ブログを書いて生計を立てようとしている。これを始めて1年と半年が過ぎた。まだ、まだ、ブログだけの収益で生計を立てるレベルまで至っていない。来年、2018年の夏までに当初目標を掲げた売り上げレベルまでブログサイトを育てたい。
2017年の6月に上記の目標でブログ広告ビジネスを始めた。2021年12月の時点でこの目標は達成していない。一時期、半年ほど数十万円まで広告収入を増やしたがグーグルの検索アルゴリズムの変更であっという間に地獄を見た。今は地獄の底から這い上がろうと努力をしている。簡単ではない。すごい時間と労力が要求されている。
なぜ、ブログで生計を立てたいのか?
シニアは年寄りになるにしたがって普通の仕事で生計が立てられなくなるからだ。体力が落ちて、体の機能が低下して行く。雇用先で体と頭が回らなくなる。老化現象は、確実に年老いて行く過程で表面化してくる。ブログ広告ビジネスは自分の経験と考えでお金を稼げる。
肉体労働から知的生産労働に変化させる意味合いでブログ広告ビジネスは参入しやすい。
シニアの強み、自分の強みでブログ広告ビジネスを始める
インターネットの世界は、個人に法人と同等の力を与える。人が集まる情報発信サイトは、運営者が法人だけでなく個人の場合も多い。個人が運営する情報発信サイトは、特定テーマに特化したブログサイトが多い。ブログサイトは、発信する記事が読者に役に立たないと集客サイトになれない。
法人運営の情報発信サイトは、売り上げの規模が大きくないとビジネスを維持できないが、個人が運営するサイトは売り上げの規模がそれほど大きくなる必要がない。人件費は、一人だけだからだ。法人サイトの場合は、最低でも複数人の人件費が発生する。
GoogleのAdsenseクリック広告で始める
ブログサイトで売り上げを立てる方法は、クリック広告ビジネスモデルが典型的。GoogleのAdsenseクリック広告で始める人が多い。私もそうである。
若い人ならば、非常に参入障壁が低い。インターネットリテラシーがあり、パソコンやインターネットビジネスの雑学や知識があるから。シニアにとっては簡単ではない。私がなぜこれが出来るのかの理由はインターネットビジネスで独立したからである。もともと、インターネット環境に身を置く経歴があるからだ。
ブログサイトビジネスの難しさは、サイトを上手く育てられるかどうかにある。上手くターゲット客層を引き付けるコンテンツを書き続けられるかで生死が決まる。やり方を間違えると労力と時間の投資が無駄になる。若い人たちは、1年も続けられない。書くべき情報が無くなるからだ。そのため、ブログで生計を立てるレベルまで育っていかない。
シニアの強みは人生経験
ブログビジネスを始めるシニアは人生経験豊かである。記事を書くコンテンツは、その人の人生経験から生まれてくる。自分史を書くように特定テーマでブログを書いて行けばよい。それが出来るシニアならば、私と同じような目標に向かってブログで生計を立てる入り口にいる。
一般的に高齢者夫婦の「1か月間に必要な収入が35万円程度」であれば、余裕がある生活が出来ると言われる。35万円のうち20万円が年金収入であれば、ブログの収入が月15万円以上あれば十分老後の生活が成り立つ。
一人の個人経営者がブログを商業ベースで売り上げを立てようとするならば、月間の収入が50万円以上ないとビジネスとは言えない。私は個人経営者であるので月間50万円の収入をブログサイトから得るように目標を立てている。まだ66歳であるので多少の無理は効く。体が無理に耐えられるうちにビジネスレベルの収入をブログサイトから生み出したい。
頭を使うビジネスが老後に刺激を与える
70歳を過ぎると社会との繋がりが年々薄れてくる。社会との繋がりが薄れてくると周りからの刺激も少なくなり、目的を持った生活や活動がやりにくくなる。そんな時に頭を使うビジネスを始めると毎日の生活に刺激が戻ってくる。刺激が頭に届くと認知症予防になる。
ブログ広告ビジネスは簡単にお金を稼げないかもしれないが、副産物として老後の生活に目的が持てる。自分の力でお金を稼ぐための知的な生産になる。パソコンとインターネット接続環境があれば、あとはCMSで自分のブログサイトを持てば始められる。
ブログ広告ビジネスは老人の頭の体操になる。ご褒美は収入である。
結論
ブログ広告ビジネスは定年退職して会社を卒業したシニア向けのビジネスである。肉体労働から知的生産労働にシフトできる。小遣い稼ぎぐらいは出来る。運が良ければ、思いがけない収入も得られる。老後の生活は暇。頭を刺激する環境でなくなる。そんな時にブログ広告ビジネスを始めると頭の体操を始められる。