懸垂で上半身を若返らせるにはどうするか?

懸垂を大人になってやった経験があるだろうか。会社員ならば、特別な状況でない限りほとんど懸垂をやるという機会がない。ジムで運動をするにしても懸垂(チンアップ)をしている人は少ない。懸垂は、大人になると1回も出来なくなる。出来ても、3回ぐらいだろう。

60歳をすぎれば、鉄棒にぶる下がるだけで精一杯!懸垂なんか夢に近いのでは?でも、懸垂が出来る体になると若返るということを知っているだろうか。

懸垂が10回ぐらい出来る上半身になれば肩幅が広くなり背中の広背筋が大きくなる。こうなると上半身は逆三角形の形になって行く。懸垂をする時に上半身の筋肉すべてが使われる。顔の筋肉も同時に使うので贅肉も取れ始める。引き締まった顔と上半身が懸垂運動だけで手に入る。

その結果として体格で若々しい印象を作れる。まず、懸垂を続けるメリットを理解してもらいたい。

pull up senior 懸垂するシニア

高齢者が健康を維持したければ体の筋肉を増やすこと

69歳のシニアである。毎週2回スポーツセンターに通って筋トレをやっている。1回約2時間ぐらい休みながら上半身と下半身の筋肉トレーニングをやる。筋肉トレーニングには、やり方がある。スポーツセンターのスタッフにまず相談して、筋肉トレーニングのABCを学ぶことがシニアにとって重要である。

私の場合、筋肉トレーニングが習慣になっている。筋トレをやらないと体が不調になる。筋トレをすると体に残っている老廃物を汗と一緒に体外に出してくれる。血液の流れも良くなり、基礎代謝量も増加する。新陳代謝が活発になり、成長ホルモンが分泌される。そのおかげで免疫力が向上する。

正しい筋肉トレーニング、十分な休養、タンパク質や栄養バランスの良い食事をすれば、健康な体を維持できて病気にならない。

中高年が筋トレを始める時、筋肉痛を緩和する湿布が欠かせない

69歳の私は週2回スポーツジムで筋トレをしている。今日も筋トレの日であった。2時間ほど筋トレをした後でロッカールームに帰ったら数人のシニアたち(私よりも年上)がお互いに手が届かない体の部位に湿布を貼っていた。若者たちで湿布を貼っている姿を今までに見たことがない。平日の午前中はシニアたちがジムを独占している。

私は筋トレ後に湿布を貼るようなことは一度もない。湿布を貼るときは筋肉を負傷した時だ。その負傷で痛みが続くときだけ湿布を持って行く。筋トレをする度に湿布を貼るなんてことはない。

私が見かけたシニアたちは筋トレの常連客だ。年齢的に70歳を越えているシニアである。80歳を超えたシニアも時々見かける。高齢者が筋トレをしているのを見ると嬉しくなる。高齢になっても筋トレを続けることが出来るという証明だからだ。

どのようにしてお腹と腰回りの贅肉を落とすのか?

家内が私の腰回りを見てこんな事をいつも言う!「夏でもないのに何故いつも浮き輪をお腹につけているの?」

英語では、腰回りに付いた贅肉をBaby Fatと呼んでいる。私はいつも家内に、「これは赤ちゃんの時に出来た脂肪だから取れないんだよ!」と答えている。

おへその上辺りに付いた脂肪と腰回りに付いた贅肉は、ちょっとの事では取れない。

白湯は体に良いらしいが水道水を5分沸騰させるのは面倒?

最近、意識して寝る前に白湯を飲んでいる。1週間続けて分かったことは夜トイレに行く回数が減ったことと熟睡する日が多かったことである。白湯について私は間違った理解をしていた。白湯はヤカンで水道水を沸かしたお湯(沸騰したらすぐに止める)であると思っていた。 

水道水をヤカンで沸騰させるのだが、5分間沸騰させ続ける必要があるようだ。私はいつも沸騰したらすぐに止めていた。そのお湯は白湯ではないということ。白湯を作るときに水道水を使うならば、5分間沸騰させてカルキやトリハロメタンなどの不純物を取り除く必要がある。

一番簡単な方法は有料のミネラル水を電子レンジで50度ぐらいまで温めて白湯を作る。私は節約家であるので水道水を5分間沸騰させて白湯を作っていた。ただ、5分間沸騰させる手間が嫌なので沸騰時間を20秒ぐらいにして白湯を作っていた。20秒でも白湯として問題がないらしい。

65歳を過ぎたらどんな老後を送るべきか?

自分の人生の後半を生き始めている64歳のシニアだが、いつも、思うことは二人の子供にプラスになる人生を見せたいと言う事だ。会社生活を終えたシニアは、自分の居所が社会でなくなる。子どもたちが見る父親の姿は、朝早く出勤する姿だ。その姿がなくなった父親をどう思うか。

自分の父親がどのようにして新しい人生を築いて行くかを子どもたちは自分の将来の人生に参考にしようとしている。そう思わなくても自然と父親の姿勢が見えてしまう。父親はいつも子供からお手本として見られている。 

会社を離れた父親の姿を子どもたちはどう見ているのか?

シニアはどんな死に方をしたいのか?

自分の死がやって来る時に嬉しい気持ちでいっぱいにして他界したい。そうするには、死ぬ前までに良い事をたくさんすることだ。良い事をした記憶が沢山頭に残っていれば、自然と気分が良くなる

自分の死に方を考えるときが誰しもある。平均年齢近くになれば誰もが自分の死が何時やって来ても良いように覚悟を決めている。80歳代の老人は、世俗的な価値観で物事を見なくなる。お金なんかもうどうでもよくなる。お金はこれから長く生きていく若者たちに必要なもの。

誰もが自分の死に方について考える

シニアにとってどんな散歩が良いのか?

朝の散歩をまだしたことがあまり無い64歳。時々、朝5時ごろ目が覚めてリビングのカーテンを開けるとシニアの人が散歩をしているのが見える。今日もそんな日であった。時刻は、5時35分ごろだった。雨も上がり、太陽が出ていた。

シニアは、睡眠時間が短くなるためか夜早く寝て朝早く起きる傾向がある。余程疲れていなければ、朝の6時ごろには目が覚める。朝の散歩は、朝食を食べるときに体の調子を整えてくれる。体を動かすので食欲も出る。良い事尽くめに見える!

太陽が地平線から上がる風景を見ながら公園を散歩! 

新型コロナウイルス感染予防でマスクはしても手の消毒はしない人が多いのでは?

スターバックスのカフェの入り口近くにアルコール消毒液スプレーが置いてある。私は必ず手の消毒を入る時と帰る時に行う。他の人はどうかと観察をしていたら、驚くことにアルコール消毒をする人が本当に少ない。

誰かがアルコール消毒をしているとそれにつられて続く人が現れると言った感じである。意識して自発的にアルコール消毒をするお客は少ない。

なぜなんだろうか?

なぜ、筋トレはアンチエイジングで年齢以上に若く見せるのか?

51歳の時に起業した。64歳になってもビジネスは続けている。51歳の時は、週1回スポーツセンターに行ってウエイトトレーニングをしていた。64歳の今もスポーツセンターに通っている。違うのは、週2回に回数が増えたことだ。

ジムでワーク・アウトしたあと必ず近くのスターバックスでコーヒーを飲む。夏は、いつも、ポロシャツとジーパン姿だ。ポロシャツは体の形を外に出しやすい。半袖が上腕二頭筋の太さでピチピチになる。ベンチプレスを行った後は、胸の筋肉が盛り上がってしまう。ウエイトトレーニングをやっていると分厚い逆三角形の背中と胸になる。

51歳のときの背中と胸は、ポロシャツを着てもそれほど目立たなかった。64歳の今、ワイシャツやポロシャツを着ると胸筋が盛り上がって目立つ。その上、乳首が立っているのでポロシャツだけの時は乳首がより目立って恥ずかしくなる

64歳の高齢者と言うべきか、シニアと言うべきか迷うが、体格は普通の人並み以上に見える

スタバの女子大生店員からは年齢の割りに胸が大きいと言われてしまう!

シニアが意識すべき事:あと何年生きられるかではなく、普通の生活を送ることが出来るかである

平成25年に行われた国勢調査から「平均寿命」が算出された。男性の平均寿命は、80.75歳。女性は、86.99歳。「平均寿命」は0歳の平均余命のこと。「平均余命」は、自分の年齢からあと何年生きられるかである。今年生まれた男の子の赤ちゃんは、平均して80.75年生きられる。決して、自分も80.75歳まで生きられるというわけではない。

むしろ、平均余命が今の年齢からどれだけ生きられるかを教えてくれる。私は64歳だから、私の平均余命は21.83年。女性ならば、26.94年となる。自分の平均余命を知りたいシニアは、こちらのページを参照して頂きたい。この数字は、一般的な数字であるので個人差はある。62歳の誰もが後21.83年も生きられるというわけではない。

ここに令和3年度の国勢調査による平均余命データ表がある。平均寿命は伸びてきているが平均余命は減ってきている。

令和3年平均余命

認知症保険よりも認知症予防をどの様にするか?

太陽生命が「ひまわり認知症治療保険」を出しているが、医療保険に認知症治療の保険を追加しただけだ。認知症治療で入院なんて聞いたことがない。本来の認知症で求められる保険は、介護の時に発生する自己負担コストだ。介護保険だけでは賄えない自己負担を支える保険金でなければ意味がない。

一方で介護保険に重点を置いた「あんしん介護認知症保険」が朝日生命から出ている。内容的には充実しているが、お金に余裕がないシニアには厳しい月額支払いになっている。どちらにしても保険は、博打みたいなものだ。認知症にならなければ、完全に無駄になる。

健康予防、認知症を発症させない予防に時間とお金を使ったほうが現実的である!

何事も認知症にならないようにする生活習慣が重要!

仕事を辞めたシニアは孤独で居場所がない

昔、昔、Lonely Crowdという書籍が話題になっていた。孤独な群衆と言う意味なのだが・・・シニアは仕事を辞めた途端に孤独の世界に入り込む。今まで仕事で付き合っていた人や遊び仲間の同僚は、自然と離れて行く。仕事があったから人との結びつきがあった。仕事をなくして初めて「老後とは」を考え始める。

人生100年と言われる現代、定年退職の年齢60歳、再雇用で65歳では、残りの35年をどう生きたら良いのだろうか。会社組織の中の一人として生活してきた会社員が定年退職で群衆から離脱する。自分の残りの人生を好きにせよ!と会社から命令される。

上から指示されてやってきた仕事がなくなり、朝、会社まで通勤することもなくなった。周りから見慣れた連中の顔が消えて行く。仕事以外にやる事がなかったシニアは「毎日が日曜日」になり、妻からはゴミ扱いをされ始める。自宅にいないで昼間はどこかに外出してと!

自宅に自分の居場所がない!仕事がなくなると社会でも自宅でも自分の存在価値が無くなる。仕事を辞めて何を得たのだろうか。会社の人間関係からくるストレスが消え、「」が取って代わる。しばらくすると「」の友達「孤独」が忍び寄ってくる。