シニアが間違うパソコンの買い方

60歳代、70歳代のシニアは、会社でパソコンをうまく使いこなせなかった世代である。定年退職後、パソコンを使えないとウエブで情報を入手したり、メールの送受信をしたり出来ないので暇な時間がある今パソコンを勉強しようとしている。

そこで、パソコンを買おうとするのだがパソコンの買い方が間違っている。

パソコンであれば何でも良いというものではない。新聞広告でよく見かける数万円のパソコンが有る。これらのパソコンは、2世代昔のパソコンで既に腐っている野菜を見かけだけ新鮮に見せている。パソコンは腐るという事実を意識してもらいたい。

シニアはパソコンを長く使い続ける傾向が高い。Windows 11の時代にWindows XPのOSで動いているパソコンを使っているシニアが多い。Windows XPのOSで動いているパソコンは、既に化石。もし、Windows XP、Windows 7、Windows 8のOSで動いているパソコンが有るならば、廃棄したほうが良い。特にインターネットに接続して使っているパソコンは危ない!ハッキングされるマルウエアに汚染されている可能性が高い。

シニアがパソコンを買うならば、こんな所に注意して購入する!

パソコンを5,6年先まで使い続けたいシニアを前提に助言したい。

パソコンのハードウエア

  1. CPU インテル製コア i5またはi7の機種
  2. Main Memory 8Gbytes、または、16Gbytes
  3. HDD SSD256G以上
  4. Displayサイズ 持ち歩きで使うならば12.5インチから13インチ、IPSディスプレイ;自宅で使用するならば14インチ
  5. Keyboard キータッチの感触が良いこと
  6. Touch Pad タッチパッドの滑りぐらいが良いこと
  7. デスクトップよりもノートブックパソコンが良い

Windows OS

  • 最新のパソコンにはいつも最新のWindows OSが搭載されているんで心配しなくても良い

値段

  • 10万円以下のパソコンはお薦めしない。中国製、台湾製のメーカーのパソコンは安いが不良品が目立つ。出来るだけ日本メーカー製のパソコンをオススメする。もし、高ければ米国製メーカーのHPやDellのパソコンになる。ただし、ThinkPad Xシリーズのノートブックパソコンはレノボ・ジャパンが作っているが例外になる。ThinkPad Xシリーズのパソコンは世界中の企業で使われている。ビジネス用途の定番パソコンだ。その意味合いでは安心して使える。価格も10万円から20万円以内で買える。

私は仕事でパソコンをいつも使っている。パソコンは3年ぐらいで新しいパソコンに買い替えている。私の意見ではパソコンは3年ぐらいで新しい技術を反映したパソコンに生まれ変わってくる。快適に仕事をするには最新のパソコンのほうが利便性が高い。OSもどんどん変化していく。メインメモリーの容量も増えていく。

古いパソコンで問題になるのは

  1. OSが古くてアップデートされない
  2. メインメモリーの容量が小さいために反応速度が遅くなる
  3. HDDの容量が小さいために一杯になる
  4. ディスプレイの鮮度や機能が劣化する
  5. パッテリーの劣化が激しい
  6. キーボードの文字印刷が消え始める
  7. 故障したら誰も修理できなくなる 

パソコンの技術革新は激しいため時代についていかないとそのパソコンが浦島太郎になって使えなくなる場合がある。例えば、古いパソコンにつなげるプリンターである。最新のプリンターは古いパソコンに対応していないので印刷が出来なくなる。

購入したパソコンを長く使う予定であるならば、出来るだけ最新機能が搭載されているパソコンを購入すること。それも高機能のパソコンを。低機能のパソコンは安いが機能強化が出来ない。2、3年で使い物いならなくなる。

過去に私も間違いを犯して低機能のパソコンを安いから衝動買いしてしまった。今もそのノートパソコンを持っているが使っていない。CPUが弱くてメモリー容量不足。CPUが弱いとネットからのダウンロード処理に時間がかかる。ファイルコピーも時間がかかる。パソコンの立ち上がり時間も長い。安いパソコンだが、利便性が非常に悪い。

シニアが使うパソコンは快適な機能と処理能力がある機種を選ぶこと

シニアが使うパソコンは利便性が良く、快適に動き、問題が少ないパソコンが一番である。Windows OSパソコンでなく、アップルのマックを購入する場合もCPUとMain Memory、そして、SSDの容量は余裕がある機種が良い。

予算的に問題ならばChromebookという選択

私が仕事で使っているパソコンの一つにChromebookがある。今この記事を書いているパソコンはLenovo Google IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen8という。価格は4万3300円税込み。今年の6月に販売された最新モデルで先週購入したばかりである。なぜ、Chromebookを購入したか?理由はいたってシンプル。

  1. コストパフォーマンスが非常に良い
  2. ブラウザーを使ってやるインターネットの仕事が多いのでChromebookで十分
  3. Windows 11よりも軽くて速い
  4. OSのアップデート時間が1分もかからない
  5. ハードウエアが壊れてもデータと作業環境を新しいChromebookで瞬時に再現できる(データと作業環境はGoogleドライブにバックアップされているため)ネットワークパソコンである

もしマイクロソフトオフィスのWord、Excelなどを使うならばGoogleドライブで提供する類似のアプリを使うしかない。

 

結論

  • パソコンであれば何でも良いといことではない
  • パソコンは3年ぐらいで大幅に技術革新が起きるので野菜のように腐り始める
  • パソコンを買う時は10万円以上で最新の日本メーカー製の機種を買うことだ
  • シニアが使うパソコンは利便性が良く、快適に動き、問題が少ないパソコンが一番である

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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