新聞広告に目立つ膝サポーター、なぜ?

朝日新聞を読んでいるとやたらと膝サポーターの広告が目に入る。ターゲットは、シニア層だろうと思っているが、そんなに需要があるのだろうか。膝サポーターは、良くバレーボール選手が使っているのを知っているが、運動選手でないシニアになぜ必要なのだろうか。

普通のシニアならば、膝サポーターは使わないと思うのだが・・・何か膝に障害を抱えているシニアが対象だろう。興味を持ったのでちょっと調べてみた。

膝年齢を調べて膝対策

「私の救急箱」というサイトに膝の年齢を簡単にチェックする仕組みがあるので試してみたら、私の膝年齢は49歳であった。66歳の男性だが、この診断で49歳というのは有り難い。

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まだ、膝で障害を受けた事が無いし、何も故障していない。私が所属する経営支援NPOクラブの仲間たち(平均年齢72歳)は膝サポーターに関心を示していた。多くの仲間が膝を痛めているのかもしれない。

膝の痛みは、色々な原因で発症するらしい。多くは、加齢による膝の軟骨の擦り減り。男性よりも女性に多いようだ。軟骨は、膝に限らず体の至る箇所で擦り減っていく。私は、181センチあった身長が179センチに縮んだ。加齢による仕業だ。

膝の老化を防ぐ方法

  1. 肥満にならない
  2. 適度な運動を毎日行う
  3. ストレッチをする
  4. 同じ姿勢を長く続けない

共通する要素は、運動である。

膝の周りに筋肉がついている。筋肉が衰えてくると筋肉による支えが減ってくる。そのため、膝ががくがくしてくる。こうなると階段を降りる事が難しくなる。加齢による筋力減少で膝をサポートする必要性が生まれてくる。

関節軟骨の老化が最大の原因で膝痛が起きる。歩く時は体重の2~3倍、階段の昇り降りには4~5倍の重量が膝にかかるので肥満や太ももの筋力が衰えると磨耗が助長される。クッションになる膝の軟骨をすり減らさないためにも過度な負荷が膝に行かないよう膝周辺の筋肉を鍛える必要がある。

筋トレと膝サポーターで対策

高齢者が筋トレする理由は、膝のサポートにもある。膝だけでなく腰も同様。腰椎の痛みを和らげるために腰回りの筋肉(体幹)を鍛えると良いと私は医者から助言されている。

膝サポーターの製品は膝の痛みを治療するためにあるのではなく膝にかかる負担を和らげるためにある。膝周りの筋肉が弱くなると歩くときに伝わる衝撃が膝関節に強く伝わり、痛みを覚えるようになる。 その意味で膝サポーターは、弱体化した筋肉をサポートする役割を担う。

弱体化した筋肉を支援する膝サポーターだけでなく、膝を保温するサポーターもある。膝が冷えると痛みや違和感を覚えるシニア向けである。膝サポーターの新聞広告は色々な会社が出している。膝の筋肉支援ようなのか、保湿効果を担う製品なのかを良く調べて購入すると良い。

結論

シニアの膝痛の多くは膝周りの筋肉の衰えで膝の軟骨をすり減らし歩く時の衝撃を和らげられなくなったために起きる。適度な運動(散歩やジョギング)で足腰の筋肉を鍛え、体重を減らすことで膝の軟骨の負荷を和らげられる。必要に応じて膝サポーターや冬に膝を保温するサポーターを使えば良い。自分の膝の状態を一度分析してみる。膝の年齢を簡単にチェックする仕組み

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

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雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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