歩き方で老人を見分けられる

後ろ姿から老人の歩き方をすぐに見分けられる。老人の歩行能力からその人の筋力の強さがわかる。歩行能力は、体全体の筋力に結び付いているからだ。一般的に言われることは、歩いているときに他の人にどんどん抜かれていってしまう人は、老化が進んでいる人だ。

体全体の筋力が衰えてくると足の歩幅に出てくる。歩幅が狭くなり、普通に歩いていても速度が出ない。歩行は、体全体の筋力をバランス良く使って行われる。足の筋力が大丈夫でもバランスが取れなければ歩けない。

街中を歩いている高齢者の後ろ姿を観察してほしい。

他人の歩き方を見て自分の老人度を見る!

老人の歩き方の特徴

  1. 背中を丸めて前かがみ
  2. 歩幅が狭い
  3. 足を横に広げて歩く
  4. 歩きに力強さが見えない
  5. 体のバランスが取れなくてヨロヨロしている
  6. 階段を避けて歩く

先程、横浜の地下街を歩いている老人二人の後ろ姿を見ていた。一人の老人は、70歳代後半。前を向いてしっかりした歩き方をしていた。二人目の老人は、足を横に広げて手を後ろの組んでゆっくりと歩いていた。明らかに二人目の老人のほうが老人度が高い。

足を横に広げて歩くのは、体のバランスが上手く取れないために足を横に広げ始める。体全体の筋力が大分衰えている証拠だ。

歩幅が狭く前かがみに歩いている高齢者も筋力が大分衰えてきているサインだ。姿勢が悪い高齢者は、確実に体の筋力低下が原因で姿勢が悪くなっている。それが歩き方に出てくる。

歩くという基本動作は老人にとって死活問題になる。

老人が道路を横断するときに横断歩道を歩かないで渡る光景を何度も見ている。それが原因で交通事故に遭遇し亡くなってしまう。老人は、交通ルールを守るよりも利便性を優先してしまう。左右を確認しないで自動車が勝手に停まってくれるかのように道路を渡り始める。歩きが普通であれば、横断歩道まで行ってから道路を渡るだろう。

それが出来ないからショートカットをする。

日本の鉄道の駅には階段の上り下りが多い。大きな駅には、エスカレーターやエレベーターが設置されている。多くの乗客は、エスカレーターに並ぶ。階段はがら空きなのにエスカレーターには長い列が出来ている。体力がある人や筋力を高めたい人、ダイエットを心がけている人は、必ず階段を上がり下りしている。

筋力は日常生活の運動量で維持されるという事実を知らない人が多い。

自分の歩き方が老人の歩き方に近いと感じた人は、日常生活の運動量を増やすことを心がけるべきだ。エスカレーターに乗るよりも階段を使ったほうが筋肉を鍛える。毎日エスカレーターを使う人の筋力と階段を使う人では、筋力の維持度が相当違う。階段を使う人は、筋力が向上する。エスカレーターを使う人は、筋力が低下する

日頃の運動量が体力維持に出てくる。老人は顕著に出てくる。多くの老人は、楽をする。体にとって楽な選択を自然にしてしまう。筋力低下という老化現象を意識していない普通の生活をしているだけで体の筋力は低下していく。この事実を認識していない。

老人になればなるほど日頃の運動量を増やす生活のリズムを作ることだ。

運動量を増やす簡単な方法

毎日、近くの公園に出かけて1時間ぐらい歩き回る。階段が公園にあれば、階段の上り下りをする。普通の生活の歩く運動量では、筋力低下を防げない。体全体に負荷を覚えるぐらいの運動量が必要だ

その目安が、筋肉痛である。運動して筋肉痛が感じれば筋肉は強化されていく。筋肉痛がない運動はあまり効果がない。

時間が余っている老人は、色々な理由を自分で作って自宅を出る。街中を歩き回る。歩きで色々な場所に行ってみる。できるだけ文明の利器を使わないで生まれ持った足を使う。

元気な老人は、歩くのが早いし、機敏な動きをしている。その動きは、後ろ姿の歩き方ですぐに分かる。

 

© 2016 Goyat. All Rights Reserved.