なぜ、自宅よりもデイサービス施設が良いのか?

嬉しい出来事が起きた。85歳の要介護5の義母だ。デイサービスに週3回行き始めた。自宅にいた時は、食欲がなく体力を失い始めていた。自宅では、一人ベッドに寝ているだけの生活であった。テレビを見るにしても本を読むにしても家族を煩わせないために一人で時間を潰していた。

背中の圧迫骨折で介護ベッド生活を始めて骨折はだいぶ治ってきているのだが、ベッド生活のため体全体と足の筋力が衰えてしまった。ベッド生活では食欲が出ず、体力が落ちるといった悪循環になってしまった。

嬉しい出来事は、デイサービス施設に試しに行かせたことだ。デイサービス施設で新しい仲間と一緒にお喋りをしたり、ゲームを楽しんだり、ランチをしたりして帰宅の送迎で笑顔で帰ってきた。デイサービス施設での時間が良かったのだということが直ぐにわかった。

食欲不振で体力が衰えてきている高齢者ならばデイサービスを利用してみることだ!

義母は、デイサービスに行き始めてから精神的に満たされ始めたようだ。デイサービスの無い日には、精神状態が不安定で食欲がなく、寝ているばかりであった。デイサービス日には、今日着ていく洋服のことを考えたり、お化粧をしたりしながら、デイサービス施設に行く準備をしている。

まるで人が変わったように顔が生き生きしている。

義母は、自宅で一人で何もしないでいる生活からディサービス施設でお喋りなどが出来るワイガヤ生活を求めていたのだ。自分で歩き回ることが出来ないが、車椅子に乗らされて介護ヘルパーに従って色々なデイサービスプログラムを体験する。毎回違う仲間と出会い、お喋りが出来る。それが非常に楽しいようだ。

デイサービスのお陰で体を動かす活動が増え、体が食べ物を求め始めた。デイサービス施設が提供するランチを新しい友達と一緒にお喋りをしながら食べる事で体が必要なカロリーを定期的に取れ始めた。以前の生活では少食であった義母だが、103歳の老人の食欲を見て刺激されたようだ。

長生きをするには、年齢に関係なく沢山食べてエネルギーを取る必要があるということを悟ったようだ。103歳の高齢者が自分より沢山ランチやおやつを食べている姿に驚嘆したようだ。

デイサービス施設で出会う老人たちとの刺激が義母の精神に良い影響を与えた。(1)お喋りが出来る、(2)他の老人からもっと食べなさいよと言われて食べる努力をする、(3)老人仲間と一緒に遊びをする、そして、(4)疲れたらいつでも安心して一休み出来る仮眠ベッドがあることだ。

デイサービス施設での良い体験がなかったら、義母は自宅で食事があまり取れず、体力を消耗し、衰弱死していたかもしれない。

93歳の義父も家内も義母がデイサービスを楽しんでくれたことを喜んでいる。義母は、もっとデイサービスに行く日を求めているようだ。デイサービスは義母の健康面の問題を解決してくれた。

  1. 不安定から安定した精神状態になった
  2. 食欲が出て、たくさん食べるようになった
  3. デイサービスで体を動かすことで体力がついてきた
  4. 介助付きで歩いてトイレ訓練ができるようになった

高齢者によっては、デイサービス施設に行くことを嫌う人がいる。昔のイメージと今のイメージは違っているのでそんな老人には、その違いを肌で感じて貰う機会を作ると良い。お試しで1日だけ試してみる、または、見学をして見る機会を作ることで考え方を変えることが出来る。

今まで異性の老人と話ができなかった環境から気楽に異性の高齢者とお喋りができることを義母は大変喜んでいる。同じ仲間が居るという共通認識を持つとデイサービス施設は老人たちの楽しい遊び場になる。