やりたい事を先延ばしできない高齢者

どんなに健康に注意して生活をしても老いは必ず体のどこかを蝕んでいく。62歳の私は週2回スポーツジムで筋トレをしているが、体全体の若さは少しずつ消えて行っている。昨日、千代田区スポーツセンターでNPO団体の定例会があった。平均年齢70歳のNPO会員の団体だ。会議室は、8階にある。全てのシニア会員は、1台しか稼働していないエレベーターに乗って8階に行っている。

私は、日ごろの筋トレ効果を試すために階段を使って8階の会議室まで行って見た。背中には10キロのリュックを背負ってゆっくりと階段を昇って行った。3階までは息も切れていないでスムーズに登れた。5階に達したときに息が切れ始めるのだが、まだ、余裕があった。6階を過ぎた頃に膝とももの筋肉が疲れ始め、重くなった。息切れで苦しいながらも8階まで辿り着いた。

週2回スポーツジムでスクワット運動をしている足だが、背中に10キロのリュックを背負っていると楽勝ではなかった。若い人ならば、私のように息が切れしないで8階まで走り上がったかもしれない。

体力が落ち始める年齢が60歳以降だ!

家内とも話しているのだが、海外旅行は60歳代の内に行けるだけ行こうと決めている。あとは、旅費をどう貯めるかだ。私の年齢が70歳越えると筋トレをしていても老いによる体力の衰えと時差による体調不調に抵抗できなくなるかもしれない。

海外旅行で一番辛いのは、体調がすぐれない事だ。体調がすぐれないのは、時差による睡眠不足と胃の不調からくる場合が多い。体調が良くない時に観光地を無理して駆け巡ると体に疲れが溜まって行く。若い体ならば、時間の経過に従い体が自動調整してくれる。

疲れやすい体になっている高齢者は、無理をすることで不快感を味わいながら海外旅行をする羽目になる。海外旅行を計画しているシニアは、特に70歳代以降の人は、時差があまりない海外への旅行をお勧めする。例えば、オーストラリアやニュージーランド、東南アジア諸国。時差は1時間しかない。

体力を要求する海外旅行は、先延ばしできない。体力がある年齢の内に行きたい国に行くことだ。もし、敢えて行くならば、自分でスケジュールを計画して自分たちのペースで観光旅行が出来るようにすることだ。体の調子が良くなければ、ホテルでゆっくり出来る時間的余裕が求められる。

飛行時間が6時間以上にならない海外旅行であれば、それほど体力を消耗させない。シニアの余生の楽しみに旅行を上げる人が一番多い。自分の体力に自信が持てる年齢の内に海外旅行に行くことがポイントだ。睡眠不足、時差、胃腸の調子、無理なスケジュールなどが、シニアの海外旅行を台無しにする要因だ。

旅行以外にやりたい事が有るならば、一番やりたい事を先に成し遂げる事だ!後では、それをやる機会が無くなる。

 

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