大会社の管理職、役員職を勤め上げ、定年退職後、子会社の社長として65歳まで働いた役職経験者のシニアは、その後、どのような生活を送っているのだろうか。
そんな人たちが集まるNPO団体の懇親会に行ってきた。コロナ禍以前の話であるが、多くの役職経験者のシニアは、70歳以上になっていた。見るからにしてお爺さんの風貌が漂っている。
老いては子供に戻る!と言う。役職経験者も現場を離れると時代の流れを見失ってしまう。時代に追いついて行けてないのであるが、NPO団体で社会とのつながりを保ちながら時代の流れに追いつこうとしている。コロナ禍の中でオンライン会議を学びながら定例会を開催している。
65歳で会社組織を離れてビジネス環境に自分を置いていないと時代の流れに確実に置いていかれる。それが嫌なシニアがビジネス関連のNPO団体で何か自分に出来ないかと情報を求めている。
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老後のお金が夫婦で2000万円、3000万円必要だという情報が巷にあふれているが、あまりにも単楽すぎる。普通の生活ができて健康でいれば、医療費も老人ホームの費用も発生しない。健康で自分の生活を確保できれば良いだけである。65歳になったら自分たちの老後の人生を真剣に考える必要がある。
65歳という年齢は、年金受給の年齢である。会社員であれば、最低限の年金が保証されている。一般的に月額22万円だそうだ。会社によっては企業年金の額が大きいために月額50万円以上になる人もいると聞く。
年金額が違うことで余生のライフスタイルも変わると思っている人がいるかもしれない。私はそうは思わない!重要なのは普通の生活が出来る健康を何歳まで維持できるかである。普通の生活が出来ている限り、大きな費用は発生しない。
老人ホームに入る時に多額のお金が必要になる。貧乏人であればあるほど健康維持にお金を日頃から投資する必要がある。
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96歳の義父は昨年の11月に介護付き老人ホームに入居した。それまでは自宅でひとり暮らしをしていた。出来れば、ずっと自宅で暮らしたいと言っていたが体を自由に動かす足の筋力を失って自分一人で生活をすることが出来なくなった。
認知症もなく、これと言った深刻な持病もない。足の筋肉を失い自由に歩けなくなっただけである。歩行障害が生まれると生活が不自由になる。炊事・洗濯・掃除・買い出しなどが難しくなる。私達の身体は筋肉量が減ると自分の体を動かせなくなる運命にある。
70歳の声を聞き始めるシニアは今まで以上に健康に気遣い始める。特に脚力に不安を覚え始める。知らないうちに10キロを休まずに歩けなくなっている。50歳代、60歳代のときのような体力と筋力を維持できていない自分に気がつく。何とか体力と筋力を戻したいと思うのは私だけではない。
問題の解決方法は失った筋力を回復させ強化する生活をすることである。
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今年になってお金を使い過ぎたのではと思い始めた。このアイテムは本当に必需品であったのかどうかを突き詰めると怪しくなる。怪しい購入アイテムはこんなものだ。
- Thinkpad C13 Yoga Chromebook(仕事と趣味で買う)7万円ぐらい
- Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属(欲求で買う)4000円ぐらい
- プロテッジ半袖プレミアムドライ ハンドボールTシャツ3枚(欲求で買う)9000円ぐらい
まだ第1四半期が終わっていないのにこんなに使ってしまった。いつもならば、3万円以内だろう。人間というものは、その時の精神状態で予定以外のものを買ってしまう。
Thinkpad C13 Yoga Chromebookは、別にあと2年は買う必要がなかった。どうしても必要なものではない。でも、買ってしまった。ちょうど、米国アマゾンでバーゲンセールをやっていたので今しかないと思って買ってしまった。予定した買い物ではない。
実は、この「今しかない!」と思った時に予定外のお金が私の懐から出て行く。私は趣味で衝動で欲求で物を買うシニアになってしまったのか。毎年、本当に必要なものしか買わないと心に決めていたのだが、現実はこんな状態でお金を使ってしまう。買う上での理由はあるのだが、今なのか、買わないと困るのかを問われると反論ができない。
私の頭の中には2つの心が衝突している。一つは節約と断捨離の生活をシニアは送るべきという考え方と2つは余生を楽しむにはほしいと思った時に買って使うべきだという考え方である。お金は残りの人生を楽しむために使うのが正論である。注意することはお金の使い過ぎである。
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シニアが起業を考えるとき、出たこと勝負でビジネスプランを考える傾向が強い。その結末は、失敗する。ビジネスの種は複数あると失敗しても再挑戦が出来る。多くのシニア起業家は、一つのビジネスだけで考える。それが成功するチャンスを下げる。
シニアが起業する時は、必ず、複数のビジネス・アイデアを用意する事である。用意した複数のビジネスの種のうち一つがヒットすればそれでやっていける。シニアには若者と違ってやり直す時間が少ない。
51歳で起業をした時、兄から「起業するには遅い!」と言われた。ベンチャー企業同士の交流会で自己紹介をした時、私の年齢が51歳である事を聞いて驚いていた若者が多かった。13年前の事である。今は、60歳代以降にシニア起業する人が多い。50歳代よりも60歳代の起業家が多い。背に腹はかえられない事情があるシニアが多いからだ。
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居酒屋で働く料理人の時給が1600円だったから料理の経験とスキルを活かして居酒屋で働いていたという50歳代の男性。時給が居酒屋の都合で950円に下げられて解雇されたと言う。自分のスキルや経験を売り物にして雇用される労働者は、雇用を自分でコントロール出来ない。働いている会社の経営がおかしくなれば、給与も時給もカットされる。
多くの会社員は、そんな労働環境でお金を頂いている。定年退職してからもお金を誰からか頂く生活を続けられるならば、それが理想だろう。政府も65歳まで再雇用しろと企業にその要求を押し付けている。それが出来る会社と出来ない会社がある。
自分のスキルや経験に自信がある人は、その能力でお金を稼ぐ努力をすべきだろう。それが今の社会の時流である。シャープ、ニコン、東芝、日産、パナソニック、NECなどの大企業は大規模なリストラをやってきている。スキルと経験がある社員をリストラしている。雇用される身というものは、自分で自分の人生をコントロール出来ない。
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65歳になると年金がもらえる。国民年金であると約6万5000円ぐらい。それに厚生年金がプラスされれば、合計で平均20万円前後だと言われる。元会社員ならば、月額20万円ぐらいの年金で老後を生活することになる。この金額は世間一般的に言われている金額である。金額には個人差がある。
国民年金だけの高齢者は、年金受給と同時に生活困窮者となる。仕事をしていなければ、とても月額6万5000円で生活が出来ない。生活保護の申請をすることになる。それが出来ない場合は、アルバイトやパートの仕事を探して働き続けるという選択しか無い。
年金以外にあと10万円以上収入があれば、老後の生活に経済的な余裕が生まれる。年齢と共に高齢者は社会の弱者になって行く。肉体も衰えて今まで出来たことが自分で出来なくなる。そんな運命が見えているのでお金だけが頼りになると思う老人が増える。生きて行く上でお金は無いよりもあるほうが良い。それも出来るだけ継続的にお金が入ってくるほうが良い。
年金以外に収入を得るには努力が必要である。決して楽してお金は稼げない。
- 体が資本(筋トレをして健康寿命を延ばす)
- 知的生産で頭を使ったビジネスを作り出す(肉体に頼らない仕事)
- 自分の得意を製品やサービスにする
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66歳になって目の視力と視野で問題を感じ始めている。近視と遠視、それに視野障害。緑内障で右目の視野が半分見えていない。左目も右目も物を見るという上で問題だらけだ。50歳代は、まだ、近視と乱視で収まっていた眼鏡も50歳後半には遠視が追加された。目が悪くなると動く面で制約が生まれる。
駅の階段を登るのは問題ないが、降りる時に足元をしっかり見ていないと踏み間違えてコケてしまう可能性がある。そのため、降りる速度を少し遅くしながら確実に階段を踏み間違わないようにしている。
実際に最後の階段を見過ごしてコケてしまった。前に人が居なかったので自分だけがコケておしまい。前に人が居て巻き添えにしたら怪我をさせるかもしれない。
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0120の番号で始まる電話番号から私の携帯電話に電話があった。0120で始まる電話番号は、お客さんが電話をかける時に電話料金の負担がない電話番号だ。その電話番号は、業者が売り込み電話をする時にも使われる。
050, 070で始まる電話番号も業者による売り込みで使われている。固定電話であるならば、ナンバーディプレーサービスを使ってかかってきた電話番号を記録する。知らない電話番号には基本的に出ないで留守録扱いにする。メッセージが残されていない電話は100%売り込み電話である。
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