何がシニアにとって良い思い出になるか?

64歳になって子どもたちが大人になり、独立した生活を送っている。時々、海外に家族旅行にでかけた思い出を思い出す。家族全員で出かけた海外旅行は2度ある。最初の海外旅行先は、フロリダにあるディズニーワールド。2度目は、カナダのバンクーバーと米国のシアトルである。

家族全員で旅行は、なぜか、良い思い出となっている。

長男が結婚して来月披露宴が開催される。長男との思い出は何であったのだろうか。記憶を辿っていかないとイメージが出てこない。披露宴の締めで父親の挨拶がある。儀礼めいた話し方は出来ないので普通の話し方でやろうと思っている。話す内容をどうするか。長男との思い出が沢山出てくれば話しようがあるのだが、幼い頃の思い出が出てこない

米国フロリダ州オーランドにあるウォルトディズニーワールド! 

私が米国留学から帰国して最初に勤めた会社で海外事業部に所属していた。会社の仕事で海外視察旅行を任された。米国のIT企業視察からエンターテインメント施設まで企画した。その中の1つとしてフロリダ州にあるウォルトディズニーワールドがある。仕事での海外視察旅行であったので観光旅行という気分では無かった。 

海外視察旅行後、まだ独身の私はこんな夢を抱いた。 

いつか、家族が出来たら皆でフロリダのウォルトディズニーワールドに連れて行こうと。 

この夢は、私が36歳の時に実現した。長男が6歳、次男が3歳ぐらいであった。4人家族で成田からダラス経由でフロリダオーランド国際空港に到着した。成田から予約していたホテルに到着するまで24時間かかってしまった。子供たちは疲れて寝ていた。予約していたホテルがイメージと違っていたので翌日は新しい宿探しを兼ねた周辺のドライブであった。

幸運にも仕事でいつも利用していたマリオットホテルグループのレジデンスイン(Residence Inn)が1週間99ドルのキャンペーンをやっていた。長期滞在型の宿泊施設であるので自炊が出来る。毎朝、受付近くにあるレストランで無料朝食がバイキング形式で提供される。

長男、次男にとって初めての海外旅行であった。仕事で貯めたUnited Airlineのマイレージが100万マイルあったので家族4人分をビジネスクラスでチケットを取った。それでも疲れた旅であった。

長男と次男は、私の夢の一部になってフロリダのウォルトディズニーワールドに連れてこられたのだ。家族でウォルトディズニーワールドに遊びに行く。これが私の長年の夢であったからだ。

ウォルトディズニーワールドには、シーワールドがありイルカやシャチのショーが開催されていた。高速道路の至る所にSea Worldの看板がデカデカと立てられていた。子供たちにシャチの事を英語で言うと何と言うか教えてあげた。シャムー Shamuという。

なぜか、今も子供たちはシャチの事をShamu(シャムー)と覚えている。大人になってもシャチの事を英語で何と言うかと聞くと直ぐにシャムーという答えが直ぐに返ってくる。

私の思い出は、子供たちと一緒に家族旅行をした事かもしれない。

もう一つは、ディズニーワールド以外にケネディ宇宙センターに家族と一緒に訪問したときの事だ。自動車で2時間ぐらいかけてフロリダ州ブレバード郡メリット島に行った。多くの観光客がケネディ宇宙センターに向かっていた。ちょうどその日は、アポロロケットが発射される予定日であった。

突然、前方を走っていた自動車数台が道路脇に急停車した。 何事かと私たちも自動車を道路脇に止めて様子を見た。米国人の家族が皆外に出て空を見ていた。しばらくして、皆車に戻りスペースセンターに向かい始めた。一体、あの出来事は何であったのだろうかという出来事であった。

後で聞いた事は、アポロロケット打ち上げの誤報がラジオであったからだという。 

ケネディースペースセンターでアポロロケットを見ながら観光ツアーのチケットを買う列にいた。その時、米国人家族4人が私たちの前の並んでいた。可愛らしい女の子が二人だ。ちょうど、長男と次男の年齢と同じぐらいであった。彼女たちが長男に何やら英語で話しかけてお菓子をあげようとした。長男は、恥ずかしがって母親の後ろに隠れてしまった。綺麗なブロンドの女の子であった。 

長男との思い出はこんな事しか今は思い出せない。 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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