スタバのカフェでインターネットの仕事をしていると隣の席で嫌な話し方をしている女性に気がつくときが多くなった。若いカップルなのだが、女性の話し方が私の耳に入ってくると苦痛を感じ始める。私ならば、とても、その女性を前にしてお喋りは出来ない。相手の男性は、その女性の話し方に嫌悪感を感じていない。
多分、この感じ方は、自分だけなのだろうというか、自分が住んでいる世界の人達だけだろう。若い頃は、全然、気にならなかった。ただ、近寄らなかった。
60歳代になると忍耐力が落ちてくる。コレは確かなようだ。その忍耐力の中に生理的に耐えられない話し方がある。女性の話し方で女性の魅力がガラリと変わる。色々な女性を見てきた。本能的に自分の感覚に合う女性と嫌悪感を感じる女性がいる。嫌悪感を感じる女性は、話し方、化粧の仕方、服装、表情、そして、体全体からの印象からくる。
コレはもう個人差の範囲かもしれない。人によって感じ方が違うからだ。私の場合、老いから来る忍耐力の低下と嫌悪感を感じる女性を聞こえてくる会話から感じやすくなった。幸い、そのカップルは、30分ぐらいでスタバを出ていった。
忍耐力が落ちると相手の立場を考えるよりも自分の事を先に考え始める
忍耐力の低下は、本当に老化からくるのだろうか。個人差はあるだろうが、気が短くなる老人は多い。私も電車やカフェの中で感情が切れそうになることがある。大声で、「そのスマホ、もう止めろよ!」とか、「そんなに大声でお喋りをするなよ、そこのお嬢さんたち!」と叫びたくなる。そんな感情を抱いた時のイメージは、何かの途中プロセスをすっ飛んですぐに結論に到着するような感じだ。
ストレスに強い人、弱い人がいるのは確かだ。私は、ストレスに弱い人間ではないかと時々思う。今の生活は、会社員時代の生活と比較してストレスが自然に受け入れられる。ストレスがあっても自然に消化される自然なストレスだ。雇われてい働いている時は、色々なストレスが襲ってきていた。誰かに監視されれ、批判され、自分自身をモニターしながら仕事をしていた時があった。
そんな環境で働いているとストレス過剰になり、体に形となってストレスが出てくる。忍耐力がある人は、頭で消化していると思っているかもしれないが、体にストレスが出てきている。会社員時代は、左足の裏にイボが出来てきた。そのイボを取り除くために皮膚科に行ってドライアイスでイボを焼く治療をしていたが、何度治療しても治らなかった。次々とイボが再生して来た。
独立して1ヶ月が過ぎると足の裏のイボが自然消滅した。それ以来、足の裏にはイボが出来なくなった。私の精神面でもおかしなストレスが無くなり、心が開放された感じを味わっていた。私は知らないうちに強いストレスに侵されていたのだと悟った。
63歳になっても強いストレスを受ける生活をしていない。 自営業者というキャリアに不安を感じていない。不安からくるストレスはあまりない。不安は人生の友という認識がある。
ただ、
忍耐力が落ちてきたという感じから逃れられない。自分勝手な思いになるときが多くなった。カフェで仕事をしていると隣の席、前の席、後ろの席で色々な雑音がしてくる。その雑音(お喋り、赤ん坊の鳴き声、幼児の遠吠え、中学生女子の大声での会話など)が耐えられなくなる。これは、老いからくる忍耐力の低下なのだろうかと真剣に思う時がある。
カフェであるから、多少の雑音が大きかったりするのは当たり前だ。仕事場ではないから。うるさかったら静かな場所に行って仕事をすれば良いという結論になる。気が短くなる前に相手の立場、状況を冷静に成って観察すると自分勝手な思いが自分の頭の中で暴れているのが分かる。
気が短くなって感情的になる時は、意識してその原因を見極め、自分の立場ではなく、相手の立場や視点で状況判断をする必要がある。
多くの場合は、自分勝手な思いが先に出ていることが分かる。冷静な自分の行動観察が出来るシニアになれば、気が短くなる欠点を修正できるのではないかと思う。忍耐力は低下しても気が沈める方法が分かっていれば、シニア独特の問題を解消できるかもしれない。
この記事「シニアになると忍耐力が低下して、気が短くなるのがはっきり感じ始める」のポイントは、
- 60歳代になると忍耐力が落ちてくる。コレは確かなようだ。
- 大声で、「そのスマホ、もう止めろよ!」とか、「そんなに大声でお喋りをするなよ、そこのお嬢さんたち!」と叫びたくなる。
- 忍耐力は低下しても気が沈める方法が分かっていれば、シニア独特の問題を解消できるかもしれない。