老いて来ると「希望」という言葉が心から消えて行く感じがする。希望がある生活をしていれば、毎日の生活に張り合いが出てくる。今の生活に張り合いがある方ならば、きっと、自分の人生に希望が見えているのだろう。
一つでも良いから希望を見つけられれば、その希望を実現するための一歩が踏み出せる。
希望は人生の目標になる。足が筋力の衰えで不自由になっている老人ならば、足の力を元に戻したいという希望があるはずだ。足の力を元に戻したいという一つの希望を実現させるために意識を集中させ、今の生活をその目標に向けて変えて行くと毎日の生活に張りが出始める。
人生に一つでも生きる目標があれば、老後の生活に変化が生まれる。