生きがいが見つからないシニアには共通点がある。仕事だけが生きがいであったということだ。自分の人生から仕事を取ったら何が残るだろうといつも感じているシニアたちだ。64歳の私でも仕事がなくなったら、日中の大部分の時間を何に使ったら良いか分からない。仕事は男にとって重要なライフファクターになっていることが分かる。

そんなシニアは新しい生きがいを作らねばならない

私達人間には、未開拓な要素が沢山あるらしい。自分が興奮するスイッチが何処かに有るのだが、自覚できない。自覚するには、どうするかがヒントになる。

生きがいとの出会いを作り出す! 

60歳を過ぎると自分はもう若くないと肉体的にも精神的にも感じ始める。若さはお金で買えない。目が若い女性に向く。女子高校生、大学生、OLの女性が何故か美しく見えてくる。若さが自然と「美」を作り出している

会社組織から離れると若い女性たちとの接点が無くなる。職場の花が近くで見られなくなる。感じられなくなる。引退とはこういう運命なのかと。

若い人たちと一緒にいると何故か気分が若くなる。若さを周りの若者から頂いているような感じになる。こう感じるのは、きっと私だけではないだろう。引退生活に入っても若さだけは維持したいと心の底で思っているシニアは多いはずだ。

若さを感じるには、若さに触れるしかない! 

横浜の星川駅から歩いて10分の場所にビジネスパークという場所がある。その場所にスターバックスがある。ビジネスパークのスターバックス店は、週末に良く来る場所だ。近くにある保土ケ谷スポーツセンターで筋力トレーニングを週末する。その帰りに必ず立ち寄るカフェになっている。

何年も立ち寄っているためスタバの店長やアルバイト店員に顔を覚えられている。

毎年この時期になると馴染みの女子大生アルバイト店員が私にこう挨拶してくる、「この度、スタバを卒業することになりました!」

就活が終わり、スタバで稼いだアルバイト代で卒業旅行に出かける女子大生が多い。今は、内定した会社の新入社員になり、晴れて社会人になっている。

スタバの常連客になると社会との繋がりが得られる! 

義両親の自宅で義母を介護していると老人宅特有の現象を目にする。自宅の周りで使うサンダル、キッチン用品、掃除機、物干道具。古くなった製品や道具がアチラコチラに置いてある。古いものを長く使うことがその世代の得なのだろう。戦後、物資が少なかった時代に育った人たちだ。私達、戦争を知らない世代とは違う。

義母の介護をしながらこのサンダルは危ないと感じた。サンダルの踵が半分だめになっていて履きにくい。これを引き続き履いていればきっと転倒してしまうのではないかと思ってしまう。キッチンにある鍋を使って料理を作ってみようとしたのだが、鍋の古さに驚いてしまった。もう使われていない材質の鍋でそこが凸凹になっている。

ちょっと目を凝らして見てみれば、古くて使えそうもない物で溢れている!

日常製品で時代遅れになったものを買い換えて便利にする

東芝、シャープ、富士通などの家電メーカーでリストラが過去においても現在においても行われている。今は、東芝が倒産になるのではという不安で多くの東芝社員が今後の身の振り方を考え始めている。

定年退職を迎える前に早期退職を勧告される、された50歳代の社員がいっぱいいる。時代は会社員の流浪の旅の時代だ。安定した職にありつけない会社員が増加している。寄れば大樹の影的な大企業=安定した雇用の考え方が通じない時代だ。

上手く定年退職できてもその後の身の振り方で間違う元大企業OBが多い。別に大企業の元社員でなくても自分の身の振り方で迷う人が多い。新しい雇用先が見つからないとか、ちょっと一休みとか、色々な理由で次のステップに進んでいないシニアたちだ。

定年退職後の身の振り方で起業を選択するシニアへの助言! 

64歳になった私は、65歳になる前に年金受給額以上の収入を確保する仕事を自分で構築しようとしている。2019年は、そんな年になりそうだ。2019年は、米国のトランプ新大統領のお陰で今まで想像していない大きな変化の波が日本にやって来そうだ。

変化の波が日本人の生活にプラスに成れば良いが、もしマイナスになるようならば今からでもそれに対処する生活防衛の準備をしなければならない。

年金受給まであと半年間あるが、それを待っていても始まらないという人が多いはずだ。

2019年はシニアが自分でお金を稼ぐ年! 

「せん妄」という病気を知ったのは、義母が救急病院に入院したときであった。自宅で転び、頭を切ったために入院した。頭の傷を縫って入院生活を始めた翌日から訳の分からない内容を話し出したり、亡くなった家族や知人がお見舞いに来たとか、時間感覚が狂っている話をする。

せん妄とは、高齢者に多く発症する一種の意識精神障害。症状が認知症と似ていますが、せん妄は突然発症し、数時間から数週間にわたり症状が継続します。症状が時間とともに変化するのもせん妄の特徴です。

(東京ミッドタウンクリニック)東京ミッドタウンクリニック)

その症状が日増しに悪化してきたので周りの看護婦や医師がせん妄か認知症かのどちらかではと心配し始めた。病院側から自宅に帰って見慣れた環境で療養したほうが良くなると助言してくれた。年末であったのでスタッフ不足を危惧して自宅療養が出来る患者さんを先に帰宅させていた。

医師によるとせん妄状態は、見慣れた環境に戻れば1,2週間後に消えてなくなるという。

高齢者のせん妄はなぜ起きやすいのか?

93歳になる義父がこんな事をポロッと言った。

「80歳頃から突然前歯がポロッと折れてしまった。他の歯も同じように折れ始めた。お陰で上歯が全入れ歯になってしまったよ。」

年寄りになると自分の歯が少なくなるということは聞いていた。80歳を越えて自分の歯が20本以上残っている老人は約30%ぐらいだと言われる。

自分の歯が20本以上残っていないと健康に影響する!

後、半年で65歳になる。これが10年後には75歳。20年後には85歳。30年後には95歳になる。果たして、後30年生きられるかどうか、分からない。20年先までは、今まで続けてきた筋力トレーニングで筋肉の衰えを予防できると思っている。85歳以降は、継続的に筋力トレーニングが出来るかどうかやってみないと分からない。

だが、年を追うに従って確実に体力は落ちていく。いつかは、自分で自分の世話が出来なくなる。これは確かだ。95歳になる30年後はどんな生活になるのだろうか。家庭内に介護支援ロボットが居て高齢者の健康管理と生活支援をしてくれる可能性がある。

見えていない未来に期待してもどうしようもないので見えている社会で自分の世話をすることに目を向けるしかない。

介護サービスを利用するタイミングはどんな時だろうか?

家内の両親の介護を昨年12月からやっている。そのため、自分の生活リズムが家内共に狂った。週2回行っているスポーツセンターでの筋肉トレーニングもできなくなった。今日は、久しぶりにスポーツセンターで体を鍛えた。筋力が落ちている。継続して筋肉を鍛えないと筋力は知らないうちに落ちていく。

シニアが起業する上でも同じようなことが言える。

起業は、失敗の連続から成功する。やり続けなければ、うまく行かない。小さなリスクを取りながら小さい失敗をするやり方がシニアの起業方法だ。

なぜ、シニアの起業が必須になるのか?

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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