スタバのカフェの中でシニア二人が仕事について話をしていた。その二人の姿を見ながら聞こえてくる話を理解した。断片的だが、どうも不動産業界の人たちらしい。年齢的に70歳近いシニアだ。働いているシニアは、自分の専門分野を持っている。体が動く限り、働き続けるという姿勢が見えた。私も体が動く限り働き続けるつもりだ。
NPO団体で輝いているシニアは、自分の専門分野で動き回っている。何か尖っている知識やスキルが有るシニアは、その技量を使える場所さえ見つければ輝き始める。70歳を過ぎたから引退したいなんて言っているシニアは考え直したほうが良い。人間の魅力は、アクティブに動き回っている人に集まる。
若い人たちも活動的に働いている専門家をお手本にする。私が70歳過ぎのシニアを見る時にその人が何に没頭しているかを見る。第二、第三の人生キャリアだ。若者も私も年寄りだから暇を余している人に魅力を感じないだろう。時間を無駄にしているからだ。その無駄になった時間を何か社会にプラスになるような使い方をしているシニアだったら嬉しい。
目的もなく街中を回遊する老人たちを横浜で多く見かける。そんな老人たちを見つけるたびに「自分の老後はそうなってはいけない!」と戒めている。