業績悪化のリコーで社員のリストラが加速する

ニコン、東芝、そして、リコーがリストラを実施。リストラは、経営責任を雇用者の社員に責任転嫁させる。リストラ対象になった中高年の社員は会社をさり、経営責任を追うべき経営幹部は会社に居残る。理不尽なことが平然と当たり前のように起こるのが現実だ。

リストラ対象で会社を去る会社員は、家族とともに精神的に苦しい日々をしばらく過ごすことになる。早期退職加算金は次の就職先を探す時の時間稼ぎになるが、再就職を保証するものではない。リストラされる社員の意識とスキルにもよるが、「ピンチはチャンス」と思える社員であれば、先は明るい!

リコーのリストラは3000人を配置転換と言っているが・・・! 

複写機大手のリコーが業績悪化に伴うリストラ策として、グループ会社の埼玉事業所(埼玉県八潮市)など関東地方の少なくとも4拠点を来春までに閉鎖・移転し、国内従業員の1割近い3000人規模の配置転換を行う方針(引用先:読売新聞ヤフー・ニュース

事業所や工場の閉鎖と移転には、必ず、余剰社員のリストラが伴う。会社側の発表ではリストラは直ぐには行わないとしているがその下準備は進行中だ。合法的に社員をリストラするには、下準備が必要だ。当然、早期退職加算金をリストラ対象社員に提示される。

私は、会社にしがみつく必要が無いと考えている人間だ。終身雇用制度が崩壊している日本の雇用制度では、大企業と言えどもその昔ながらの慣習で制約されない。企業が生きて行くには、人件費を削減するのが一番効果がある。それは経営者ならば誰もが分かっていることだ。それを先にやるのか、一番最後にするかで経営者の器の大きさが分かる。

20歳代、30歳代の若い社員は、一つの会社に定年まで勤める意識が薄い。チャンスを伺いながら自分独自のキャリアを築こうとしている。会社の歯車ではなく、自分が一人で生きて行く上で役に立つスキルを社内外で磨こうとしている。

40歳代、50歳代の社員は、会社の歯車として飼育させられているため、強い意識を持って社内外で通用するスキルを磨こうとしていない人が多いのではないか。社内外で通用するスキルとは、自分のスキルだけでお金を稼げるという自信を生み出すスキルだ。

不幸にも今回のリコーのリストラ対象者になった中高年社員は、この機会をチャンスと見るか、ピンチと見るかで今後の生活で違いが出る。

リコー社内で自分を必要としているスキルがあると自負している社員ならば、堂々と早期退職加算金を頂いて退職し、自分の力で他流試合をすべきだ。どっちみち、定年退職をする年齢になった時に同じ運命が待っている。自分が今まで積み上げてきた知識とスキル、そして、ビジネス人脈がどれほど世間で価値があるものであるかを試せる良い機会である。

リストラ対象になったということで悲しんではいけない。むしろ、良い機会を得たと喜ぶべきだ!!

 

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