認知症保険よりも認知症予防をどの様にするか?

太陽生命が「ひまわり認知症治療保険」を出しているが、医療保険に認知症治療の保険を追加しただけだ。認知症治療で入院なんて聞いたことがない。本来の認知症で求められる保険は、介護の時に発生する自己負担コストだ。介護保険だけでは賄えない自己負担を支える保険金でなければ意味がない。

一方で介護保険に重点を置いた「あんしん介護認知症保険」が朝日生命から出ている。内容的には充実しているが、お金に余裕がないシニアには厳しい月額支払いになっている。どちらにしても保険は、博打みたいなものだ。認知症にならなければ、完全に無駄になる。

健康予防、認知症を発症させない予防に時間とお金を使ったほうが現実的である!

何事も認知症にならないようにする生活習慣が重要!

認知症は、脳の活動低下から来ると言われる。老いてくるとどうしても刺激がない生活になる。活発に体を動かして脳を刺激する機会が減少する。認知症は健康予防の中に含まれる。老人の健康を維持するには、(1)定期的な運動、(2)睡眠、(3)栄養のバランスである。この3つの要素は、老人だけでなく全て人間にとって必要な要素である。

老人になるとこの3つの要素に異変が起きる。定期的な運動をしなくなる。睡眠時間が少なくなる。素食になり、栄養が十分体に取り込めない。

健康的な生活習慣

健康的な生活習慣を身に付ける事で認知症の予防が出来る具体的に健康的な生活習慣とは?と聞かれたら

64歳の私は、以下の事を心掛けている。

  1. 老いてくると筋力が知らないうちに衰えてくるので筋トレを週2回やっている。出来るだけ楽をしない生活を送る。電車の中は座らない。エスカレーターを利用しないで階段を上る。
  2. 蛋白質と野菜を多めに取り、1日1つフルーツを食べる事にしている。
  3. 死ぬまで仕事をする。自営業をしている。好きな事をやり続ける事で精神的な充実感と社会とのつながりが保たれる。

出来るだけ積極的に社会の中で自分の存在をアピールする活動をする。引退したから自宅に引っ込むなんてことは、もう昔の老人がする事だ。

自分が長い人生の中で築き上げた経験というリソースをこれから生きて行く若者たちを支援する活動に投入してはどうだろうか。自分だったら、こんな事をしたい。あんな事が若者たちや子供にしてあげるとか。自宅近くにある公園がゴミで散らかっていたら、率先してゴミ拾いをするとか。

長生きをした恩返しに無償の社会貢献をする老人が増えても良いのではないか。

認知症の予防は、積極的に生きる姿勢と活動で脳が刺激され続けられる事で成り立つ。何もやることがなく、自宅でテレビや新聞を読むだけで終わっている生活は脳をダメにする。そんな時間があるならば、隠密で近くの大学に行って、授業を聴講すべきだ。

無料で学べる講座はたくさんある。脳を刺激するための勉強は時代に付いて行く老人にとって必須だ。自分の脳を刺激し続けるために何をしたら良いか、一度考えてみてほしい。あんな事が出来ると思ったら、直ぐに実行する。考えただけで終わると体を動かさない。脳を刺激して体を動かすことでダブルで脳を刺激できる。

お金がほしければ、老人でも稼げるアルバイトを探す。または、自分で作り出す。老人向け製品を販売しているお店があれば、店主に売り子として雇用してくれと頼む。金額が少なくても売り子と言う仕事でやりがいが出てくる。

全ては、自分次第だ。積極的に生きようとすれば、自然に脳と体は動き出す。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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