私達夫婦はやりたいことがあるのだが、両親の介護・生活支援で精神的に余裕が持てていない。93歳の義父と88歳の義母のお世話と見守りをせざるを得ない。義父は、自宅で一人生活をしているが私達夫婦の週1回の生活支援なしでは続かない。義母は老健施設に入居しているが、週1回の訪問面会を期待している。
二人共高齢であるため身近な私達夫婦の見守りが必要。身近と言っても横浜から東京まで1泊2日で行く見守り作業になる。60歳代のシニアは、自分の両親や妻の両親の介護や支援で時間を取られる。これは誰もが通る道かもしれない。
本来ならば、夫婦二人でゆっくり長期間の旅に出たいと思っているのだが現状はそれが物理的に難しい。
両親の介護と子供たちの見守り、そして私たち夫婦の老後生活
子どもたちは既に大人になって独立している。家内の両親も介護で酷い状況ではない。老健施設に入居している義母は初期の認知症の疑いがあるが、普通の会話と判断が出来ている。義父は、認知症と縁がないほど頭は明瞭である。足だけが衰えて自宅の周辺を歩くぐらいの体力しか無い。
長男夫婦には待望の子供が生まれ、これから子育てで忙しくなる。当然、初孫であるので私達夫婦もそれなりの支援をしなければと感じている。次男は、悠々自適な生活を送っている。年齢的にそろそろ婚期にはいっているのだが、その気があるのか、無いのか私達夫婦には分からない。
家内の両親が健在であるが私達夫婦の介護・生活支援が必須
老いた両親が普通の生活を自分たちでできなくなると子どもたちがお世話をしなくてはならない。年齢的に老人ホームに入居しても良いのだが、これは本人たちが決めることであるのでその時期を私達は待っている。
毎週1泊2日で横浜から東京まで出かけている。義父の生活支援と義母の老健施設への訪問は、子供である家内に負担がある。その負担を和らげるために私も一緒に行っている。家内の兄夫婦は、関西に住んでいるため東京まで頻繁に出てくることが出来ない。どうしても横浜に住む私達夫婦しか対応できない。
こんな生活がもう2年間も続いている。あと、1年か2年ぐらい続くかもしれない。幸運にも老健施設でリハビリをしている義母の体調が回復してきている。今は、足腰の筋力を鍛えている。まだ、歩行器なしでは安心して歩くことが出来ない。自宅に帰って生活を始めても93歳の義父の世話まで出来ない体力だ。
義父は、義母が自宅に帰れるくらいの体力が回復したら一緒に老人ホームに入居すると言っている。私達夫婦は、その時まで毎月4回の介護・生活支援を続けることになるだろう。
私の仕事は、ネット接続が出来れば問題ないので時間と場所の制約がない。世の中はうまく出来ている。
長男家族と次男の結婚
長男家族に生まれた子供は、かわいい。苦労して生まれてきた子供だ。最近の若い夫婦は、子作りが昔ほど簡単ではないようである。子供が産まれ難いと言う。待望の子供であるので長男夫婦は、大喜び。問題は、産休を終えてからの子育てである。夫婦共稼ぎであるので母親は、職場復帰をしたいようだ。1歳になったときに保育園を確保しなければならないと言っていた。
今住んでいる地域では、保育園を確保するのがかなり難しいらしい。先日、長男の嫁からLine経由で望んでいた保育園に入園できるという知らせを受け取った。今の世代は夫婦共稼ぎが当たり前のようだ。年金の事を考えると厚生年金がある会社勤めが一番良い。夫婦で会社勤めならば老後の年金額を心配する事は無いだろう。
次男は、いつ、世帯を構えるのかいつも心配している。当の本人は、全然お構いなし。私も結婚する前まで真剣に相手を探していなかった。結婚は、出会いだから。次男には、良い出会いがあることを見守るしか無い。
今年65歳になる私
先日、夫婦で年金事務所に出かけた。65歳になった私と妻の年金について聞きたい事が有ったからだ。
- 私と妻の正確な年金総額(私の年金額、妻が65歳になった時に年金額、夫婦の総年金額)
- 私が他界した時の遺族年金額
- 年金ネットへのアクセス番号の発行
私のビジネスを辞める年齢になった時に年金収入だけになる。夫婦の年金総額を事前に知っていれば、妻が65歳になる前までに現在の生活水準を年金総額を越えないように調整が出来る。夫婦で年金を受け取るようになれば私の年金額以上になる。その意味合いで私が頂く年金総額で今の生活レベルを調整できれば将来的に生活面で心配する事は無い。
今はまだ自営業で収入があるので年金は老後の貯蓄に回せる。お金は将来の保険になるので貯められるとき貯める。
結論
- 妻の両親の介護と生活支援で精神的にゆとりがない。ゆっくりと長旅に出かけたいがそれも出来る状況になっていない。
- 長男夫婦には子供が生まれ、これからが子育てで大変になる。次男は、悠々自適で世帯を構える気がない。時代は、大きな変化の渦にますます取り込まれていく。心配事が増えている。