いつまで働けるだろうか?

シニアが働くとき、いつも頭にあることは「いつまで働けるのだろうか?」という不安だ。会社勤めをしているシニアならば、自ずと退職する年齢や雇止めの年齢を事前に知らされている。問題は、自営業者やシニア起業家だ。

働きたくても働く事が出来ない場合を除いて、働き続ける環境にいるシニアが本当に引退を考える時はどんな場合が多いのだろうか。雇用されているシニアは雇用主が解雇できる。それで働けなくなるが、自営業者やシニア起業家は、自分で判断しなければならない。

ビジネスが上手く回っていなければ倒産、または、廃業で働く事を断念せざるを得なくなる。そこそこビジネスが回っている場合、止めるにやめられない状況になる。

年齢や体力だけの理由で働く事をやめられない!

60歳でシニア起業をする人は、事業が上手く発展した場合に自分の引退時期や状況を決めておく必要がある。事業が上手く行けば行くほど心配で引退が出来なくなるからだ。引退する時期を決めておけば、それまでに引退の準備が出来るようになる。

自分の子供に事業継承させるのか、右腕の社員を社長にして会長として会社の生末を見守るとか。色々考えられる。多くの自営業者は、年齢や体力の衰えで引退時期を決める。体力を要求するビジネスや経営であれば、体力が衰えたらまともに仕事が出来なくなる。

知的なビジネスであれば、体力の衰えだけで判断は出来ない。むしろ、引退はその時の気分になるかもしれない。ちゃんとそのビジネスを引き継ぐ人がいればの話だが。

私のビジネスは、私だけで終わりにする予定だ。既に息子二人にはそう伝えてある。その理由は、あまりにも専門的で自分で技術習得を積極的にやって行かないとビジネスを継承する時にリスクが生まれるからだ。オープンソースのCMSは、誰も教えてくれない。自分で独学をする時間が長い。

私が教えるにしても結局は自分で学んでいく姿勢がなければビジネスは継続できない。その意味合いで息子たちにビジネスを継承させるには無理があると判断した。

初めから一人で始めたビジネスである。B2Bの法人向けインターネットサービスである。このサービスを私が70歳になるまで続けるつもりだが、相手があるビジネスであるので時間をかけてフェイズアウトする計画でいる。その後の仕事は、新しいビジネスに転換してB2Cビジネスになる。今、それを構築している。

B2Cインターネットビジネスがある程度の売り上げ規模になれば、相手を気にする仕事にならない。自己完結型の仕事になるので上手く行かなければ自分だけがその負担を被る。お客さんには負担が行かない。それゆえ、いつでもやめようと思えばやめれれるビジネス形態になる。

お客にやめる時をコントロールされないビジネスモデルを考えて準備すると良い。シニアは年齢と体力で限界がある。仕事からフェイズアウトする時を自分で決められるようにする。そのための準備と環境を作ることを忘れない

 

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