66歳のシニアとしてお金の使い方を気にしている。若い会社員の頃は、ランチは600円ぐらいまでと決めていた。今は、金額で制限を決めてランチを食べることがない。その時の気分とお腹の空き具合で食べたいものを食べている。一般的に老人やシニアは、衣食住のうち衣と住は満たされている場合が多い。食は生きていく上で必須なので一度では終わらない。
横浜の地下街にあるレストランを覗いてみると老人たちが多く見かける場所は、価格が高そうな美味しそうな和食のお店が多い。価格が高いから混まない。ゆっくりと食事ができるという理由からなのだろう。老人が使うお金は食べ物だ。私のような自営業者は、普通のシニアとお金の使い方が違う。
仕事の道具にお金を使う。インターネットビジネスをしているのでパソコンや通信機器だ。いつも使っている物は快適に仕事ができる最高のものを求める。還暦を過ぎてそんな思いが年々強くなってきている。年金生活に入っている高齢者たちはお金を何に使っているのだろうか。
高齢者がお金を使うジャンル
私は男性で自営業をしているので一般的なシニアとは違う。仕事をしないで趣味に生きるシニアや老人ならば、趣味の道具にお金を使う。女性と男性でもお金の使い方は違う。女性は衰えていく美貌を何とか食い止めようとする。醜い肌やシワを隠す化粧品や洋服などにお金を使う。
利便性を重視した旅行
体が元気で自由に外出ができる体力がある高齢者は、夫婦で旅行に出かける。旅行への出費が老後の生活で最も大きい。若者たちの旅行とは違って、節約旅行ではない。自分たちの体力に合わせた利便性を重要視した旅行になる。海外旅行ならば、エコノミークラスではなく、プレミアムエコノミークラスやビジネスクラスを求める。
シニアの楽しみ 1位「旅行」 2位「テレビ/ドラマ」 3位「読書」 4位「グルメ」
楽しみに対する1ヶ月の出費 「旅行」は平均2.4万円、「グルメ」は平均1.3万円 (引用先:シニアの生活意識調査2020年)
子供家族や孫たちとの交流や祝い事
子どもたちとその家族と一緒にいる機会にお金を使いたいと感じ始めた。食事会や家族連れのドライブ旅行、冠婚葬祭、誕生日パーティーなどである。私たち夫婦はまだ完全に世代交代になっていない。そのため、子どもたちと私たち夫婦で食事会を好みのレストランで行うことが多い。子どもたちには好きなものを好きなだけ食べさせて満腹感を味わってもらっている。
お金は自分たちよりも私達の後を継ぐ者たちに使う場合が多い。大きなお金が出る時は家族連れで海外旅行に行くときになる。問題なのは子どもたちは仕事で忙しい。タイミングの問題が一番悩ましい。私が働く目的は家族連れで海外旅行に行く資金稼ぎである。人数が多くなるとお金の負担が大きくなる。
健康増進でスポーツジムに通う
シニア層でフレイルなどの歩行障害にならないようにする健康対策意識が強まっている。年齢とともに体の筋肉の量が失われていくという事実が広まり、暇な時間がある健康意識が強いシニアがスポーツジムの会員になって筋トレを始めている。私が通うゴールドジムはデイタイム会員【月~金】10:00~17:00で月額7700円でお得。その上、平日の昼間にやってくる人は少ない。ゆったりと好きなトレーニング器具を使える。
デイタイム会員の多くは主婦層とシニア層である。主婦層の会員は筋トレよりも色々なスタジオプログラム(エアロビクスを中心に脂肪燃焼や、リズム感の養成、シェイプアップ、体力・脂肪・持久力の向上など、初心者から上級者まで、多彩なプログラム)に集中している。シニア層は筋トレである。
ゴールドジムに来るシニア男性は70歳以上が目立つ。肥満体型か、枯れて行く体型のシニア男性が多い。80歳を越えるシニアもいる。彼らにとってスポーツジムは健康増進と暇つぶしの場所になっている。受付の若い女性スタッフとお喋りができるのも魅力の一つになっている。
結論
- シニアは旅行、読書、グルメ、趣味にお金を使う
- シニアの楽しみ 1位「旅行」 2位「テレビ/ドラマ」 3位「読書やグルメ」
- 楽しみに対する1ヶ月の出費「旅行」は平均2.4万円、「グルメ」は平均1.3万円 (引用先:シニアの生活意識調査2020年)
- 子供家族と孫との交流にお金を使う
- 健康増進のためスポーツジムに通う