から見えてくる。

この記事「シニアは自分の体重の変化をモニターする」のポイントは、

  • 自分の体重を毎日モニターしている。朝起きた時の体重、夜寝る前の体重。自分の標準体重は、20歳代の時の体重だと言われている。
  • もし、体重が徐々に減ってきているならば、食生活改善と定期的な運動が必要だ。
  • 老化の体の変化は、まず、体重から見えてくる。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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