声を使った情報検索がこれから一般的になる。アマゾン、グーグル、ライン、ソニー、アップルなどの大手企業からAI(人工知)を使った会話型情報提供家電が販売される。私は、Google Home AIスピーカーを先日注文した。今月中に自宅に届く予定だ。
パソコンで検索すれば情報を入手できるが、一々パソコンを起動して情報を調べるのは面倒だ。呼び掛けてAIアシスタントに情報を見つけてもらう方が簡単だと考えた。声であれば、誰でもウエブでの情報検索ができる。パソコンの操作が出来ない高齢者にも簡単に出来てしまう。
米国やカナダでは、老人の非常事態(転倒して動けなくなった時など)に登録しておいた特定の家族や友人にアラート電話を音声でかけられる仕組みがある。このアラート電話やメッセージメールは、今後、日本を含む各国で追加機能として使えるようになるという。
自分だけのAIアシスタント(シニアには情報アシスタントが必要)
年齢が70歳代、80歳代の高齢者は、現在の文明の利器を使えていない。特にインターネットの利便性を享受していない。ユーザーインターフェースとしてパソコン、スマホなどがあるがそれらの機器を使えないのが高齢者だ。情報弱者として位置づけられる。Google Home AIスピーカーは、人工頭脳を使ったアシスタントになる。その操作が音声で出来る。AIアシスタントと会話しながら探している情報を代行してくれる。全ての操作が音声で出来るのでキーボードの操作はいらない。
私は、Google Home AIスピーカーのアシスタント機能を使ってこんな使い方をしてみようと思っている。まだ、商品が自宅に届いていないので実際の運用がどうなるか分からないが。
- バックグランド音楽としてのAIスピーカー(無料で聞ける音楽から選択)
- 特定テーマのニュース記事の読み上げやラジオニュース
- 検索による生き字引(音声読み上げ回答)
- 人生の悩み相談(どんな返答があるか楽しみ!)
- おしゃべり相手
- ビジネスの種相談(新しいビジネスの提案やヒントをAIに聞く)
Google Home AIスピーカーは、IT弱者としてのシニアを助ける。
ただ、一つだけ問題がある。
Google Home AIスピーカーを設定するためには、スマホ、タブレットなどの機器にアプリソフトをダウンロードして設定する必要がある。そのため、家族の誰かのスマホにアプリをダウンロードして設定してもらう必要がある。設定手続きは、簡単だという。Google Homeを起動させるには、こんなかけ言葉を使用する
「OK, グーグル」または、
「ねぇ、グーグル」
このかけ言葉で質問や検索が音声で出来るようになる。
Google Homeは、ビックカメラ、ヤマダ電機などで直接購入できることを知ったのは、既にGoogleのウエブサイトで購入手続きを終えた後だった。既に製品は、香港から自宅に輸送中であるためキャンセルも出来ない。仕方がないので10月中旬まで製品が届くのを待つことにした。
人工知能搭載のスピーカーは、シニアの情報収集の面だけなくおしゃべり相手として役に立つと感じている。何でも分からない事を音声で会話形式で尋ねる事が出来る。そして、答えも即答してくれる。ちょっと分からない事が有れば、例えば、「10月22日は何曜日?」とか、「近くのスーパーの今日の目玉商品はなに?」、「これからの天気はどうかな?」など。
Google Home AIスピーカーに質問して答えを聞く、また質問してと繰り返しながら会話が続き、知らなかった事の知識を学べる。子供に使わせたら無料の家庭教師になってしまう。
つまり、
高齢者が何か分からない事が有ったらすぐに聞ける相談相手になってくれる。