時々、通勤途中にある公園を覗く事が有る。公園のベンチに一人寂しそうに座って景色を見ている老人がいる。年齢からして80歳近い老人男性だ。彼の心の中を想像してみる。「仕事がしたくても働ける体で無くなった。毎日が日曜日だ。自宅にいると気がめいる。外の景色を楽しむならば、身近にある公園だ。ひょっとしたら、私のような孤独な老人と出会うかもしれない。」

私も生涯現役で仕事をする予定でいるが、何らかの事情で仕事をしたくても仕事が出来ない状況になったら、仕事に代わる時間の使い方を見つけなければならない。

多分、この問題はすべての老人が直面する。

仕事に代わる時間の使い方を探す

63歳の私が新しい事に興味を持つときは、好奇心が先に来る。好奇心の熱が高くなると動き出す。2年ほど前からChrome OSで稼働するChromebook(クロームブック)パソコンに好奇心を抱いていた。最初にASUS Chromebitというスティック型のChrome OS稼働の端末を1万円前後で買ってみた。

ChromebitはテレビにHDMIコネクターをつなげてテレビをモニターにして使う。これを使ってChromebookパソコンのように使おうとしたのだが、パソコンのように使うにはキーボードとマウスが必要になった。その上、キーボードとマウスを使うような距離でテレビ画面を見るのが辛かった。

結局、Chromebookパソコンのような使い方が出来ず、本命のChromebookパソコンを買う事になった。好奇心が先にあり、好奇心経由でアクションが起き、段々と興味が大きく育つ。

chromebook c302c

今はどうなったか?

本命のChromebook Flip C302Cを買って、Chromebookオフ会に参加!

横浜駅前に近くにあるスタバに到着。時間は、午前8時40分。スタバの中は、出勤前の一時をコーヒーを飲みながらスマホを見たり、新聞を読んだり、打ち合わせをしたりしているビジネスマンが多い。9時10分前から徐々に会社に出勤するためにスタバを出始める人が増える。出勤時間が午前9時に設定されている会社員たちだ。

同じように9時40分ごろになると出勤時間午前10時に決められている会社員たちがスタバを出て行く。残っているお客を見渡すと大学生とシニアが多い。今の時期は、大学受験で大学がお休みになっているからだろう。シニアは、定年退職した人たちで自宅にいられない老人たちかもしれない。

午前10時過ぎから11時頃は比較的スタバは席が空いている。私のようにノマドワーカーらしき若者が数人いる。パソコンをのぞき込みながら何やら仕事をしている。

1日中、スタバにいると人の流れが分かる!

定年退職を迎える知人がいる。60歳から65歳まで同じ会社で働き続けた方だ。会社員としてはラッキーな方である。誰もが皆同じ会社で65歳まで働けない。表向きは、65歳まで働けると会社は言っているが現実は特定な人だけだ。それが主婦には理解できないらしい。

どの社会にも表の顔と裏の顔がある。主婦は会社の裏面がわからない。当たり前であるが、生活している環境が違うので仕方がない。とは言え、65歳で定年退職を迎えて第二の人生を始めるシニアにとって、不安はいっぱいだ。

もう、通い慣れた会社に戻ることはない。社員証も名刺もなくなり、自己損失のような気持ちになる。会社を卒業した元会社員は、名刺が無くなった自分に不安を覚える。自分は一体どこの誰なんだと。

やりたい事が見つかれば不安は自然と消えて行く!

先日、私が所属するNPO団体の定例会に参加してきた。参加したメンバーの年齢が70歳以上のシニアたちだ。既に第二のキャリアとして転職した会社を卒業して時間を持て余しているシニアたちだ。NPO団体での活動が生き甲斐になっているシニアも多い。私のように60歳代のシニアは数える限りだ。

定例会では、既に生活上お金稼ぎと言う視点で活動していない人が大半だ。年金と老後の蓄えで生活が出来ている70歳以上のNPOメンバーがほとんど。60歳代のシニアは、NPO活動以外に自分なりの営利ビジネスをやっている人が多い。私もそうだが、60歳代は自分たちの老後のために稼げるだけ稼がないと後が無いからだ。

60歳代はビジネスを意識して生活を送り、70歳代は、隠居の生活を楽しむためにNPO活動をしている。

「もっとお金が欲しい」という欲求は70歳代以降自然と弱くなるのではないか?

70歳の声を聞くと働いていたシニアの3分の2が仕事を辞めるという。私はまだ63歳で現役だが、70歳で仕事を辞める予定はない。仕事を辞めても次に何をやれば良いか予定が無いからだ。好きな仕事で起業したのでそれを70歳だからやめるという理由はない。何かを継続的にやっている事自体が、余生の人生で最も価値があると私は思っている。

老人は好きな事をやる続けることで若さを保つ。

70歳で仕事を辞める人は、好きでもない仕事を雇用主からやらされているからではないか。70歳までずっと雇用主によって自由を制約されてきたストレスが70歳になった時に仕事を辞めさせていると感じる。

または、

自営業者であれば、健康上の理由であるかもしれない。色々な事情はあるが、私は健康が許す限り現役でずっと働きたい。別にお金が欲しいのではない。ビジネスをしていると社会の流れに付いて行けるからだ仕事を辞めると世捨て人のような存在になる事を知っている。

70歳まであと7年ある!80歳まで17年だ!

筋トレを週2回やり始めてから、何故か、三度の食事の後にトイレに行きたくなる。新しく食べたものの重さで腸の中のウンチを下に押しやっているのだろう。筋トレ週1回の時はこんな事が無かった。この現象が筋トレの影響かどうかは分からないが、便通が良くなったのは確かだ

あと、出来るだけヨーグルトと果実を食べている。

いつもはこんな感じだが、環境が変わると便秘になりやすい。精神的な影響があるのだろうか。腸の調子をいつも良い状態にしたいのだが、上手くコントロールが出来ないのは誰も同じではないか。

私は、便秘気味になった時は必ず柑橘類の果物(みかんなど)を多く食べる。そして、活発に動く事にしている。これでほとんどの便秘は治る。

おなかの調子が悪くなると体調も悪くなる

先ほど、電話でいつもの歯科クリニックに予約の電話を入れた。年に1回の歯石掃除のアポイントメントだ。兄はしきりに半年に一度歯科に行って歯石取りをしろと勧めているが、私の歯は63歳にしては優秀な歯だ。そのため、年に1回で十分だと思っている。当然、個人差はある。

成人の歯の数は、28本である。下記のチャートから60歳代の平均を見ると22本ぐらいになっている。この平均値から私の歯の本数を比較するとすこぶる私の歯は良い。28本ある。

tooth number(引用先:東京日本橋歯科

子供の頃に虫歯になって金属で被せている歯が4本あるだけだ。歯科に行くときは、被せている金属が取れた時か、歯石を取る時のどちらかだ。

入れ歯を入れた老人は食べたい料理が食べれなくなる!生まれながらの歯を維持しないとダメだ!

私が起業してから還暦の声を聞いた時、稼いで大金持ちになるという気持ちが何故か体から消えていった。お金の価値が年齢を積めば積むほど無くなっていく感じがしたからだ。子供は社会人に成り独立しているし、衣食住は満たされている。借金もない。特に大金を支払って買いたいものもない。若い頃に世界中を仕事で回ったのでどうしても海外旅行をしたいという欲望もあまりない。

お金は、毎月のキャッシュフローで生まれてくれば、それで生活が成り立つ。年金以外の収入チャネルを持てば、それが安心に変わり、経済的に困ることはない。

普通の生活をする範囲の金融資産が有れば、シニアは十分生活していけるのだが、ストックされた金融資産はどれだけ生きるかで足りなくなる場合がある。年齢も70歳を越えれば、誰も進んで雇ってくれない。何かの仕事を自分で作り、毎月のキャッシュフローが生まれるようにするしかない。

毎月のキャッシュフロー(収入)は毎日、毎月の生活が出来る金額で良いと私は思っている。多少は、ストックした金融資産を増やすために貯蓄ができれば最高だ。

不自然な欲は自分に都合が悪い結果をもたらす!

70歳以上まで働き続けたいシニアは、雇用年齢の限界を今から知るべきだ。老人を積極的に雇用する会社組織は、老人でないとできない仕事を運営している法人だ。そんな会社を見つければ、70歳以上まで働けるかもしれない。殆どの民間の会社は、誰もがやりたくない3kの仕事(きつい、汚い、危険)で人材を探している

先日の朝日新聞朝刊に入っていたチラシに面白い人材募集の広告があった。トラックの助手席に座っているだけの仕事だ。運転手が荷物を配達している時、大きなガスボンベをお客さんの自宅まで運び込んで取り換える時などトラックの運転席に誰かが座っていれば駐車違反で罰金を受けないで済む。

確かに道路に自動車を駐車している時に誰かがいる、いないでは駐車違反の罰金になる、ならないの違いがある。流通関連の会社が社員1名をトラックの駐車時に駐車違反にならないように助手席に座らせて置くのは人材の無駄である。

助手席に座っているだけならば、70歳以上のシニアでも出来る仕事だ。何のスキルも経験もいらない。そんな面白い仕事の募集があった。探せば、単純な仕事が見つかる可能性はあるが前提条件は、ある程度の体力と健康だ。

もう一つの面白い仕事は、人間のレンタルサービスだ。

老人と言う価値と人間であるという価値

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