70歳以上のシニアを若返らせるには?

65歳の顔を鏡で見ると自分がイメージしている顔と違っている。この老けた顔が自分の顔とは信じがたい。いつも、洗面所で顔を洗う時にそう思う。自分の顔はもっと若々しい顔であったはずだ。なぜ、髪の毛が少なく、薄くなっているのか。なぜ、グレーと白い毛並みになっているのか。なぜ、シワが目立つのか。自分のイメージと違う。

精神的にイメージしている自分の姿が現実の肉体と違っている。どちらが正しいのか。過去の写真アルバムを見てみると若い頃の私と家内の姿が目に入ってくる。その写真の頃のイメージが今も頭の中に生きている。現実の顔は、精神的に受け入れられていないのが分かる。

肉体的に若返る一つの方法がある。体全体や内蔵を若返らせないが、体の一部は確実に若返らせる。やれるシニアとやれないシニアがいるが、その方法をやり続けているシニアは、確実に肉体を若返らせている。

体を鍛える習慣があるか、ないか!

肉体的に若返りたいシニアは、1年間でも良いから時間とお金を筋トレに投資してみて下さい。1年後には、今の体が肉体的に若返って力強くなっているはずである。

筋トレがなぜ体を若返らせるのか?

筋トレをして使っていない筋肉を刺激して筋肉細胞を傷つけると傷ついた筋肉細胞の修復が始まる。その時、筋肉痛が発症する。筋肉痛は、筋肉を増やし、強くするシグナルである。筋肉を修復する時に成長ホルモンが分泌され、免疫力が強化される。人間の体は、老いるに従って免疫力が衰えていき、病気にかかりやすく成る。歳を取る=免疫力の低下と理解して良い。

免疫力が強化されると健康な体になる。成長ホルモンは、新しい細胞を生成し肉体を新しく作り直す。新陳代謝は毎日発生して私達の肉体を絶えず新しい細胞で作り直している。

新陳代謝は、体を動かし続けることで活発に成る。老人の体は、老いと共に体を活発に使うことをしなく成る。ある意味で生活習慣が老いてくると変わり、若い頃のように体を動かすことが少なくなるからだ。

筋肉は、年齢に関係なく成長する。五感のような特別な機能は鍛えようがないが、筋肉だけは鍛えれば鍛えるほど成長する。80歳を越える頃には、老人の体は細く枯れてくるのが一般的だ。筋トレを続けている80歳代のシニアは、筋肉の鎧をまとっている体になっている。

65歳である私の体は、長年の筋トレで若い人よりも厚い胸と肩幅がある。外見を見れば、普通の65歳のシニアには見えない。ひと目見ただけで何故そんな体になっているのかを誰もが聞いてくる。筋トレを経験したことがない同年代のシニアは不思議がる。

 私の中学の同級生は、100キロマラソンを趣味にしている。各地で開催される100キロマラソンに参加して体を鍛え続けている。私は、とても、100キロなんて走れないし、歩けない。この違いは、長年100キロマラソンに挑戦していることからくる。

体を活発に動かし続ければ湿布薬はいらない

体力は、年齢に関係なく鍛えれば鍛えるほど改善されていく。若者と同じという訳にはいかないが、同年代のシニアよりは断然違う健康的な体と筋力、持久力を得られる。

老いても自分の体を鍛える運動を継続的にしているか、いないかで肉体的な若さが違ってくる。運動習慣を身に付けているシニアは、老いてくる体に負けないくらいの筋力を維持できている。老人の若さは、80歳を過ぎた時点で自分の身の回りの世話を自分で出来る体を持っているかどうかで決まる。体力が落ちてくると自分の体を自由に動かせなく成る。特に足の力は衰えて歩けなくなる。

肉体の若さは、自分の体を老いても自由自在に動かせる筋力が体にあるか、ないかで決まる。 一人で生活している90歳、100歳の老人を発見して驚くのは、その若さだ。普通の90歳代以上の老人は、介護施設で第三者のお世話になっている人が多い。

肉体的に若くなるのは定期的な筋トレを続けることで達成できる。筋トレの頻度、時間、そして質にもよるが、確実に筋トレをやっていないシニアよりも肉体は若返る。老いてくると体を動かす活動が自然と減少する。それに従い体を動かしていない部位で筋肉痛が生まれる。使っていない筋肉をちょっと使っただけで筋肉痛を起こす現象である。

家内の両親は筋肉痛を抑える湿布をクリニックから頂く。日頃の生活で使っていない筋肉を使うとその部位で筋肉痛が起こり湿布が必要になるということである。年齢が70歳を過ぎると体を活発に動かさなく成り使わない筋肉が多くなる。ちょっと運動すると体の至る部位で筋肉痛が起きる。湿布は老人たちの必需品になる。

定期的に運動して体の筋肉を使っていれば筋肉痛で湿布を使う必要が少なくなる。筋肉痛は普段よりも強い負荷を筋肉に与えた時に起きやすい。定期的に筋トレをして筋肉に普段以上の負荷を与えていれば、普通の生活で筋肉痛になることはない。

精神的に若返るには生きがいが必要

生きがいは人それぞれ違う。。余生の全てを投資するぐらいの情熱が生きがいに向かっていれば、その人の目は輝いているはず。何かに夢中になっている人は、体中からエネルギーが飛び出している。そのエネルギーを私たちは感られる。第二の人生に入ったシニア全員がそんな生きがいを持っていると言えない。多くは、生きがい探しの旅に出ることになる。

生命エネルギーを感じるシニアと感じないシニアがいる。感じないシニアは、体から力強さを外から見て感じ取れない。そんなシニアは、目を見ればすぐに分かる。目が何かに向かっている。ちょっと話してみれば、その人の生きがいと生き方が伝わってくる。

精神的に若く見えるシニアになりたいならば、何かに打ち込める程の生きる目的を見つけることだ。65歳になって年金を受け取り少しばかりの経済的余裕を見出す。食べていく上で困らないという安心感が生まれる。

10年先の自分75歳を想像してみる時、生きがいを持って何かに向かっている自分の姿が見え難いのだが一つだけ専念している活動が見えてくる。それは筋トレである。80歳になった時にベンチプレスで80キロを上げるという目標があるからだ。普通の80歳老人はベンチプレスで80キロを上げられない。それを出来る体にするという目標である。

何らかの目標を持つと自然と精神的なエネルギーが生まれてくる。何かをやろうというエネルギーが肉体を活動的にする。その結果、老いてきている肉体を活発に動かす。体を活発に使うことで体力を維持できるようになる。善循環が生まれてくる。生きがいーー>体を積極的に動かすエネルギーが生まれるーー>体力と活力が増すーー>精神的に若いエネルギーが体から出始める。

結論

  • 肉体的に若返る一つの方法がある。
  • 筋トレをやり続ければ、確実に体は若返る。運動習慣を身につけることで達成される。
  • 精神的に若返るには、何かに打ち込める生きがいという目的を見つける必要がある。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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