電車にもバスにも優先席が指定されている。優先座席の利用対象者は、高齢者・身体障害者・怪我人・妊婦・乳幼児連れなどである。利用している人を見ると必ずしも対象者でない人たちが多い。スマホを使っている若い女性や主婦、学生、会社員など色々な人が座っている。通勤時間帯などは、先に座った者勝ちだ。
高齢者が優先席を積極的に活用しているかどうかは定かではないが、高齢者にも2種類の老人がいる。敢えて優先席に座らないシニアと堂々と座る老人だ。私が気になったのは優先席に座らない老人たちだ。
電車にもバスにも優先席が指定されている。優先座席の利用対象者は、高齢者・身体障害者・怪我人・妊婦・乳幼児連れなどである。利用している人を見ると必ずしも対象者でない人たちが多い。スマホを使っている若い女性や主婦、学生、会社員など色々な人が座っている。通勤時間帯などは、先に座った者勝ちだ。
高齢者が優先席を積極的に活用しているかどうかは定かではないが、高齢者にも2種類の老人がいる。敢えて優先席に座らないシニアと堂々と座る老人だ。私が気になったのは優先席に座らない老人たちだ。
街中を歩いている老人を観察してみると杖を使って歩いている男女が多い。年齢的に80歳以上の方が多い。足の筋肉が衰えてくると歩く時に体のバランスが崩れる。それを支える第三の足が必要になるのだ。
普通に歩ける人にとっては、杖はいらない。杖を使っている老人を見ると、足がふらついている。ゆっくりと周りを見ながら歩いている。私も今は杖を使うことはないが、将来、80歳以上になった時に杖を使い始めるかもしれない。出来るだけ、そんなことがないよう足の筋肉を鍛えているが。
杖の使い始めの方に聞くと、初めは杖の使い方が良く分からないため返って疲れるという。道具に慣れるには時間がかかる。使う機会が多くないと馴染んでくれない。
私が仕事をするときは、いつも、スターバックスのカフェでやっている。スターバックスのお店にも色々ある。座りやすくて快適なイスとテーブルを提供してくれるお店でないと仕事が出来ない。当然、そんなスターバックス店は多くない。横浜には3店ある。いつも、その3店のスターバックスで好みの席を見つけて仕事をしている。
もう、こんな生活を8年ぐらい続けている。60歳代のノマドワーカーである。8年も3店に通うとお店のスタッフと顔見知りになる。私の好みを覚えていてくれている。何も言わなくても私のコーヒーが出てくる。
80歳代の老人が自転車で信号機がある四つ角を走り去った。信号は赤であった。青信号で出てきた自動車にひかれそうになった。自動車はクラクションを鳴らしたのだが老人は見向きもせずに走り去った。この一部始終を私は見ていた。
この出来事を単純に交通ルール無視だけで片付けて良いのだろうか。
自動車を運転する我が身であるが、この出来事から色々な事を学んだ。
2016年8月の生活保護受給世帯が163万6636世帯になり過去最高数を記録した。このうち高齢者が83万4621世帯で全体の51.3%を占める。単身世帯は、約9割に当たる75万6320世帯になる。(引用先:時事通信Yahooニュース)
高齢者単身世帯が増えるのは、夫婦のどちらかが他界したためではないだろうか。夫婦の年金でやっと生活できていたが、片方が他界したため年金だけでは生活が出来なくなり生活保護世帯になったと理解したほうが分かりやすい。
一人になった時の老後の生活は必ずしもバラ色ではない。