70歳でビジネスを始める高齢者にまだ巡り合っていない。既に起業して70歳以上になっている現役の経営者には巡り合っている。60歳代でビジネスを始めるシニアは多いが、70歳代では非常に限られる。

62歳で自分のビジネスを展開している私でも70歳になってから起業をしたいとは思わない。その理由は、非常に簡単だ。

体が持たない!

70歳代の人生は60歳代に築いたビジネスで楽しむことだ!

いつも立ち寄る駅近くにあるスーパーマーケットで研修社員が先輩たちの指導下でレジ打ちを体験していた。数人の若い男性がレジでお客さん対応をしていたが、女性と比較しておぼつかない。自宅で家事をする家内の行動を見て女性はマルチに仕事をする事が出来るが、男性は一つの事に集中して一つづつこなして行くのが得意だ。

若い男性研修社員は、先輩の女性社員に注意されながらレジを操作していた。その様子を見てとても私は出来ないと自覚した。 頭と体が柔軟な若い男性社員でさえもこうだ。とても、シニア男性が出来る仕事ではない。

たまに熟練の中高年男性がレジ打ちをしている。その人はお店の店長であった。経験値があるのでレジ打ちは簡単なのだろう。不慣れなアルバイトのシニア男性ならば、ミスの連続でお客さんが怒り出すのではといつも想像している。

シニア男性の仕事は裏方ではないか!

老後の人生は、あたかも一隻の船を手渡されて強制的に船出させられたようなものだ。行きたい場所が分かっていれば、その場所に舵を設定すれば行ける。行きたい場所が分からない人は、海の上で漂うことになる。漂いながら釣りをして魚を食べる。食べながら、陸地に戻ろうとするが陸地が見えないところまで来てしまっている。

老後の人生は自分の舵取りでどこへでも行ける自由を手にする。舵の向ける方向で楽しい、充実した老後が送れるかどうかが決まる。

ただ、

行き先が見えていないで漂っている人は、老後の人生は苦痛だ。

求めることから始める!

自宅近くのスポーツセンターで筋トレをしてきた。午前10時頃にチェックインして午後13時頃に終えた。筋トレでベンチプレスをやっていた。78キロのバーベルを上げていたのだが、4回目に筋肉疲れで上げきれない状態になった。近くでスクワットをしていた高齢者男性Aさんが手助けでバーベルを上げるのをサポートする直前に上げきった。

Aさんに、「大丈夫です。有難うございます。」と感謝の気持ちを言葉に出して会話を始めた。Aさんは、私と同様にこのスポーツセンターに数十年通い続けていると言う。話をしているうちに年齢が先日古希を迎えたと話してくれた。古希(70歳)にしては、頭の毛が黒々としてたくさんあった。とても、70歳には見えない。 

身長は、160センチぐらいで体ががっしりと筋肉で覆われていた。70歳で筋トレを続けているとこんな体になるんだと驚いた。

70歳で筋トレ 

私がパソコンやコンピュータを触り始めたのは、1976年の夏であった。留学先の州立大学で初めてコンピュータの科目を履修したときだ。キーパンチカードでプログラムを書いてコンピュータで実行するといった古代のコンピュータ環境であった。

1976年から2017年の今までずっとコンピュータから離れる事はなかった。仕事で趣味でコンピュータは身近なものであったからだ。1980年代頃からワープロが日本で出現し、ワープロソフトがパソコンにも登場した。会社の書類作成は、ワープロ化、パソコンソフト化の競争に入り、最終的にパソコンがワープロを食べてしまった。

1988年頃からパソコンが一人一台の時代になり、仕事でパソコンを使う頻度が多くなった。この時点から自筆で文章を書くという機会が減少して行った。パソコンソフトで文章を書くとかな漢字変換で書けないでいた漢字も直ぐに使えるようになった。

パソコンは文字を自筆で書く習慣をなくす!

誰もがある年齢になると仕事から離れる。仕事から離れた時、何で自分を楽しませるかだ。欧米のシニア夫婦は、バケーション旅行に出かける。日本人のような短い旅行ではなく、ロングバケーションだ。ドイツ人ならば、比較的生活水準が低いトルコやポルトガルに1か月から3か月ぐらい長期滞在する。

米国人ならば、フロリダ州にバケーションハウスを借りて数か月ほど滞在する。日本人のシニア夫婦の旅行は、長くても2週間ぐらいだろう。それも旅行会社が提供するパッケージ旅行だ。時間に追われ、現地の人たちとの触れ合いもない在り来たりの旅行になる場合が多い。

自分を楽しませるプランを考える必要がある。

80歳になった時に自分を楽しませるモノがあるか?

60歳代の妻たちは、旦那たちと違ってお金について深刻に考えている。妻の年金は旦那より少ないし、それだけでは生活が出来ない金額だ。それ故、旦那が他界した時に一番困るのが妻たちだ。旦那にたくさんの金融資産があれば、相続だけで老後を優雅に暮らせる。

一般大衆家庭では、そんな相続が出来るほど資産を持っていない。旦那の財産相続だけでは老後の生活は苦しい。

妻たちはこう考えて手を打っている!

お金に対する不安がお金に執着させる

週末はいつもドリップコーヒーを夫婦で飲んでいる。平日はインスタントコーヒーだ。ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの味の違いは、確かにある。私は、コーヒーマニアではないがコーヒーを飲む事が多い。仕事場としてスターバックスを使っているのでコーヒーは仕事の友になっている。

週末は、家内よりも早く起きてドリップコーヒーを作り、静かな自宅の中でコーヒーの匂いを嗅ぎながら心に静寂という栄養を与えている。何も考えることなく、コーヒーの香りだけを楽しむ時間は一瞬だが邪念を頭から追い払ってくれる。

日曜日の朝、1杯のドリップコーヒーは精神的な栄養を与えてくれる。私と同じようなことをしているシニアがいると思う。平日の心の疲れを癒やすために。

コーヒーの豆を買うシニアが多い! 

幸せを感じることが日常生活の中でどれくらいあるのだろうか。私を含めて多くの人は、いつも、自分のことで頭がいっぱいになる。これが自然なのだろうが、世の中は自分の思うように動かない。

それゆえに幸せを感じることが少ないのではないだろうか。

ちょっとしたことで人助けが出来る!

若い人たちは、シニアの心理やニーズを理解することが難しい。私、62歳、でも70歳代、80歳代のシニアのことを心理的に理解できない場合が多い。

でも、

この3つことをシニアにしてあげれば、シニアは喜ぶだろう。

シニアの喜ぶ顔を見る・・・

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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